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アントニオ(教授)のブログ

ライブや芝居や映画などのレビューを書いていきます。かなり偏ってますが(笑)

ツアー初日、あまりにも良すぎた、素晴らしいライブだったので、速報ブログです。今回はこの後、神奈川県民、高崎、浦安、川口に参戦するので、後日また改めてブログ書きます。

という訳で、ネタバレ有りなのでご注意下さい。

森高さんの楽曲がツアータイトルになる35周年イヤー、今回は「今度はモアベターよ!」です。森高さん、常に新しい「森高」を見(魅)せてくれるので、その意味では常に「モアベター」な訳ですが、今回は衣装に秘密があるとのこと。冒頭のMCで、「この衣装、見覚えのある人いますか?」と観客に問うたその衣装は、1990年、学園祭を回っていた頃のツアー衣装。以前の衣装もモアベターに着こなす森高さん。「登場した時、もっと「わぁー!」と歓声上がるかと思ったのに」と若干不服そうな森高さんでしたので(笑)、これからライブに参加する方々、最初に森高さん登場したら「わぁー!」と沸いて下さい(笑)。

7月までは夏曲中心のセットリストとのこと、この日は「オーバーヒート・ナイト」の披露がありました。とにかくカッコ良かった。盛り上がりました。「発売当時は「これは売れないなぁ」と思ったら、案の定売れなかった。当時は大人っぽくてうまく歌えなかったけど、今なら、ね(あやふや)」というようなMCがありましたが、確かに、「ミーハー」以前の楽曲だけのライブを観てみたいですね。ちなみに私は「GET SMILE」が一番好きです。

今回披露された楽曲で特筆すべきは、やはり「七夕の夜、君に逢いたい」でしょう。多分、ライブで聴くのは、少なくとも私は初めて。目の前に天の川が見えました。是非会場で聴いて欲しいです。大げさではなく、会場中が1つの宇宙になって、全員が星々の1つになって、会いたい二人を見守っているような、そんな抱き抱かれているような雰囲気を感じました。素敵でした。7月8日、高崎芸術劇場、七夕の翌日、また特別な感情に抱かれそうです。

そして、ラストに向けて「とうとう、最後4曲になりましたぁー!」とのMCが。「最後4曲」って、そんなMC初めて聴きました。それはつまり、4曲ノンストップということですよね。そう、今回のライブはノンストップ披露が多くて、ある意味体力勝負。でも森高さん最後まで元気で声も出ていて、相当準備してきたんだろうな、と感じました。とにかく、森高さんが終始嬉しそうで楽しそうで、会場中が森高さんのハッピーオーラに包まれていて、とにかく幸せな空間でした。

身体動かして、声を出して、というのが、こんなに楽しかったのか、そしてそれを森高さんはこんなに楽しみにしていたのか、それがひしひしと伝わってきました。

「夜の煙突」に続く本編ラストの楽曲、てっきり「テリヤキ・バーガー」だと思っていたら、本編ラストに選ばれたその楽曲は「雨のち晴れ」でした。そう、新型コロナという雨が終わって、ようやく今日、晴れたということなのですよね。

アンコール、「私がオバさんになっても」の披露の後のMCで、「(アンコールを呼ぶ声に)ライブを続けてきて良かった」とふと漏らしたその言葉に、思わず涙腺が緩みました。無観客のコットンクラブ、初めて行った配信ライブ、思い出しました。その後、改めて「1日2回のライブを行っていた時期、先が見えなくて本当に辛くて・・」と当時の辛さを吐露、森高さん自身が「泣きそう」と言ってましたが、森高さん、泣いてましたね。

この日はダブルアンコールで、最後は「コンサートの夜」で締め。最後までステージに残って手を振っていた森高さん、最後、「バイバイ」で去って行く後ろ姿が可愛くて猛烈に愛おしかったです。

今回のツアー、必見必聴です。伝説になるかもしれません!!