のびたブログ。

12/22発売になったAYUさんのNEWアルバム『Love songs』。

今回は1ヶ月程LAに滞在しての作業でした。

Love song

AYUさんからの「今回のアルバムの根幹となる曲でタイトルはLove song、特にしっかりやるように！」とのコメント付きで小室さんのデモ曲を渡されてのアレンジスタートでした。
なので、Love songというタイトルと小室さんのメロディーのイメージを膨らましながらアレンジを
やりました。
Love songって響きに「いつの時代にも普遍的なもの」ってニュアンスを僕は感じていたと思います。
前奏や後奏が少しクラシカルな雰囲気になってるのはそういう意味合いも入ってます。

余談ですが、この曲のアコギのEric氏にはAYUさんがアコギかき鳴らしながら歌ってるイメージで
弾いてくださいってオーダーしました。まるで路上で弾き語りやってるかのように力強く。


sending mail

この曲はもともと打ち込みだったドラムをAYUさんのオーダーで生にしたんですが、
その段階でかなりロックな曲になりました。曲後半を意図的に混沌とさせて、複雑に揺れる心境を
表してます。その部分、弦もチョット危ないフレーズにしました。


Thank U

この曲僕は好きです。歌詞を見ながらアレンジしたんですが、とても暖かい気持ちで自分の大切な
人達の事を浮かべながら編曲していたような気がします。
なんか、言葉にならない部分に心がこもってる気がしませんか？


do it again

夢を追う事に対する光と影を表現しました。SEVEN DAYS WARが無垢な若さならdo it againは
大人になる過程での喜びの裏の絶望や矛盾、そんな中で細いけれど真っすぐに暗闇から射す一筋の
光を頼りに夢に向かってゆくイメージでアレンジしました。

なんか固い文章になってしまいました。すみません。汗
あとは写真でお楽しみください。

疲れて仮眠中のCMJK氏。


力が有り余ってイタズラをしようとするCMJK氏。



おまけ。時差ボケで明け方目が覚めていたので夜明けやらなんやら、ホテルの部屋でデータ整理等の合間に撮ってみましたetc.....

おひさしぶりです。

AYUさんの新シングル『crossroad』が発売されましたが、今回はカップリングの「MOON」と「blossom」のオーケストラバージョンのアレンジをしてます。

原曲のアレンジも僕が担当してましたが、今回のオーケストラバージョンは「MOON」は切なさ、壊れそうな純粋さを「blossom」は決意と共に未来に向かう気持ちを強調してみました。

ちなみに、以前「GREEN」と「Days」のオーケストラバージョンをアレンジした時、実はこっそりある仕掛けをしてまして。「GREEN」で恋が始まり「Days」で終わってゆくみたいな流れを意識して、つなげて聴くと1曲になるようになってます。「GREEN」の後奏が次につながるような感じになってるのはその為です。「GREEN」の落としサビの部分のコード進行は「Days」のサビを匂わすようになってますし、「Days」の後奏は追想する感じで「GREEN」のモチーフを変形させて暗に提示してます。


今日motex氏から「カステララスク」なるものをお土産でもらいました。読んで字の如くカステラがラスクになってるんですが、美味いです。若干タマゴボーロにも似た味でした！

昨日はmotex氏にさんざんやれと言われてた部屋のエアコン掃除をした後、久々にヤマハに出掛けて、シンセやらソフトやらを見て来た。

そして譜面コーナーでジョン・ウィリアムズのオーケストラスコア（楽譜）の自分がまだ買ってなかったやつを
購入。一応ジョン・ウィリアムズを知らない方の為にこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ウィリアムズ_(作曲家)

自分はやっぱ「未知との遭遇（ダントツ！）」「E.T.」が好きですね。

サントラなどの音源を聴いた後にスコアを見ると色んな発見があって面白いです。
テストの答え合わせをしてる時の感覚に近いでしょうか。




余談ですが、夏休み等で時間を持て余してる方、ダマされたと思って「王立宇宙軍」ってアニメ映画を
観て下さい。キャラデザインが地味なので、とっつきにくい面もありますが観だして数分でそれが味に変わって魅力的に感じるようになると思います。音楽監督は坂本龍一（大好き。笑）。オススメです。