ぎんちゃんの手紙

ぎんちゃんの手紙

ぎんちゃん
 ウェルッシュ・コーギー・ペンブローク・男の子 トライカラー(白・黒・淡茶) 永遠の14歳
 新”ぎんちゃん  ラグドール・男の子2008年8月生まれ
いまは ぎんまる(ヒトのオス)が好きに書いてます

Amebaでブログを始めよう!

 あけましておめでとうございます (^_^)

 

 1年は早いもので、新型コロナで自宅待機、不要不急の自粛、からの不景気であっという間に2021年になってしまいました。

 

 新年のネットでのわたしのお仕事のいっぱつ目は、

恒例の『2021年 今年ブレイクしそうな女の子』

または『2021年 今年ブレイクして欲しい女の子』です。 <(_ _)>

 

 えーっと今年は、テレ朝で放送されている『あざとくて何が悪いの?』に出演した女の子たちを中心に選びました。

そこそこ期待出来る目を引く女の子が多く出演しましたから。

 

小西桜子(さくらこ)さん。わたしの今年の一押しです。テレビドラマ『猫」を見て、「おーっ!」と思いました。表現として良いか分かりませんが、普通に居そうで、普通に側に居ない、思い当たらない可愛いらしい女の子です。はっきり言えば、上白石萌音さんよりイイ。十倍イイ。彼女で連ドラ作って欲しいな。

 

吉田志織さん。映画『チワワちゃん』のあのチワワちゃんですw サラサーティのCMを何度も見ているうちに可愛いなーと思うようになりました。『あざとくて何が悪いの?』でもイイ感じの猛禽ちゃん遣ってます。例えば、テレビドラで新木優子さんや吉岡里帆さん、土屋太鳳さんに対抗する(ライバル)役かなんかやって欲しい。二人でドロドロした相手を傷つける愛憎劇を繰り広げて、互いの家庭(、恋愛)を壊し合うようなwww ちょっと古い人ですが、さとう珠緒さんっぽい雰囲気があるから、男を手玉にとる小悪魔でヒロインを困らせる役なんかいいと思う。

 

茅島みずきさん。2019年ポカリスエットのCM、2020年資生堂「SHISEIDO ピコ」のウェッブCMで話題になった子です。可能性を感じる顔と表情を持っています。資生堂とか装苑とか方面のモデル顔ですから。テレビや映画の主演は遅れそうですが、映画『青くて痛くて脆い』に出演してしていたので、杉咲花さん、松本穂香さん、森七菜さんに続いて売れて行くかもしれません。期待が大きい女の子です。年明けのNHKドラマ『ここは今から倫理です。』でたぶん主役扱いで出演します。この『ここは――』には池田朱那(あかな)さんも出演していて、この子もドラマの番宣を見ると可愛い子です。二人とも弾みがつくと良いなと思います。

 

長澤樹(いつき)さん。明治エッセルスーパーカップのCMに出ていました。わたしこの子の顔好きです。モデル顔っていうんですかね。今年16歳の期待の新人といった感じです。映画『光を追いかけて』に主演しています。映画が話題になってブレイクしたらイイなー (^_^)

 

森日奈美さん。まだまだ情報が少ない女の子ですが、去年あたりからテレビドラマで注目されだした気がします。東宝芸能らしいので、上白石萌音さん、萌歌さん姉妹、浜辺美波さんと同じ事務所です。事務所が四人に対してどのバランスでテレビ、映画製作会社に推すのか分かりませが、ちょっと個性がある可愛い顔と思いますから、出演したドラマに恵まれれば、一気に浜辺美波さん、上白石萌音さん、萌歌さん姉妹を抜いて人気者になる可能性があると思います。ベテラン男優さんと親子物とか、『相棒』、『科捜研の女』のような長寿ドラマにレギュラーで出演できれば。

 

瀧内公美さん。柄本佑さんとW主演の『火口のふたり』で話題になった人です。2020年はいろいろなテレビドラマに出演していました。現在31歳ですが、落ち着いた大人の女性の色気と佇まいがあり、良妻賢母ものでも不倫、艶女ものでもいろいろな役柄の展開が考えられる人だと思います。サスペンス物でも、目撃者役、女刑事役どちら側でもイケると思います。

 

桃月なしこさん。最近の銀髪のウィッグを付けたパンダのコスプレをしたサカイ引っ越しセンターのCMを見てから、ブレイクしそうな可愛さだなと思いました。コスプレが似合ってイイ感じなのでそっち方面の(特撮ヒーロー物やSF、異世界もの)のテレビドラマや映画に出演したら売れるんじゃないかと思っていたら、彼女有名なコスプレイヤーだったんですね。そりゃ似合うよね、本業だものw 年齢が現在25歳というところが、少しリーチきてる感じですが。五歳若ければなー、浜辺美波さん、森七菜さん、久保田紗友さん、上白石萌歌と同い年になって、出世争いが面白くなるんだけど。個人的な意見ですが、仮に『鬼滅の刃』が実写されるなら竈門禰豆子役は桃月なしこさんが良いと思う。噂されている、橋本環奈さんや浜辺美波さんより。セリフは「おーっ!」とか「うーっ!」なので問題ないし。桃月なしこさんがアクションできるがどうかわからないのが心配だけど。

 

最後に、今年ももう一度推させてください。黒島結菜さん。まだまだイケる。まだまだ売れる人だと思います。もう少しアクセルを踏んでエンジンを回した活躍を期待したいです。今年24歳になり、大人の女性としてイイ顔になってきたと思います。テレビの連ドラ、映画の主役、ネットチャンネルのドラマの主役、どれでも話題を呼ぶと思います。もともと演技には定評がある人ですから。あとはキャスティングに恵まれるだけでしょう。

 

番外として……ずるいですが(笑)

上國料萌衣(かみこくりょうもえ)さん。アンジュルムの子です。今年もう22歳になるらしいので、さっさとアンジュルムを卒業してもらって、モデルとタレントに専念してもらいましょう。勝手なことを言ってますw 『あざとくて何が悪いの?』でこの子も猛禽ちゃんしてます。本当の性格は逆らしいですが、あそこまで”盛れれば”十分でしょう。アイドルから演技派女優に展開して欲しいです。でもなー、アンジュルム卒業しないだろうなー。ファンが卒業止めるだろうしなー。だから番外で推し、密かに期待してます。

 

今年は以上です。 <(_ _)>

 

 

あけましておめでとうございます <(_ _)>

 

毎年恒例の、新人の子のブレイクを予想するブログです。

やめ時が分からなくなってます(笑) (^_^)

 

今年は『CM NOW』を買わず、ネットでの評判だけで書きます。もう雑誌は乃木坂グループで占められていて、参考にならないです。

それでは、

 

松風理咲さん。去年から今年のネットで要注目と上げられている女の子です。堀北真希さん、内山理名さんの妹分てきな存在として期待されているようです。小芝風花さんに似た子です。2016年のキットカット(受験シーズン)のにも出ていた子なので覚えている人もいると思います。確かに堀北真希さんに似た雰囲気がありますね。人気が本格的に出るかは、これからの仕事次第だろうと思います。

 

辻千恵さん。年齢は26歳と少しお姉さんです。青文字系ファッション誌のモデルとして今一番活躍が期待されて女の子です。顔やプロポーションの見た目は、忽那汐里さん、のん(能年玲奈)さんの若い時、髪が長かった時に似ている気がします。フレッシュで透明感を感じさせるのでCMはどのジャンルもイケそうです。映画、テレビも監督・ディレクター次第でいろいろ遣れる気がします。

 

加藤小夏さん。綺麗な顔をしています。身長も164センチあるらしいのでテレビドラマも男性主役のドラマのヒロインでイケるかもしれません。目の下の泣きぼくろがチャームポイントとしてテレビバラエティーで芸人さんウケするかもしれません。トーク力は未知数ですが、インスタライブなどを見る限り普通にできるので、あとはスベらないネタを持っているかで人気が出るか、1、2年で消えるかを決めると思います。現在二十歳はトップランナーの広瀬すずさんも居て激戦の世代です。頑張って生き残って欲しいです。

 

蒔田彩珠(まきたあじゅ)さん。是枝裕和監督の最近の映画に多く出ています。少しずつ演技力が上がってきていると評判です。満島ひかりさん、安藤サクラさんのユマニテに事務所を変えたので、本格的な女優を目指そうという意思を感じます。日本を飛び出して国際的な女優を目指しても好いかもしれません。身長は低いですがw

 

南紗良さん。第二のガッキーと呼ばれているようです。新垣結衣さんにも似ていますが長澤まさみさんにも似ている気がします。映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で吃音症のヒロインを泣きながら演じ、沢山の新人賞を貰いました。姿だけではなく実力も期待されています。ライバルとして上がるのが『志乃ちゃんー』でW主演の蒔田彩珠さんと、なぜか上白石萌音さん、上白石萌歌さん姉妹です。上白石姉妹とは近い時期に『午後の紅茶』に三人ともCMに出ていたのと、三人とも歌っていたからライバルとしてあげられているんだろうと思います。東宝以外の製作会社の映画にばかり出ているから東宝シンデレラのライバルとして煽ってるのかもしれないけど。それくらい期待されている子です。

 

高山葵さん。蒔田彩珠さん、南紗良さんと同い年です。代々木ゼミナールのCMで話題になった女の子です。情報が少ないのですが、ネットで名前を何度も見ますので、InstagramなどのSNSなどで人気があるのかもしれません。今年から映画、テレビで頭角を現す子なかのかもしれません。

 

吉田美月喜さん。かんぽ生命のCMで自家用飛行機を自分で整備して飛び立つ女の子を演じて話題になった子です。この吉田さんも情報がまだまだ少ないですが、事務所がスタダで東京ガールズコレクションのステージにも立ったといことなので、モデルでの活動をメインに考えている子かもしれません。でも映画、テレビでの活躍も期待したい子です。

 

鶴嶋乃愛さん。この子を最後に上げさせて頂きます。越智ゆらのさん、みるかさん(はみがきちゃん)姉妹に似ている(似せている)と噂されている激辛の女の子です。Popteenで活躍していて、越智姉妹にいろいろと似ているという噂なのですが、地上波のテレビ的には鶴嶋さんの方が売れています。ぼくはテレビ、映画で活躍出来るかを予想しているので、SNSでの人気はまず、とりあえず、考えないことに…します(^_^;) 甘めな雰囲気がいいと思います。YouTubeなどで確認するとしゃべりはハキハキとしているので、セルフプロデュースを考えていろいろキャラを作っている感じがします。ぼくは自己演出の上手さを買って鶴嶋さんを最後に上げました。バラエティー番組でもハネそうな性格を感じます。

 

年明けにビッグニュースが入りました (^_^)

ついに乃木坂46の白石麻衣さんが卒業します。いまから楽しみです。乃木坂46の看板、後ろ盾がなくなった白石さんは自由に羽ばたくのか、失速するのか。

今年、正月の箱根駅伝、途中途中のサッポロビールのCMで沢山顔を見た、元乃木坂メンバーの西野七瀬さんを見て、西野さん良いかもしれないと思いました。その思っていた矢先の白石さんの乃木坂卒業なので、いやー楽しみですわ。女優、モデルとして二人がガチに人気を競う時が来ました。

世間では横並びの評価はまずなく、優劣を付けられ評価されます。どっちが演技が上手いか、身につけた商品、愛用していると紹介した商品はどっち売り上げが良いのか。売れると期待されCMの本数があるのか。CM出演のギャラが高いのか。

本当に、今年の正月に西野さんのことを初めて良いと思ったので、白石さんの卒業、独り立ちはわくわくします。

ぼくの中では、いま、西野さんが身体半分リードしています。

感想の後半は褒めます (^_^)

 

モヤモヤするとか言って前半は文句ばかり書いたので、後半は褒めます。

 

あーりんの芝居は惜しい気がします。

スケールの大きさを感じませんでした。テレビカメラ、映画のカメラの前なら顔のアップ、バストラインなどの画角サイズなので、”普通”に話していても普通に聞こえ伝わるのですが、劇場での芝居はいくらマイクを口元に付けているからといえ、劇場の後ろのお客様にまで伝わるようにセリフを言わないと迫力が出ないんです。

明治座の舞台に立ったこともない、明治座で見ていた経験しかない私ですが、そう思います。

かなこちゃん。セリフに迫力がありました。感情の乗せ型がメンバー3人と違っていたので、きっとどこかで誰かから教わったんだろうと思います。でも着物を着ての動きや所作にわざとらしさがみえたので、動きには指先、足先まで気を配ったほうが更に良くなると思います。

玉さん。殺陣やアクロバットは魅せるものがありました。ただ今回は3番手役4番手役なので、セリフの面やストーリーの面で重要な役割を振られていなかったので、玉さんファンからすればチトつまらなかったと思います。もちろん本人も。

次回(2年後)の明治座公演では玉さんが座長となって、主役として活躍してほしいと思います。

その前に、以前書いたように劇団☆新感線にゲスト出演して、経験を積んでも尚にイイと思います。

れにちゃんも3番手、4番手のポジションだったので、殺陣とアクション以外は特に見せ場はありませんでした。オラキオさんと二人で、ミニコントをする場面でもあれば、また違っていたのかもしれませんが、コント女優、コメディエンヌとしてキャラがついてしまうと、アイドルとの両立が難しくなるかもしれません。またシリアスな役柄がれにちゃんに来た時に、観客が勝手に笑いの要素をにちゃんに求めたりすることになるかもしれません。難しいところです。

 

なんか褒めてませんねぇw 

 

ももクロ4人の一部の演技と二部のパフォーマンスは、まあ…上でわたしはごちゃごちゃ書きましたが、ネットなどの他のモノノフの反応を読むと褒めている人が少なくないので、悪くはなかったんでしょう。

やっぱり天邪鬼です (^_^;)

 

2年後の明治座に、ももクロ一座は帰ってくると発表がありましたから、2年後に向けて思うところを書きます。

 

共演者の直次郎役の小多田直樹さんと木之崎屋役の高木トモユキさんは面白いですね。良いと思います。動きも声も特徴があって、これからももクロの現代劇、時代劇で共演できたら、モノノフは覚えていて、もっと好感度が上がる役者さんだと感じました。わたしが見た回では最後のMCでお話が聞けませんでした(たしか…)。藤澤アニキさんともう一人別の方でした。

Wikiで調べたら、お二方ともに舞台経験が豊富なかたのようで、例えば刑事物やサラリーマン・OL物(会社群像活劇)などにももクロが出演した時に、ムロツヨシさんなどとも一緒に共演出来たら面白い物が出来そうな予感がします。

 

虎五郎役の新日本プロレスの飯塚高史さんは、貴重な悪役の誕生を感じました。一昔も二昔も前にプロレスラーの大先輩のキラー・カーンさんや初代上田馬之介さんは、私の記憶では芝居や映画、テレビで登場しただけで身体の大きい乱暴者(子分、手下)という役を多く演っていました。もっと大先輩のデストロイヤーさんも、テレビバラエティーで股旅者の格好をした記憶があります。昭代上田馬之介さんは亡くなり、キラー・カーンさんも大分高齢になりました。飯塚高史さんは先輩二人の後を追って役者の仕事を増やしたらどうでしょう。これからもももクロと多く絡んでほしいなと思います。

 

見習い女中(見習いくノ一)の愛来ちゃん、大平ひかるちゃん、高井千帆ちゃん、内藤るなちゃん、平瀬美里ちゃんの5人に明治座の帰り一階ロビーで見送って貰いました。舞台用の化粧が似合っていて良かったと思います。若い役から年齢を十才以上もうえの役まで、今からでも出来そう雰囲気でした。褒めてます。舞台上の演技や発声はまだまだ修練が必要に感じました。舞台映えする立ち姿でしたので、アイドル活動の他にも舞台の仕事も多く入れて貰って、今から修行を積めば二十代後半から三十才くらいの頃、もしかしたらアイドルを続けるか悩む頃に、舞台女優として生きていこうと考えられるくらいに成るかもしれません。

 

わたしが観劇に行った8月23日は17:10から、アメフラっシのメンバーの(愛来、大平ひかるを除く)鈴木萌花ちゃん、市川優月ちゃん、小島はなちゃんの中から、アコースティック・ライブ①「はなもえか ふたり舞台」として鈴木萌花ちゃん、小島はなちゃんが明治座ロビーでパフォーマンスしていました。残念ながら歌は最後の一曲だけしか聴けなかったけれど、終わりのMCを一生懸命に話す姿に好感が持ちました。ステージ脇のスペースに立っている(たぶん)モノノフにも、何度も頭を下げて丁寧にMCをしていました。古屋さん以外にも付いているマネジャーさんかな、男性スタッフもステージ前、周りに集まっている観客に頭を下げていました。(会社の)大人がアイドルと一緒に頭をファンに下げて挨拶したり、感謝したりする姿はファンとしても気持ちがいいです。偉そうにそっくり返って気持ちがいいという意味じゃないですよw アイドルにもそのスタッフにも好感が持ているという意味ですよ。

今はまだ思うように売れなくても、頑張って欲しいです (^_^)

 

2年後に再び明治座に帰ってくると決めたということはももクロの活動の柱に舞台を加えると、本気で川上さんを含めた、メンバー4人も含めたももクロチームが考えていると察せられます。

舞台に本格的に進出する気持ちがあるのなら、舞台、芝居も大好きなわたしは、まだまだももクロを応援して行こうと思います。

世界ツアーもして欲しいんだけどなー (^_^)

ももクロ一座特別公演『姫はくノ一』観てきました。

今回も千穐楽を待って感想を書きます。

一部・二部全部を見終わっての、まずの感想はモヤモヤするです。

 

公演の公式パンフレットには、演出の本広克行(監督)の言葉で

『いっぱい笑えてちょっぴり泣ける。そして笑顔で劇場を出る』とありました。

私の感想では、ももクロの公演は「笑い」と「アクション」が盛りだくさんだけど、「人情がないなー(もしくは少ない)」と感じた芝居でした。

明治座や帝国劇場、新宿コマ(惜しくも今は姿形も無き)、新宿厚生年金会館(やはり今は無き)などで、祖母に連れられて30年前35年前に観たわたしの経験で書きます。

「笑い」と「人情」芝居が明治座に掛かる芝居だろうと思います。

芭蕉の「おもしろうてやがて悲しき(鵜飼哉)」を変じて、「おもしろうてやがて悲しき、喜劇かな」です。

吉本新喜劇や松竹新喜劇が毎日上演されている、大阪の人ならより分かりやすいでしょう。テレビで観ている関西圏の人も何となく分かるでしょう。

わたしはアレだと思います。古くさい糠味噌のように臭うかもしれない。梅干しのように塩辛く酸っぱいかもしれない。

しかし、前半は大いに笑い、前半途中、後半から主人公の身の上や主人公の周りに迫る境遇にハラハラして、最後は「雨降って地固まる」かのように良い塩梅に治まり、「良かったね」とホロリと涙が落ちる。といったのが昔から日本人が好きな芝居の定番です。

もっと遡って、能や文楽、歌舞伎にまで振り返れば、また違った定番の脚本で演じられているのですが……。悲劇色強いとか、馬鹿馬鹿しい内容とか、回りくどいストーリーの物が定番だったりしますw

 

ももクロが明治座で上演した芝居は、例えるならば昔懐かしいテレビバラエティー『全員集合』のオープニングで、ドリフターズが演じていたコントです。笑いとハラハラするアクションを見せて、最後はドリフのメンバー全員で舞台上から逃げる。ももクロは逃げはしないけれど、「脇役なんてない、みんなが主役だ」とか、あや姫と桃亀藩殿との親子の仲直り、あや姫の大人の女性への成長などと、治まったように見えるクライマックスがありました。

あったけれども、アレでは泣けないです。最初、元々元気だったあや姫さまが江戸に来てから元気が無い。亡き母を思い出して日々泣いている。お付きの者も手を焼いている。父である殿にも心を開かない。その裏では田貫腹ェ門が桃亀藩乗っ取りを考えている。または自分の息子との政略結婚を考えている。あたりからストーリーを回して、最後に佐助やカナコ、シオリ、レニなどの忍者くノ一の活躍があって陰謀は防がれる、「脇役なんてない、みんなが主役だ」とあや姫さまが気づいてのクライマックスなら少しは人情劇になったかもしれないです。

しかし「あんみつ姫」+「くノ一忍法帳」では、喜劇にはなっても、

ホロリとさせる人情劇にならないでしょう。

 

鈴木聡さんの脚本、本広克行監督の演出も三回目になるとか。そろそろ別の方に脚本、演出をお願いしてはどうでしょう。

何でも新しいから良い訳ではないです。定番や古典を知り(身につけ)、その上で新作に挑戦する。

最近言われている、「型から入り、自分の身体に染みこませ、型から自由になる」というのを勉強してどうでしょう。

 

二部についても書きます。

もう少し…というかもっと盛り盛りの歌謡ショーが見たかったです。

ももクロのホールコンサートレベルのステージセットと演出。

もっとキラキラとした、いやギラギラとしたステージを期待していたのですが、ステージセットの基調は「黒」。演奏曲も少なめ。

あと二、三曲、もっともっと四、五曲くらい一気に、計10曲くらい演ってくれたなら満足、お腹いっぱいに感じたと思います。

二部も再考の余地ありです。

ももクロのコンサートであって、今までのももクロのコンサートじゃないキラキラ・ギラギラした光輝く、マツケンサンバか北島さぶちゃんかというももクロの4人がステージにいる演出がみたいです。

限定版Bの特典「ZZVer.」の感想を書きます。

 

その前に、アルバムのボーナスtrack『ももくろの令和ニッポン万歳!」の感想をもう少し書きます (^_^)

 

前の『ももくろのニッポン万歳!』は、2011年の『バトル アンド ロマンス』の収録曲というのもあって少々古くなりました。

具体的に言えば現在までに九州で熊本地震がありました。大阪北部で地震があり小学生の女の子が登校中に無くなりました。北海道でも地震があり北海道内の多くが停電になりました。山々も崩落しました。広島では50年に一度100年に一度の大雨が2度、岡山でも大雨災害ありました。御嶽山は噴火して57人の犠牲者をだし。草津白根山も噴火して自衛隊員1人死亡11人の重軽傷者が出ました。那須では高校スキー部の合宿で8人死亡の痛ましい事故が起きました。

東日本大震災を念頭に東北地方だけに「頑張れ! 頑張れ!」と言ってもいられなくなったのです。

『ももくろの令和ニッポン万歳!』では日本全国で使えるように”考えた”歌詞に変更されました。正しい判断だと思います。日本は自然災害と一生付き合ってゆく運命(さだめ)の自然豊かな土地です。

「綺麗な海川 大好きです」「でっかい山々 大好きです」「田舎も都会も 大好きです」という最後のメロ、これからもどこかで起きるだろう、地震や大雨、噴火、津波、山火事、雪崩による痛ましい悲しい災害に遭った人びとに対して、寄り添おう励まそうとするももクロにぴったりの歌に成りました。

「令和Ver.」も楽しいですしね (^_^)

 

「ZZVer.」の10曲についての感想を書きます。

まずこの10曲はLIVEで人気のある10曲なので、今回アルバムの形で聴きましたが、私たちが多く耳にする”歌の形”はライブ会場でDMBによる演奏の形だと思います。だからこの特典のBPMでの形ではない。生バンドをバックに歌いパフォーマンスする形でしょう。

有安杏果が抜けて、5人から4人になったももクロが、人気曲10曲をLIVEで披露するときの4人Ver.の新しい歌割りのお披露目という意味でしょうねぇ。ただ歌割りをお披露目しても面白くないし芸がないので、BPMを強目にしていろいろなアレンジャーさんにお願いして、面白くして貰いました、という感じではないでしょうか。

もう少し書くならば、ももクロ4人は歌唱力と共に歌手としてのスキルも上がったようで、無理に”力”(力んだ)を入れた歌い方をせずにサラリと歌入れをしていることに成長を感じました。

カラオケでもそうでしょ、ヘタ(下手)が力んで絶叫して歌っても、上手くも聞こえないし騒音にしか思えないでしょう。感情を込めて歌っている本人は気持ちいいんでしょうけどw

 

ももいろクロバーZ 5枚目のアルバム『MOMOIRO CLOBER Z』の感想を簡単に書きました (^_^)