【月刊】ちゃじゃわのブログ

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頑張って月イチ更新目指してます。

増刊号…奇跡

こんな事がありました。

 隣の会社のとある方が今月末で退職されます。 

この方とは建物内や最寄りのバス停ですれ違う程度でまともに話したことも無かったので詳しいことは知りませんが、多分脳卒中の後遺症か何かで半身麻痺があり、杖などの補助具を使ってとてもゆっくりとしか歩けない方でした。

会社も違うし、どういう立場・地位の方かも分からないのですが、定年?だったのでしょうか…。

でもこの方の仕事といえば、チラッと垣間見ただけですが、小さな会議室の片隅にデスクを置いて、ひたすらパソコンとにらめっこしているだけって感じでした。


この時頭をよぎったのは、彼は元々“デキる社員”でバリバリと仕事をこなし、上からも下からも信頼厚く、同期の間でも“出世頭”と言われていた反面、働き過ぎてか働かされ過ぎてか無理が祟って突然倒れ、生命は取り留めたものの今のような身体になってしまったのではないか…、という勝手な推測。


あの日も仕事ができるが故に複数の案件を任され、連日の残業をこなしていて、誰もいない真夜中のオフィスで突然病に倒れ、たまたま発見してくれた人によって病院に搬送された…。

会社の上層部からは「あの方に最高の治療を受けさせろ!」とか「あの方を治すことを最優先しろ!」等の至上命令が下され、奇跡的に一命を取り留め、その後…。


善いように考えると、責任を感じた会社側が、不自由な身体になった彼を裏切ることなく、最後まで職を用意して、会社員人生を全うさせてくれた。

悪いように考えると、働かせるだけ働かせた挙げ句身体を壊した負い目から、会社側が彼に椅子だけを与えて定年まで飼い殺すことで有耶無耶にした。


彼は全て判っていて甘んじてこれを受けていたのか?

それともこの仕事に誇りを持って楽しんでいたのか?

とにかく彼は不自由な身体で毎日出勤していました。

パソコンを使うのなら、リモートで自宅勤務できるはずだし、通勤する必要なんて無いはずなのに…。


って方でも“車椅子席”や“ハンディキャップエリア”でライブが楽しめる『ももクロ 春の一大事2024 in 亀岡市』が2週間後に迫って来ました。

今回自分は土曜日のDAY1に参戦予定ですが、翌週月曜日朝イチからの仕事の関係で、終演後には直ぐに移動し、ももクロとも因縁浅からぬ東近江市近辺で1泊した後、日曜日には早々に帰宅します。

せっかくの遠征なのにのんびりと旅情に浸れないのはちょっと残念ですが、遠征ライブを楽しみたいと思います。