自転車日本一周旅
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帰ろかな?帰るのよそうかな?

衝動買いしてしまった自転車に跨がり
西に向けて走り出した初めての自転車旅。

2006年8月のことです。

前の日記では高砂で初転けをしたとこまで行きました。

あちこち擦りむいたおっさん自転車乗りが
道よこの薬局に寄ったところ
とりあえずバンドエイドでも貼っといたらとのことでした。

ま、やっぱ大したことなかったようです。

ただ、朝からのテンションは一気にダウン。

お腹のすきっぷりも堪えだしてきました。

そんな中、11頃にとりあえずの目的地の姫路に着。

100kmを漕ぎ、ひとしきりの達成感を抱いて
たしかカツ飯を食べていたときのこと。

ひとまずSNSで姫路到着を報せようと
ページを開いたところ
ある方の予想到達点の答が返ってきてました。

その答というのが

岡山

ん?

まさか…

って見直しても、

岡山!

当初ゴールに考えてた街です。
このタイミングでその答が返ってくるとは…。

結構、負けず嫌いなところがありまして
もう姫路まで来たし、いっかとの思いは
一気にぶっ飛び

目標は岡山のひとつ向こうの倉敷に置いて
一息の休憩ののち
また自転車にまたがるおっさんなのでした。

ファースト・アクシデント

初めてのスポーツタイプの自転車を手に入れ
浮かれて出掛けた初めての自転車旅。

2006年8月のこと。

なにも知らずに
パンク修理すらままならない
33歳の夏でした。

住んでる高槻から西へどこまでいけるかと
当時流行り出してたmixiで
友人に出題し、

自分の中では行けるだろうと
目算を立ててた姫路までが
回答に上がってたとかまでは
予想通りの反応だったのです。

朝の5時に自宅の高槻から出発し
9時には明石海峡大橋を横に見やり
加古川を過ぎた辺りです。

場所は高砂市の交差点。

横を過ぎて行ったバイクに
視線をとられたまま
避けようか迷ったのが運のつき。

歩道に入ったものの
ガードレールにハンドルがぶつかり
自転車にまみれてピンボールの玉よろしく弾け、
そのまま前のめりに宙を舞うという事態に相成りました。

要は吹っ飛んだんです。

まさかに初めての自転車旅にて
自爆。

かなりテンションが下がるであろうシチュエーションなわけですが
転んだときはただでは起きるなという言葉があったかはさておき
おっきな事故にあわずに良かった
しかも目が覚めたし

なんて想いで何もなかったかのように
旅を再開しちゃうあたり
天性の楽天的な性格は
今振り返ると自転車旅には向いてたんでしょうねえと
思わざるを得ません。

ともかくも、ひとまずの目的の姫路を目指して
膝と肘を擦りむいたおっさんは
先を急ぐのでした。

続きはウェブで!

前のブログの一台目の自転車との出会いのあったのは2006年7月
33歳になってすぐのことでした。

それまで20kmほどはママチャリで漕げたとはいえ
高校時代から運動部とは縁のないインドア派。

そんなやつが急に自転車に乗り出した訳ですが
10kmがあっという間で
今まで感じていた距離感が一気に縮まった思いがしました。

スポーツタイプの自転車ってすごいです。

これはどこまで行けるだろうと
楽しみになり
夏休みに長距離の旅を計画しました。

計画っていっても
その日の午後5時までで西に向かってどこまで走れるかを
当時流行り出してたmixiで
友達にクイズを出したくらいですが。

自分の中では高槻の自宅から100kmの姫路は最低ライン
200kmの岡山が努力ラインと想定していました。

案の定、みんなの予想は芦屋、神戸、淡路島などなど。

8月にしては心地よい朝の空気の中
当日、朝の5時過ぎには準備を整え
旅の途中経過を伝えると返信しました。

意気揚々と快適に飛ばしていった昼前
事件は起こるのです。
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