僕が密かに恋心を寄せているバイト先のメグちゃん。
今朝起きて、僕は決心しました。
俺は絶対にメグちゃんのメルアドをゲットする!!!
そこから頭をフル回転させて、彼女のアドレスをゲットする方法を思考。
で、やっぱり僕のバイトがある日にメルアドを聞き出すのは、ちょっと難しいという結論に至りました。
コンドゥーさんの目もあるし、何より時間がない。
だから、メグちゃんのメルアドを聞き出すのは、僕が休みで彼女がバイトの日しかないと判断しました。
そしてそれは今日だぁ!!!!!
思い立ったら即日行動!!
明日やろうはバカ野郎!!
と言うことで、僕はバイトでもないのに、雨の中バイト先の書店に向かいました。
メグちゃんが今日5時からバイトに入っていることは、すでにチェック済みだったのです(°∀°)b
そして午後4時45分。
モヒロー、書店に到着。
コンドゥーにバレないよう注意しながら事務所に侵入。
事務所内に人影はなし。
メグちゃんはまだ来ていないようだ。
しめしめ。
おもむろに自分のエプロンを探す。
そしてエプロンにあるものを仕込む。
あとは待つだけ。
それから5分ほどして、事務所に誰かの足音が近づいてきました。
メグちゃんだ!!!
僕は急いで立ち上がり、店員のエプロンが掛けてあるハンガーを、わざとらしくあさり始めました。
そしてドアが開く。
メグちゃん登場!!
メグ『こんにちは~』
モヒ『あ、こんにちは~』
いかにも偶然を装うモヒロー。
メグ『今日5時からなんですか?』
モヒ『いや、今日は休みなんだけど、ちょっと忘れ物しちゃって、それ取りに来たんですよ~』
メグ『忘れ物?』
モヒ『あ、あったあった!免許証~。昨日エプロンのポケットにしまって、そのまま忘れて帰っちゃったんです(笑)』
ホントはさっき仕込んだんだけど。
でもメグちゃんはそれを疑う様子もなく、カバンを置いて、仕事の準備を始めました。
そして、おもむろに自分のケータイを取り出し、画面をチェックしました。
予想通り!!!!!
これから長時間バイトに拘束される前に、メールが来ていないかケータイをチェックするのは人の性!!!
俺はこの瞬間を待っていたのだ!!!
モヒ『あ』
メグちゃんのケータイを見て、いかにも今思い出したかのような演技をするモヒロー。
モヒ『そういえば、ちょっとアドレス教えてもらってもいい?』
メグ『アドレスですか?』
モヒ『うん。なんか、急にバイト休まないといけなくなった時は、お店に連絡する前に自分で代役を見つけといた方がイイらしいんだよね。だからもし急用ができた時は、いつでも僕に連絡してよ♪』
メグ『あ、はい♪ありがとうございます♪』
こうして、モヒローは見事メグちゃんのアドレスをゲットしたのでした。
テッテレー。
しかぁし!!!!!
こんなことくらいで浮かれている暇はありません!!!
大事なのはコレからですよ。
いかにしてメグちゃんに彼氏の有無を確認するか、次はこれが問題です。
一応今のところ、こんなメールはどうかと考えています。
『11月のあたまにウチの大学で文化祭があります(^O^)/
そこで僕のサークルも出店を出すので、良かったらメグちゃんも遊びに来てね~♪
他の学校から来てるカップルとかも結構いるから、メグちゃんも彼氏を連れてぜひ(〃∇〃)
それじゃあ待ってま~す(^-^)ノ~~』
どう?
こんなん、どう?
コレの返信次第で、メグちゃんの彼氏の有無が確認できるという、そういう魂胆です。
いけそうかな?
ではまた!
でも万が一これで、メグちゃんがホントに彼氏連れて文化祭来たら…
僕はまた1人枕を濡らす日々が続きそうです(゚ーÅ)
もひっ!