『マネージャー』
「傘も持たずに何処へ行く」女の背へ向けて男は言った。「また逃げるのか」
女は立ち止まった。雨にうたれたまま振り返らない。
「どうせすぐ帰ってくるんだろ」
傘を広げて歩み寄った。
「その図々しさは『今』発揮しろ。俺に何を言われても現場に残れ」
差し出された傘の下で女は頷いた。
『ももた』
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