人間は、そもそも「たいしたものでない」のに、成長していくにつれて、心の中に「3つの感情」が芽生えてきます。

①自己顕示欲
②復讐心
③嫉妬

です。この3つは、人からもてはやされて、高い評価を受けるようになった頃に出てきます。
これらはすべて「マイナスのエネルギー」であり、神様から嫌われる性質です。
自分のことを「たいしたものだ」と認識したいと思うから、「自己顕示欲」が湧いてきます。

みんなが自分のことを「たいした人だと認めるべきだ」と思っているから、そうならないときに、「嫉妬」が芽生えます。他の人がちやほやされているのを見て、「どうして自分にはそうしないのか」という思いが、「嫉妬」です。

また、人から何か気に入らないことをされたとき、それを「5倍、6倍にして徹底的に嫌がらせをしてやるぞ」と思う気持ちが、「復讐心」です。

「どれほどすごい人物か」というのは、自分から話さなくても、伝わるものです。「すごい実力」を持っているのだったら、ただ黙って行動で示せば、誰もが認めてくれるでしょう。

「ありがとうの神様 著者小林正観」より抜粋