こんにちは。
4月が終わる前に、春一の感想を。
私は初日のみの参戦でしたが、また改めて春一の良さを感じた1日でした。
一方で色々な面で課題も浮き彫りになったように思います。
私のお気持ち表明として残しておきます。
まずは、春一ならではの地元の人や文化との関わりは素晴らしいと思うし、今後も続ける事で少しずつ繋がりを広めてほしいと願います。
昨年に続き、フマキラーさんの花火も最高でした。
また、福山通運さんが手荷物やお土産等の発送用ブースを設けてくださったり、昨年から確実に繋がったものを感じ取る事ができました。
こういう繋がりやその土地との交流は春一にしか成し得ないものなので、今後もぜひ大切に育んでほしいと思います。
特に今年開催地となった亀岡市さんは、文化的な発信と一緒に盛り上げようとする気概を強く感じ、改めて感謝の言葉をおくりたい。
本当にありがとうございました。
一方で感じた不満や疑問点。
①亀岡市への経済的波及
②飲食ブースと飲料水の確保
③ステージや客席の設営
④AEイベント開催発表
⑤規制退場
まず一番大切な亀岡市への経済的貢献ができていたか。
もちろんそれなりの効果はあるのでしょうが、今回のような大都市が近くにある自治体などで開催される場合、宿泊や飲食などの業界の恩恵もそちらに流れてしまう。
昨年の福山は中核都市なので、まだ比較的福山市内で完結できていたと思うのですが、私もそうであったように京都市で打ち上げしたり宿泊する人が多数を占めていたように思います。
私自身はまた改めて亀岡市には伺うつもりでいますが、果たしてどのくらいの人がそういう気持ちでいてくれるだろうかは定かではありません。
春一が現在の形式になってしばらく経ちますし、それらがしっかり構築されれば波及効果が目に見えやすくなり、開催を前向きに考えてくださる街も増えるのではないかと思います。
後からも書きますが、参加するももクロのファンは必ずしも春一開催の意図や波及効果などを考慮しているわけではないので、そのあたりは運営側がある程度工夫していく必要があります。
春一が常に開催できると思わない方がいい。
地元自治体や開催地域の理解があってこそ、開催できている事を、特にファンは忘れてはならない。
次に飲食ブースについて。
今年は昨年に比べ参加者が約1.5倍増加した割に、飲食ブースは意外と少なく感じました。
その割に昨年に比べゴミゴミしており、どこに何があるかもわかりにくかった。
近くに公園なども隣接しており、多くの人がそちらでも休憩していたので、そういうスペースも活用しもっとゆったり確保できなかったのか疑問が残りました。
それと同時に、会場外から水をわかりやすい場所で十分確保して販売しなくちゃならない。
芝生の影響を考慮し、水以外を持ち込み不可にしているなら尚更。
結果的に、会場となったスタジアムと来場したファン双方に迷惑をかけることになったため、今回の水切れについては猛省してもらいたい。
あとは会場の設営について。
はっきり言って今回の春一は、私がももクロ現場に参戦しはじめて以降最も何も見えない席になりました。
例年センターステージがあるのに今年はそれすら無く、私の座席があったあたり、ステージに向かって左側後方にいた身長低めの人間はほぼ同じ感想ではないかと思う。
またモニターも一つだけで、それすら前の人にかぶりほとんど見えなかった。
トロッコが来た際に遠くにちらっと見えたくらい。
音響も、まあお察し。
はっきり言って、これまでで最低の設営と言わざるをえない。
そうせざるを得ない状況があったとしても、後ろをメンバーがまわれる動線を確保してそこを通る曲をいくつかつくるだけで満足感は全く違う。
そのあたりの工夫みたいなものが一切感じられなかった。
色々やるのは全くもって構わないが、一つ一つのライブと一つ一つの楽曲を適当にしたら詰むよ。
だからこそフマキラーさんの上げてくださった花火には救われた思いでした。
もっと感謝したほうがいい。
次に、AEイベント開催の発表。
もちろん、何故こんな直前の発表になるんだとか、直前の発表になるならせめて地方から日帰り参戦しやすい箱でとか、言い尽くされている事もその通りだと思う。
ただ私が一番気になったのは、何より春の一大事という亀岡市が気概を持って誘致し盛り上げようと尽力してくださった場所において、遠いさいたまスーパーアリーナという場所で約一ヶ月先にはもう開催されるイベント告知とかセンスの欠片も感じられない。
そして運営側からの亀岡市に対しての配慮やリスペクトも全く無いように見えてしまう。
なんであんな最低な発表になったのか、甚だ疑問が残ります。
最後に規制退場について。
入場については昨年に比べかなり改善されていた。
それに比べ退場は最悪。
はっきり言ってこれが一番根深い問題。
最後のエンディングムービーが流れる中ぞろぞろと出口に向かう連中。
残念ながら残ったまともなファンがバカを見る。
残った人に向けて規制退場にご協力くださいとアナウンスしたって何の意味も無いのよ。
私のいたブロックの列なんて、私含めて3人しか残っていなかった。
前に書いたように春一を観に来る人の中で、本当の意味でその理念に賛同している人など極僅かなのがこういうところからもよくわかる。
万一事故が起きれば、開催した自治体にどれほど迷惑がかかるか。
そして来年以後こういうライブ開催すら危ぶまれることになりかねない。
残念ながら、そんな事すら想像できない人が多数を占めるのが、現在のももクロ現場です。
ももクロファンはマナーが良くて…なんて過去の話。
もし何かあった際、開催に手を挙げてくださった自治体のみならず、ももクロのイメージダウンに繋がるなんてことすら毛頭考えていない人だらけなのが明らかになったので、運営側もそのつもりで対応してほしい。
具体的な対策として目の前に不利益を提示しない限り、この規制退場無視は無くならないだろうね。
現在の状況で一番簡単にできそうな対策としては、アンコール前に改めて規制退場がある事と急ぎの人のアンコール前退場を促した上で、アンコール終了後の規制退場時には機械にAE会員証を全員にタッチさせ、規制退場を無視した人はチケット確保の優先度を落とすとか、それくらいインパクトある事をしなきゃ無理だろう。
もうファンの気概とか、信頼関係とかでどうにかできるレベルでは無いことをまざまざと見せつけられ、めちゃくちゃ寂しい気持ちになりました。
せっかく亀岡市が素晴らしい会場を準備してくださったのに、こんな思いで会場を後にする事になるとは本当に切ない。
まあこんなところですね。
もう一度言うが、亀岡市とその地域の皆様、協賛・協力してくださった企業や団体の皆様には感謝しかありません。
だからこそ運営の不甲斐なさとファンのバカさ加減には怒りを通り越して呆れすら覚えました。
来年も開催してくださる自治体がいることを願いつつ、今回出た問題点を改善して実施して欲しいと切に願います。
以上。