４年振りに１０００ｋｍに戻った夏の鈴鹿のGTレース。

今年の１０００ｋｍは天候は安定してましたが序盤からタイヤバーストや接触、クラッシュが多く２度もSCカーが入る展開でまたそのアクシデントに優勝候補が巻き込まれてしまう波乱のそして厳しいレースでした。

そんなレースを制したのは

GT500は#1S　ROAD　GT-R

この車も序盤に接触があり万事休すかと思われましたがSCランに助けられましたね。
しかしトップに立ってからは安定して速くこのレースウィーク通じてずっと速かったですね。

GT300は#66triple a vantage GT3

予選では圧倒的なタイムでのポールから一転予選後の車検での車両規定違反で最後尾スタートになりながら圧倒的な速さでトップに立つという劇的な展開でした。
しかし・・・
終盤にはエンジントラブルを抱えていたようで傍から見たら楽勝に見えたようで実は薄氷を踏む思いだったのではないでしょうか。

レースの雑感としてはGT500からいくと
LEXUS勢は今回も速さは見せつけていたので勝機は十分にあったようにおもいますが２台がタイヤトラブル、１台がマシントラブルでリタイアと不運な結果になってしまいました。
クラフトが一矢報いて２位表彰台を獲得しましたがランキング上位勢がポイントを落としてしまったのは痛いですね。

NISSAN勢はここまでマシンのポテンシャルに似つかわしくない結果になっていましたが今回はようやく本来のポテンシャルを発揮できた感じですね。
昨年もS ROADはここからきましたから今年もここからどうなるか注目ですね。
ただ、NISMOがいつもスティントの終盤のタイヤの消耗が激しいような気がするのは気になるところですね。

HONDA勢は唯一上位で戦えた＃１７がクラッシュで消え他も全然速さが無く今回は全く勝負にならなかったですね・・・
今季のマシンはウエイトが重くなると厳しいとのことみたいですがこの鈴鹿でHSVが全く速くなかったのは今後気になるところです。

続いてGT300ですが結果的にはFIA-GT勢が表彰台を独占しましたがライバルとなりうるJAF-GT勢がトラブルやアクシデントで沈んでしまったのは残念ですね。

昨年は現地で見ることができなかったので久々に夏の鈴鹿を満喫した気分になりました。

※フォトはまた後ほどアップします。

今予選３試合終わって勝ち点７、得失点差＋９は望んだ最高の結果ではないけど悪くない結果だと思います。

昨日の試合は審判の判定が微妙で試合が・・・な感じでしたが、勝てたと思われるだけにちょっと悔しい気もしますが何よりも負けなくてよかったです。

次のイラク戦はDFの今野と栗原の両選手が出られませんがどうするんでしょうね？

でも累積警告２枚で次節出場停止はちょっと厳しい気がするんですがね・・