映画公開から半年待って漸くレンタル開始となったキムタク版「宇宙戦艦ヤマト」を見ました。

結論から言うと、CGや艦橋の再現度は素晴らしい。しかし、肝心のストーリーが・・・

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、冥王星基地での反射衛星砲や中間地点バラン星を巡る戦い、ドメル艦隊との7色空間での決戦、ガミラス本星での死闘など一切ありません。

まぁ、マニメ版と全く同じにする必要はないし、それではどの程度再現されているかの比較にしかならないから、オリジナル・ストーリーにする点は異論ありませんが、何しろ色々な点で話が破綻し過ぎていて、純粋に展開を楽しめないのです。

もともとのアニメ版も子供心に疑問に感じる点は少なくなかったと記憶していますが、必要のない点で変な設定を設ける意味がわからない。

最後のスタッフ・ロールを見ていたら、脚本が佐藤志ま子(←漢字が出ない)。結構良く見かける人だが、やはりバリバリの松本零士の原作?漫画がベースになっているだけに、女性の感性で書いたのが違和感に繋がっている可能性は否定しがたいですね。


それにしても、アナライザーが背の高い戦闘ロボに変身したのには驚いたw でも、この白色彗星内部の戦いみたいなシーンって、STARSHIP TROOPERSのバグ戦だよね*O*


しかし、キャストは森雪役の黒木メイサ以外はいい味出していた。女性になった通信班、相原(マイコ)も全然OK。真田技師長役の室井さん、じゃなくて柳葉敏郎は声までそっくり!さすが、ヤマト直球世代です!!


西崎義展もよくこれでOK出したなぁ・・・さすが、沖田艦長を死から復活させたPだw