こぶちゃです
ちょっと書きたいことがあり復活
最近ついったーしかしてないため語彙力落ちまくりはご勘弁を
(いつぶりのブログ過ぎて、、、HRとか前の名前のままだし、、、)
これからは舞台の感想、考察?などを書いていこうかと(続けば)
演劇ユニット【爆走おとな小学生】
第三回特別授業『ヲトメ噺〜女学生見聞録鍵奇譚〜』
《劇場》
中目黒キンケロシアター
《日程》
2017年12月13日(水)~17日(日)/全9ステージ
を観劇してきました。
《あらすじ》
不思議な鍵を手に入れた2人の女子高生が見ていくのは少し変わった世界ばかり
全てが常識で全てが非常識な世界を駆け巡る
この世界をみて彼女らは何をおもうのか
現代の女学生が駆け巡る異世界ファンタジー!!
おとな小学生がオール女性キャスト(?)でお届けする3回目の特別授業!!
下記感想(ネタバレあり)
計2回観てきましたが1回目は出演者の多さとファンタジー要素の強さ、
ぶっとんだストーリーの難解さであっというまに終わってしまった感じでしたが、
2回目見たときにそれぞれのキャラを理解したうえでみれたのでアドリブに笑ったり、
泣けるシーンも多くかなり楽しかったです。
うさぎ3姉妹の家族愛、ビワの「ありがとう」、チーム雨の心の変化(コートちゃんのふとしたセリフ)は本当にいいシーン過ぎて思い返しても泣けてくる
とりあえず出演者が多い!
まずそれぞれの名前とキャラを把握するのに時間がかかりましたね。
でも5個の世界それぞれのチームカラーやキャラの世界観があって素敵なのと、
あとあれだけ演者がおおいのに全員出演時間が長いことなど
脇役がフィーチャーされてる点(むしろ主役より目立ってる)は結構サブ要素好きにはたまりませんでした。
演出に関してはファンタジー要素が強すぎる!!
かぐや姫とビワのサイコキネシスとかお客さんの想像力頼りですよねwww
かぐや姫が銃や刀で暴れまわったあとにうさぎ餅で傷が回復するなんてまるで仙豆だし、
ミススマイルのマジカルステッキなんてまるでセラ○ュで小ネタが多くてシリアスなシーンでもニヤニヤしちゃうとこが多かったです(笑)
とりあえず撃たれたソプラノはどうやって回復したのかプリマドンナはどうやって危機を回避したのかなど疑問点はありますが、、、
そして今回一番書きたいメイン話題を
「ウサギ族のその後」
どうしても松田彩希さんが演じてた宇佐美に肩入れして観ているわけですが
この話題を取り上げずにはいられずまたブログ書き始めたわけですよはい
それぞれのその後を想像するとウサギ族だけ不憫じゃね?ってなるわけですよ
それぞれのその後
【あかね】→自分の世界へ帰る。責任感が生まれる。他の世界の事は忘れてる?
【ゆかり】→自分の世界へ帰る。決断力がうまれ夢を追いかける。他の世界の事は忘れてる?
【健康の世界】→新しいミスがいなくなって現状維持?扉は解放?
【歌の世界】→新しい世界観れたし扉あるし色んなとこで歌える。かなりプラス
【雨の世界】→雨の世界も悪くないと自覚。扉もふさがれないし夢を追いかけよう。一番のプラス
【かぐや姫】→どこいった?月の世界?
【ビワ、ツヅミ】→どこいった?月の世界?
【鍵子】→名前げっと!ウサギ族のおかげで仕事減る?立場危ういのでは?
【うさぎ族】→かぐや姫の奴隷から解放→ウサギ族は私たちしかいない→扉閉じない代わりに鍵の母の元で働く
ん?うさぎ族は結局奴隷じゃね?ってなるわけですよ
舞台ラストで若干ハッピーエンド感があった中、そこだけがハッピーに感じず疑問点が残るので
キーパーソンとなる「鍵の母」について色々仮説をたててみた
①「鍵の母時間軸操れる節」
私の元で働く代わりにウサギ族がいっぱいいた時代に戻してあげる。
まあこれがウサギ族にとって一番ハッピーな感じかな。
鍵の母が超人すぎることにはなるが。
②「鍵の母他の扉紹介節」
私の元で働く代わりにウサギ族他の世界にもいるのよ紹介してあげる。
まあ元には戻らないけど3姉妹以外にもウサギ族増えてよかったって感じかな。
一番世界観的にはありえそう。ハッピーエンドならここかと。
③「鍵の母ちょい悪節」
扉閉じない代わりに鍵の母の元で働く。
主君がかぐや姫から鍵の母に移っただけ。
鍵の母あの笑顔で悪魔かな、、、
④「鍵の母極悪節」
ストーリー中にもちょいちょい介入してきた鍵の母。
鍵があかねの手に渡ってるのに野放しだったし、
ぜんぶ理解してたしどうなるかも結果もわかってた感。
そうなると世界がごちゃごちゃになるのを楽しんでた?
かぐや姫が銃で暴れまわる姿も楽しんでた?
ウサギ族滅んだけどまあ関係ないや。
そのうえでウサギ族を雇用してビシビシ働かせるって言いつける。
鍵子ちゃんも名前も与えられず奴隷状態でしょ?
かぐや姫以上の極悪っぷり。
色々考えるとどうしてもここにいきつくよね、、、
描かれてなかったのでどれが正解かわからないけどもう少し月の世界をフィーチャーしてほしかった。
うさぎ族のキャラ的にも、サブストーリー的にも弱すぎてちょっと残念。
松田さん的にもネガティブで悲しい感情で変化が少なく表現が難しい役だったのかなって思いました。
その中でも決意のシーンは圧巻でしたね!あそこは2回とも涙でした。
お客さんによって捉え方が違ったり、観終わった後に色々考えるのが楽しくなるような舞台でした
お話しに行くと今回初めての舞台だった演者さんや現アイドルの人が多かったり、声が小さかったり粗削りな演技が結構見られましたが、
演出家もやってるミススマイルさんが演技で締めてて観てて安心感と一人はいるだけでこうも違うものだと感心しちゃいました。
最後に言えることはちょっと舞台沼にハマりそうで怖い、、、