GOUNN ツアー 宮城公演 | しんのブログ

しんのブログ

ブログの説明を入力します。

遡ること9/13(金)。
あの日も今日と同じように会社を休んでももクロのイベントに出かけようとしてた。
目的地も同じ仙台。目的はももクラシック。武道館は1次も2次も落選して仙台のLVへ参加。

出かける直前、このGOUNN公演のファンクラブ先行1次申込の抽選結果が出ていた。

他の人の申し込み方をネットで見ていると、とりあえず全公演へ申し込んで、当たったら行けるところに入金する作戦の人が結構いるよう。
僕はそんな考えも回らず現実的に行けそうなところの仙台一択で申し込んでいたので当選確率はだいぶ低そうだと考え至り、諦め半分でこの日を待ってた。
そんな状況での当選だったので結果を見てめちゃくちゃ嬉しかった。比喩でもなんでもなく小躍りして飛び回っていたのを覚えている。

それから2ヶ月以上経ち、秋口に入りつつもまだまだ暑かったのがすっかり冬の気候になったころ、ようやく待ちに待ったツアー当日がやってきた。

仙台公演はツアーの千秋楽。
ツアー開始当初は発売されていなかったシングルも既に発売されていて、いろんな情報も出ている。仙台での千秋楽に限ってLVも実施される特別な公演。

否が応でも高まる!・・はずなんだけど、なぜかワクワク感が日産ほどにはない。
日産が高まりすぎたのもあるけど、それに反してその日産で惨敗したのが影響しているのかもしれない。。

セットリストは神セトリなのも分かってる。そして今回は初めてのアリーナ席。
ステージからどれくらいの距離なのかは分からないけれど、杏果に会いたい一心で出かける。

あ、そうそう。ももクロイベントの日は次のイベントの当落発表の日、ってわけでもないんだろうけど、今日はももクリのファンクラブ1次先行申込の結果発表日。
なんとなんと当選!!初めてのももクリ参加。めちゃくちゃ嬉しくて思わずガッツポーズ。
が、いくつか不安なところも。前回惨敗した西武ドームなこと、春公演でさえ凍えてたこと、何よりも遠征費が・・・。
まぁ席が近ければすべて打ち消せます。神様仏様杏果様、どうかいい席でありますように。

---------------------------------------------

終わり時間を考えると電車で帰ることができないので車で会場に向かう。
大体3時間くらいの道のり。うーん、遠い。
最初は9時くらいに出発して昼過ぎに着くぐらいを考えていたけど、結局11時出発になってしまって、途中買い物したり工事の渋滞に巻き込まれたりで着いたのは午後4時近く。
そのせいで蒲鉾は買えずじまい。。計画性がないところが嫌すぎる。

結果的には大丈夫だったけど、ノーマルタイヤのままで向かったのも途中で怖くなった。
平地は雪なんてないけど山越えするとなるとどうなってるか分からない。
雪があって通れないところが出てきたら引き返さなきゃいけない。そうなるとライブに間に合わない可能性も。。
途中ちらほら見えるチェーン必須の標識に戦々恐々としてた。
幸い雪はどこにもなかったけど、そういう考えに至れなかったことを反省。計画性大事!

車の中ではセトリを模したプレイリストを聴いてた。
改めていい曲目。だんだん高まってくる。
プレイリストの最後には「いつか君が」も入れてる。今日歌ってくれないかなという淡い期待を抱きつつ。

ついたのは4時ちょい前。既に若干薄暗くなってきてる。
車を駐めて会場へ。
AE会員カードを使った抽選(安定の参加賞)のあと物販へ。
今までこんなことなかったってくらいスムーズにほとんど待ち時間なしで買えた。
会場規模も違うし、時間も遅かったからかな。そういえばAEイベントのときも全然時間掛からなかったっけ。
今日も結構な散財。。
買うものチェックつけてオーダーする方法は間違いがなくてスムーズでとってもいいと思う。

一旦車に荷物を置きに戻って再度会場へ。

開場前の雰囲気ってやっぱり好き。なんとも言えない高揚感。みんな楽しそう。

開場時間が迫って列もできてきたので並ぶ。
IC会員証も本人確認も問題なく通過していよいよ会場に入る。

会場内はスモークが充満している。タバコの煙を吸ってるような感じがしてちょっと苦手。
スモークはレーザーの軌跡がよく見えるようにするためなんだと途中で気づいた。気づくの遅いなぁ。

席に着いて以外と近いと感じる。俄然高まってくる。現金なものだ。

アリーナは初めてだけどスタンド席に比べるとだいぶ狭い。
通路沿いの席ならともかく内側の席だとほとんど動けない。
ライブ中にジャンプするのも気をつけないといけない。

開演前はGOUNNツアーサントラでも聞いたBGMが荘厳な雰囲気を醸し出す。

開場してすぐに入ったから2時間近く席で待つ。割りといつもそうしてるけどこの時間ってあんまり長く感じない。
席に着く人たちを見てたり、だんだん席がカラフルに埋まってくるのを見てたり、隣の人と話したり、周りで話してることに聞き耳たてたり、掛け合いを聞いたり応えたり、全然退屈しない。
何より開演直前でワクワクが最高潮に高まるからなんだと思う。
周りのモノノフのみんなも総じて楽しそう。そんな気持ちにさせてくれるももクロってすげーなって改めて思う。

開演直前、スタンド後方に川上さん登場。開場に巻き起こる川上コール。
川上さんの「今日は楽しみましょうね―!」に大喝采。
ももクロをはじめとして周りの人もほんとにあったかい。思わず目が潤む。

そして、いよいよライブが始まる!

---------------------------------------------

と、その前に恒例の愚痴を最初に吐き出してしまおう。。

アリーナ席のジレンマと言えるのか。前の席の人の背が高くて前の人の頭の位置によってステージが微妙に見えにくい!
もっと前の席なら角度的に気にならなくなるのかも。
というか僕なんかまだましな方なのかもしれない。(とくに杏果のような)女の子だとまったく前が見えないケースとかざらにありそう。
前の席と半分ずらして配置するのとかどうだろうか。
まぁいろんな事情もあるのもよくわかります。
席も含めて結局は運なんだよね。自分がよく見えても他の人の視線を遮ることになってたら喜べない。

席についてもう一つ。やっぱりせまい。うまくジャンプできない!動けない!
・・・まぁそれでもやっぱりアリーナ席がいいです。一人でも多くの人をアリーナに入れるにはしようがない、のかな。

最後に、隣の人のサイリウム!もはやサイリウムと言えるのかすら分からないレベルのとっても長い代物。振り回されるとちょっと恐怖を感じるほど。
サイリウム使用可能カウントダウンのときに取り出したのが横目にちらっと見えてなんとなく気づいていたけど、そのときに指摘できなかったのも悪いですね。。
僕は通路に近い方、その人は内側の席。案の定スタッフのひとに見つかって注意されてたのだけど、僕の目の前を横切って注意を受けることに。。
よりにもよってovertureの最中だったので、一番弾ける瞬間と言っても過言じゃないときに興をそがれる結果に。。
ルールは守りましょう。。

はい、愚痴終わり。今回は少ない!
それぐらい最高のライブだった!

---------------------------------------------

前半はMCなしで曲とパフォーマンスのみ、サイリウムは使用禁止。
GOUNNの世界観を表現した演出が随所に盛り込まれていてその世界観にグイグイ引き込まれる。
サイリウム使用禁止に最初はちょっと戸惑ったけれど、1曲めのサラバでいきなりぶちあがってネジ2~3本飛んでからはあんまり気にならなくなっていた。
外の気温に合わせて結構着込んでいたのもあったけど1~2曲終わるころには既に汗だくに。。
曲は休みなくどんどん続く。
wordsでさらにアガる。楽しい。楽しすぎる。けど、まだまだ序盤の3曲目でこの運動量。最後まで持つのかなと一瞬冷や汗がでるけど、それもすぐに忘れて没頭してしまう。
大好きな曲達が次々と続く。

セトリは中盤、バラード3曲が続いてしっとり聴かせるパートに差し掛かる。
空のカーテンで安定の涙腺崩壊のあとのラフスタイルで思わぬハプニング。
あーりんが階段で転倒!マイク落下音つき!
怪我はなかったようでほんとによかった。杏果が後に説明してくれたけど衣装が引っかかって転んでしまったらしい。
確かにちょっと歩きにくそうな衣装だった。
しかしその後、その衣装のまま舞台がせり上がって回転しながら歌うものだから心配で心配で気が気じゃない。
幸いその心配も杞憂に終わり、前半部は終盤に入っていく。

ツヨクツヨクのイントロが流れてくると(予習のおかげで)前半部もいよいよあと2曲かぁとしんみりしてくる。
この曲は春西武で本家mihimaru GTとコラボしたのを目の当たりにしてからさらに大好きになった曲。
いつもライブの終盤で盛り上がるし、聴いていても自然と目が潤んでくる。
ももクリで活動休止直前に再度共演とかあればいいなぁ。そうなったらきっと号泣必至。

そして前半部最後。表題曲であるGOUNNが夏菜子のソロで始まる。
夏菜子は本当に歌がうまくなった。ソロパートでもすごく安定してるし安心して聴いていられる。
シングル発売後なだけあってコールも入ってる。ライブでも盛り上がる定番曲になりそう。

GOUNNの壮大なテーマが完結を迎える。なんとなく厳粛な、何かを悟ったような気持ちになってくる。

サイリウム使用可能カウントダウンを経てサイリウム解禁。
カウントダウン前に試しにつけてみる人とか、カウントダウンが始まったタイミングでつけてしまう人とかが結構いる。みんな下手すぎ。

カウントダウン終了でovertureかと思いきやなんか違う。
5人が登場するけどセンターが夏菜子じゃない。誰だ―って声が飛び交う。
そんな中曲が始まってこれも聴いたことない曲だけどなんとなくコール入れる。
みんな状況についていけない。けど千秋楽はやっぱりちょっと違うぞとワクワク。
曲終了で夏菜子が登場して茶番が始まる。
最終的には杏果が手刀で夏菜子を気絶させてステージ端っこに放置したままでTwinkle5がHPを告知。
URLの’NHK’を見て、クリスマスドラマに出てくる設定のグループなのかなぁとなんとなく解釈。

Twinkle5がはけてようやくovertureが始まっても夏菜子は気絶したまま。なんともシュール。

チャイマで再度一気に盛り上がった後の自己紹介後には女川のモノノフの紹介、女川の小学校の子たちからのメッセージ紹介もあってなんとなくほっこりした空気に。
告知を挟んで、どどんが、労働、怪盗でさらにアガる。あー、もう最高すぎる。体力はもう残ってないけど自然に体が動く。なんという会場の一体感。

直後のMCではあーりんの転倒が案の定いじられて笑いの渦に。
話の流れで途中から何故かいじりの対象が杏果に移る。
甘露の匂い完全にネタ化してるなぁ。
ちょっと杏果が可哀想だなと思いつつもれにちゃんの杏果推しにニヤニヤが止まらない。

そしてそして夏菜子の「重大なことをします!」発言からのまさかの「いつか君が」の初披露!!!
まじできたーーーーーーーー!!!!
期待はしてたけどほんとに歌ってくれるとは!歌ってくれるって分かっただけで涙腺が緩み始める。
ナタリーの記事でmiwaさんの言葉をみてジーンとしてからライブでコールを入れるのをずっと夢見てきた。
生歌は本当に最高!コールも多分まだ発展途上だけど初披露にしてはイメージしていたとおりの入り方だった。
みんな期待していたのがよく分かる。
miwaさんはどこかで聴いていてくれてるのかなと思いながら全力でコールを入れる。
「この手離さないでね」に涙腺崩壊。

とっても幸せな気分の中、ラストの走れ!。
終わってしまうのがすごく寂しいけど、最後まで全力で突っ走る。

そして最後の肉声のあいさつでライブは終了。

会場の明かりがついて終演のアナウンスが流れるもアンコールの声が止まらない。僕も止めない。

心の片隅でこのWアンコールはちょっとズルいなと思ってた。
千秋楽であること。被災地仙台での公演。女川の人たちもきてくれている。
そんな場所でアンコールを受けて出ない訳にはいかないだろうと。
多少の葛藤がありつつもやっぱり彼女たちの姿を少しでも見ていたくて、声援を送り続けたくてアンコールを止められなかった。
実際に再度出てきてくれたときにはちょっと申し訳ない気持ちと、僕らの声に応えてくれた彼女たちの気持ちに素直に嬉しさと感動と感謝を感じていた。
優しく語りかけてくれる夏菜子の声が今でも耳に残ってる。
ももクロのファンでいれたこと、今日このライブに参加できたことに心から幸せを感じてた。

残念ながらあーりんが活動限界を迎えたことで歌うことはできなかったけど、残り4人の少しばかりのトークを聴くこととビッグウェーブをすることができた。
締めくくりとしては最高だったと思う。

---------------------------------------------

終演後。
汗だくで体力を使い切ってる中、会場を後にする。
外にでると空気が冷たくて気持ちいい。
気持ちいいのは最初だけで汗が冷えるとだんだん寒くなるんだろうな。寒くなる前に車に辿りつけたからよかったけど。

会場内は結構あったかかったからよかったけど、ももクリ西武はそうはいかない。
今日の経験は多少生きるだろうけどよく考えないといけないな。
杏果推しは着込んでいいから大丈夫。れにちゃん推しは大変だ。(あのトークでの杏果の切り返しが絶妙だった)

予想はしてたけど駐車場から出るのにだいぶ苦労した。
渋滞で車が全然動かなくて駐車場からさえなかなか出られない。
それでも全然イライラしないのは心があったかいから。
なんとか脱出して家路につく。着いたのは深夜1時すぎ。
ももパワーはフルチャージだけど、体力は底をついている。気持ちいい疲労感。

ただ、明日のリレーマラソンが心配だ。。

---------------------------------------------

ただただ、最高の一言。
ももクロのガッツリライブはほんとに楽しい!
会場の一体感がハンパない。音がいい。声が届いてる感がとっても幸せ。多幸感がハンパない。
MCもほんとに絶妙でおもしろすぎる。
前半のように曲とパフォーマンスをみっちりってのもいいけれど、筋書きのない茶番トークがやっぱりももクロの真骨頂だと改めて思う。
僕らはこれを観にきたんだ。僕らがももクロを大好きな理由がここに凝縮されている。
本当に幸せな時間をありがとう。

---------------------------------------------

ももクリに向けて。

イベント要素の強い演出が多くてドームやスタジアムなどの大箱でのライブにことごとく惨敗(不完全燃焼)している身としてはももクリは楽しみにはしているけれど今のところ過度な期待を持たないようにおさえている。
ももクリ恒例の新曲は楽しみだし、れにちゃんのちょっといいトコも楽しみだし、あの凍える西武ドームでどんなことをしでかしてくれるのかにもとっても興味がある。
けれども、今日のライブのように終始楽しみ続けていられるかと問われると自信がない。
大箱だと距離が遠くなりがちだし、音もお世辞にもいいとは言えない。
反対側の声援や反響が1テンポ遅れて伝わって来ることで会場全体の一体感も感じづらい。
イベント要素が多くなることでライブのテンポも緩慢になりがちだ。
ただそれは今日のようなガッツリライブを期待しているから気になってしまうところなのかもしれない。
お祭りはお祭りとして楽しむことを主眼にしていけばまた別の感じ方もできるかもしれない。
要は自分の気持ちの持っていき方なんだろう。

今年のベストライブはと問われれば(ベストといいながら2つだけど)きっとAEイベントと今日のライブになると思う。

ただせっかく参加できることになったお祭りを最大限楽しむために気持ちと防寒対策の準備をしっかり整えたいと思う。
(でもでも、やっぱり席は近いところがいいなぁ。)