イタリア赴任報告

日本に戻る日が迫ってきた。

おとといは引っ越し屋が下見をしに、わざわざローマからやってきて、「非常に簡単な仕事だね」と言って帰っていった。

そりゃそうでしょ、単身だもの。

約1週間前、ヒーターの調子が悪くなる。戸外に湯沸かし器があり、そこから、各部屋に温水を循環させているのだが、朝起きたら、部屋が暖かくなく、シャワーも水だ。

外の湯沸かし器のスイッチを何回かオフオンしたら、やっと温水が出た。

翌日は、会社から戻って、ヒーターのスイッチを付けても、湯沸かし器が動かず。冷たい雨がそぼ降る中、湯沸かし器のスイッチをひねること小一時間。ついに、湯沸かし器は動かず、その晩は厚着で寝て、翌朝のシャワーはなし。

大家さんに、見に来てもらうよう電話したが、洗濯機の不調と勘違いしたようで、来たのは大家さんの奥さん。

「わたしは湯沸かし器分かんないのよねー」なんて言いながら、旦那に夜来てもらうことになり、夜中にやってきた旦那に何とか動かしてもらった。

ただ、動いたものの調子が悪いことを認めたようで、「メーカーのサービスに見てもらう」ことになり、月曜の午前中に来てもらうことになった。

同時に、水道の水が非常に濁ってきた。さびた鉄の匂いがするし、コップに入れると、濁って見える。さすがに身体に悪そうなので、スーパーで水を買ってきて、飲み水に使うことに。

月曜に来た湯沸かし器のサービスの人は、パッキングみたいのが割れていた、と見せてくれた。

湯沸かし器のスイッチもすぐ入るようになったし、水道水の濁りも同時になくなった。よかった。

来週月曜日は、もう帰るよという週になってようやく滞在許可書（Permesso di Soggiorno）が下りるようで、警察に出頭だ。

それと、荷物を日本に出して、今の家を引き払って、会社のクリスマスパーティーがあって…と盛り沢山。

↓は、会社の入り口に突然立った、クリスマスツリー。でかい。

↓日本から5袋x2を持ってきて、大事に食べていたサンヨー食品のサッポロ一番も最後の一袋となった。でも、NISSHINのトップラーメンというのをスーパーで見つけたのだ。ドイツで作っているようで、説明は何一つ読めない。味はオリエンタル風味。

ではまたー

イタリア人は、ヨーグルトが好きだ。会社の昼食時に9割の人は、ヨーグルトを食べる。カフェテリア形式なので、フルーツも選べるのだが、ごく少数派。

フルーツと言えば、ナイフを使って器用に食べるので、日本人が、がぶっとフルーツを手に持ってかじると、かなり奇妙に見えると思われる。ワイルドだろう、と言っても通じないだろうし。

しかし、イタリア人でも、お行儀のよくない人もいることが分かった。この前、ヨーグルトのフタについた部分を、何気なくぺろっと舐めてきれいにした男性がいて、一気に親近感が湧いた。

ヨーグルトも、チェリーはあまり好きでなかったが、今では、ちょっと癖のある味で割と好きだ。

家でも、ヨーグルトを食べるが、このところはまっているのが、ダノンの五穀入りのヨーグルト。ヨーグルトに絡まった五穀の食感が、たまらない。

近所のスーパーで、2個セットのものが期間限定でお安くなっていたのだが、買っているうちにだんだん品薄になってきてしまい、しかも補充がない。

会社の近くのカルフールには、ダノンの普通のフルーツのヨーグルトはあるけど、五穀のがないんだよな、と今日見ていたら・・・

あった

8個セットww

ブルーベリー、いちごキウイ、赤い果実？、ココナツの4種類x2個ずつ。

今まで食べていたのはブルーベリーと、いちごキウイだけ。新種が２つも！ココナツがおいしそうではないが、まあ買いでしょ。

気分よく家に帰る途中、雨が降って来て（この所、こっちは、雨と雷ばかりなのだ）、家の近くの大きなランダバウト（ロータリー）に差し掛かる。

と、ランダバウトに進入したと思った前の車が、いきなり停止！こちらも、慌てて急ブレーキ。

助手席で、買い物袋が転がったが、気にしている場合ではない。

幸い車は寸前で停止し、おかまを掘ることは避けられた。

ここは、以前事故っている車を見たことがあるので、注意しなきゃ、という気持ちが残っていたのがよかったかもしれない。

ランダバウトを円として、その円に1点で交わる直線を引くと、その角度で、直線側から円に進入していくような道路の作りになっている。円の中を走る車に優先権があるので、進入前には必ず運転手が右後方を視認することになる。前方に注意が向かなくなった時に、前の車がブレーキを踏むと、こうなってしまうのだ。

8個セットのヨーグルトも無事でよかった。

ではまたー

先週は、スイス・ベルギーへの出張だった。

早朝便でスイスに向かうため、ローマのフィウミチーノ空港まで明け方のまだ真っ暗な中車を走らせた。空港の駐車場はインターネットで予約もしていたが、迷わずに入れることができた。

空港のチェックインカウンターから手荷物検査に掛けて、ハンパなくペットボトルが転がっている。旅行者が置いて行きました、という量ではなく、ゴミ収集1週間止めてます、という感じ。

スイスのチューリッヒの空港に着くと、まるで別世界。きれい過ぎて自然と笑いが出てくる（↓イルミネーションが、こんな感じ）。

空港からは電車で会社の最寄り駅まで移動するのだ。

チケット売り場でアジア系の男性が、「自分は国際労働に関する会議に出るのだが、、、」ときっぷ売り場のおじさんに難癖つけている。日本人でないことを祈ろう。

幸い乗り換えなしの電車に乗って会社の最寄り駅まで。

スイスは、寒いし、霧が濃かった。

食事も高いので、COOPで食べ物買ってきてホテルで食べたりで。

で、水曜日の午後ベルギーへ移動。

飛行機が小さいFokker100とあって、どうかと思ったが、普通だね。

べルギーのナショナル空港から、ホテルのあるアントワープまで、タクシーで行くかどうか迷ったが、きっぷ売り場を見たら、何とかなりそうだったので、ここも電車で。

夜8時過ぎに、空港を出る電車。しかも海外で、乗ったこともない路線、ということで、この時は疲労を感じた・・・（↓駅のホームで）



一回乗り替えて、何とかアントワープへ。

ベルギーは、うん十年前に、2ヶ月ほど出張したこともあり、街中の雰囲気が昔と同じ感じ。

で、翌朝、会社までタクシーで向かったのだが。。

こちらです。と降ろされた所には、確かにうちの会社のロゴがある。受付を済まして、この建物に行きたいのだが、と聞いてみたら、それは、このサイトではない、と！

道の向こうだから、と聞いて、反対側に渡ってしばらく歩いてみるが、それらしいサイトは出てこない。

あきらめて、またさっきの受付に戻り、もう一度、道順を、今度は詳しく聞いてみる。タクシーで来た道を信号２つ戻るらしい。

ところが、田舎なので信号１つ分がやたら長い。寒いので鼻水垂れてくるし。

ようやく着いたら、予定の時間からほぼ1時間遅れだった。

そんなベルギーで楽しみにしていたのは、寿司屋だ。ブログにもよく出てくる所に行きたかったが、ホテルからしばらく歩く。もう歩くのはいやなので、ホテルの前の広場にあるUMIという、レストランに。

うまかった。

何カ月ぶりの日本食。

寿司ネタのうなぎ？の温度がもう少し温かかったらパーフェクトだ。

こんなことならスイスを削って、ベルギーにもう1泊すべきだった。。

で、金曜の夕方、アントワープから電車で、空港へ。
乗り替え駅で迷ったが、何とかなった。

ローマに向う飛行機は、かなり窮屈だったが、イタリア人と一緒に機内食のピザを食べたww

空港の客引きを振り払って、駐車場へ行き、深夜1時くらいに車で帰宅。

読み返してみると、まるで小学生の作文レベルだが、こんな感じの1週間だった。

とりあえず、ももクロ紅白初出場おめー

ではまたー、あ、12/22にこちらを出て日本に戻る予定。