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☆日々、天元突破☆

これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。

いつもみてるよ

だから、知ってる

その笑顔のうらには涙もあるコト

いつも感じてる

キミがそこにいるコト

大変なんだよね、生きるって

キミがキミのままでいるって

だけど、自分を壊しちゃダメだよ

ひとりじゃないからね

どうしてもつらくて、苦しくて、逃げだしたくなったら、深呼吸して
それで、となりを見てみて

ボクがいるから

いつだってキミのそばにいるから

負けず嫌いなキミだから、人前では簡単に泣けない

でも、ボクの前では泣いていいよ

理想と現実は違う

わかってても難しいよね

でも、夢を小さくまとめて、それで叶ったってキミは満足しないでしょ?

だったらいそぐコトなんてない

キミはキミのペースで前に進めば良いから

ゆっくりでも前に進めば
いつか夢は近づくよ

その時までキミを包む風になる

そして、いつか夢が叶ったら、一緒に笑おうね

だから今を乗り越えて…
はは、またかな…

良いんだ、良いんだ…

オレ、こうゆうのなれてるからさ…

うん、元はと言えばオレが勝手にひとりで舞い上がってただけだし…

いつも、なんだよなぁ…

わかってるんだけど、気持ち、抑えられなくてさ…

だって、人を好きになるって嬉しくない?楽しくない?

あ、オレは彼女のコト好きなんだな、とか考えると何でも頑張れちゃったりとか…

オレのコトどう思ってるんだろう?とか、みょーに反省しちゃったりとか

でもオレが思ってるほど何にも思われてないのが現実…

ほら、オレあんまり女の子と話すのとか得意じゃないじゃん?

特に気にしてる子だと必要以上に緊張しちゃうし…

ダメだなぁ…

何話したら良いんだろ?とか考えてるうちに時間たっててさ…

そんで何言いたいか伝えきれないで終わる


ああ、クリスマスとか、バレンタインとか、オレには一生関係無いのかな…とかまた考えてるょ…

情けねえな…

なんだろ…

オレ、何泣いてんだ…

あの子と一緒にお台場とか行ったら楽しいんだろうな…とかひとりで勝手に妄想してた…

ださいなー

あ、初めてのデートで花束とか渡しちゃうタイプだよ、オレは…


今考えたら、無理させてたのかな…

悪いコトしたな…あの子に…

オレみたいなもてないヤツがつきまとうなんて迷惑以外の何でもないよな…

気付かなかったオレ、馬鹿だよな…

かっこ悪いな…

何回目だろ…

ごめん…今日だけは涙止まらないゃ…

違うんだ…

フラれたからとかじゃなくてさ…

自分が悔しくて…

こんな時、アイツならどうするんだろう…

でも、アイツはオレなんかと違ってモテルしな…

こんなコトで悩まなくて良いんだろうな…

うん、アイツ良いヤツだし、誰にでも優しいからな…

それにカッコいいから


明日からふっきれるかな…

寝たらなおるかな…

何度くらっても痛いな…

片思い、失敗するの…

オレ、まだあの子の笑顔を想い浮かべてる…

やめよう…これ以上嫌われたくないし…

今年中には彼女、できるかな…

オレにとっては遠い夢だな…
そうだ、こうしちゃいられない!

オレには逢いたい人がいる。

長い金の髪、少し巻き毛、良い香りのする女だ。

塔の出口が見付かった。オレには目的がある事をMr.マーに話した。

オレ「姫が、姫が、Edenにいるんだ…。一緒に来てもらえる…か?オレ独りの力じゃそこまで辿り着けるかどうかも…。」

Mr.マー「大事な人なんだろ?水くさいこと言うなよ。一緒に行こう。
そのEdenへ!」

そして新たに仲間として互いを認識しあった。

このまま平和な日が訪れるまで、一緒に旅を続けられたら良いな。


オレ達は向かった。姫の待つ『Eden』へ。

寒さの中歩いた。ひたすら歩いた。


ついに辿り着いた…『Eden』へ。

オレ「ココだ、この扉を開けたら…。でも、姫はオレのコトを待っていてくれるんだろうか…?」

自信を無くしふるえるオレにMr.マーが優しく言った。

Mr.マー「やっとで辿り着いたんだぜ。俺にも姫を紹介してくれよな。」

例え、この先で彼女が待っていてくれなくたって…。
オレには仲間がいるんだ…。

オレは覚悟を決めて扉を開けた…。

緊張が走る…。


ギイィィィ...。



間違いない、光の中、姫は待っていてくれた…。

オレは涙で目の前が見えなくなった…。

仲間と辿り着いたEden。まだ平和が訪れたわけじゃないけど、オレは姫を、仲間を守るタメに闘い続ける!

そう誓った夜だった…。

オレ達の冒険はまだまだ始まったばかりだ…。

To Be Continued


『はいはい実話、実話。
はい、長くてごめんなさい。
はいちょっと脚色、脚色。
冒険者は中野に来るべし、来るべし。
なんたら喫茶を三件はしご、はしご。』
と、意気込んでみたものの、彼はしばらく食事をしていなく腹が減ってるらしい。

こんな塔の中に、食い物屋があるわけが…、
いや、目の錯覚か?

もう夜も更けて暗くなっている塔に、一ヶ所だけ明かりの点いた場所を見付けた!

オレ達は走り出していた。

店内に入り、席に着いた、と同時位に腹が減ってる彼は早速注文をした。異国の食べ物『ロコモコ』を。オレは酒を頼んだ。

『ロコモコ』は大きな皿に盛られて来た。がっつく彼。

Mr.マー「コレは美味い!量も多いし!」

しかも、『ポップコーン』と言う異国のお菓子も付いてきた。

二人で楽しく酒を交わした。楽しい時間は過ぎていく。

オレは店内でおかしなコトに気付いた…。

ココの店員、みょーに可愛すぎやしないか?

いや、それはむしろありがたいコトだが…。

おかしい、同じ娘が二人いるように…。

あっ…。

その時、あるコトがオレの脳裏をよぎった…。

双子の魔女ユリとルリ…、魅力の魔法の虜に…。

まさか…!既に遅かった…。

時は夜の九時を回って、クジクジの儀式というものが始まっていた…。

笑いながら双子の魔女が近づいて来る…

そして透明の壷を向けられた…

なにやら中で蠢いている…

手を入れろと囁く魔女…

『にわかパーティー』のオレ達の戦闘力、そして酔った状態では、確実に負ける…

オレ達は意を決し、言われるがままに壷に手を入れた…

中から紙が…

開いて魔女に見せた…

魔女はじゃんけんをしろとせがんできた。

オレ達は二人とも負けた…。

もうダメか…。


いや、オレ達は死の運命からは逃れた様だ…

どうやら魔女は気まぐれのようで助かった…

その紙と引き換えに『うまい棒』と言う謎のアイテムを渡された。

そして、『ロコモコ』を食して生きていられた者にだけ与えられるらしい
『魔女の生き写しの画』を手に入れ、命からがら逃げてきた…。

くそ、全く歯がたたないじゃないか…。今のままじゃ何度やっても負ける…。
いつか、もっとレベルを上げてまた挑んでやる!
そう二人で誓った。悔しさでいっぱいになった…。
また塔を彷徨うオレ…。

そうだ、今のオレは独りだったんだ…。
エルフのお陰で精気は取り戻したものの…。

魔女は塔の三階にいるらしい、しかし独りの力じゃ…。

「くそっ!くそっぉ!くそっおおおぉぉぉ!」

オレは己の不甲斐無さに叫んだ!

やっとココまで来たのに…。彼女の待つEdenまでもう少しなのに…。

すると遠くから声が聞こえた!

??「誰かいるのか?」

この廃墟と化してる四階には人なんか滅多に来ないはず…?

オレは声のする方へと向かった。

………。

大きな体の男が立っていた。

男「君も冒険者か?」

オレ「ってコトは君もか?」

それまでの緊張のせいか、二人顔を見合わせ笑っていた。


どうやら彼はこの近くの町に住む冒険者らしい。

初対面なのに妙に意気投合した。
彼の名前はMr.マー、戦士らしい。なら話は早い!
オレは彼に双子の魔女の話を切り出した。

意気盛んな彼は二つ返事で魔女退治の話に乗ってくれた。

いざ行かん!魔女の待つ三階へ!
助かった…。

どうやらココは妖精の隠れ里のようだ…。その名も『エルフガルド』。

この塔には何度も足を運んでるがその存在に全く気付かなかった…。たまたま空間が繋がったようだ。

緑髪の彼女の名はハル。この里の長らしい。

オレは彼女に食料をわけてもらって、一命をとりとめた。

エルフ族の作るミートソーススパゲティーは量も多く、美味しくて満足。回復の水で体力も魔法力も完全に回復した。

「よし、コレならまだ闘える!」

元気になったオレに、ハルが武器をすすめてくれた。

「ありがたいけどオレは魔法使い、武器は装備しない主義なんでね。自慢のスペルがオレの最大の武器なんだ。」

ふと見渡すと、一人の僧侶もこの里に迷い込んでいた。美味しそうにコーヒーを味わっている。
彼の名はドット。かなりの情報通みたいだ。オレは世間話もそこそこに彼から恐ろしい情報を耳にした…。

どうやらコノ塔には強力な魔女が潜んでいるらしい…。

夜7時以降にだけその姿を現す。
その名も、双子の魔女ユリとルリ…。

彼女達の魅力の魔法にかかると魂まで抜かれ、肉体は生きる屍となるらしい…。

今のオレじゃ勝てない相手かもしれない…、でもオレはどうしても逢いに行かなければならない人がいるから。
だからココで立ち止まる訳にはいかない。

「挑んでやろうじゃないか!その魔女ってヤツにさ!」

オレは覚悟を決めて里を出た。不思議と、気付いたら元の道にいた
仲間に裏切られ、独りの旅を続けていた。

オレは駆け出しの魔法使い。でも頼りの魔法力も底をつきていた…。

どれくらい歩いただろう…。魅惑の魔法が立ち込める混沌とした塔の中、オレは空腹と戦いながら彷徨っていた…。

「もうもたないな。あいつを仲間にした時からこの結末は決まっていたのか…。」

今更悔やんでも仕方ない、とにかく進むしか。
既に食料も水も尽きていた…。

意識が朦朧とする中、道の先に光を見た。
塔の四階、前にアリスと出会った場所の少し奥だ。

オレは向かった、その光の指す方へと。最後の力を振り絞って。

そこには緑髪の一人の女が立っていた。

敵?味方?

どっちでも構わない、追い込まれているオレに考える余裕なんて無かった。今は彼女にすがるしか…。

「頼む…、水と食料を…。」
メモリー不足を言い訳に 過ちを上書き保存
眠れない夜を快楽で誤魔化して

心と闇の分岐点 選択ミスでBad Scenario
剥き出しの牙が優しさを喰い殺す

明日見える空があるから 今は目眩堪えて

寂しさより 解り合えない記憶の距離がもどかしい
君に触れるこの温もりも仮想の自己暗示?


システムエラーを繰り返し 気が付けば自分をuninstall
目隠しのままで綱渡り 急かされる

消去法で見付けた道は いつか夢に続くの?

崩れかけた自己プログラム 震える指を抑え付け
失ったデータ 補正しても 君には届かない

ほんの僅か光差したら どんな未来逝けるの?

寂しさより 解り合えない記憶の距離がもどかしい
接続前の君にもらった ファイルはバグだらけ

リンクフリー?甘い言葉に 誘われたら 荒らされて

不要なソフト ダウンロードを 君の為に繰り返す
真夜中のあの街へ
自転車をこいでいく

肌にしみる寒ささえ
感じない熱い想い
だきしめて行くよ

目的なんか無い
考えもまとまらない
部屋にひとりいられなくて
なぜか外に飛び出した

どんな音楽が好きなの?
どんな夢を大切にしているの?

ああ、何にも聞けないけれど…

真夜中のあの街へ
自転車をこいでいく

この距離は越えられない
でもなにか伝えたくて
キミに逢いに行く
オレは小さい頃に犬に噛まれたコトがあるらしい。

その記憶はないんだけど、今でも左手の手のひらに縫い痕が残ってる。

でも、生まれて今まで犬が嫌だと思ったコトは一度も無い。

犬って素直で、オレの大嫌いな人間とは大違いだ。それも人によるけど。

自分さえ楽しければ良いと思ってるヤツ、町を汚すヤツ、地球のコトを考えないヤツ、無駄な嘘ばかりつくヤツ、惰性でしか動かないヤツ、挙げたらキリが無いが特にそんな奴らが嫌い。

少なくとも犬は嘘はつかないだろうし。勿論、犬にもよるだろうけど。

そして、オレは犬と目で会話出来る。

怖いとか思ったコトは無いから、必要以上に怖がるヤツは犬に失礼だと思う。

犬は特に飼い主に似ると思う。少し抜けてるヤツが飼うとやっぱどこか抜けてる感じになる気がする。

だから、全てが利口な犬ばかりじゃないけど、比較的頭の良い動物だとは思う。

そんな犬に嫌われてばかりいるヤツは本気で生きてないんだとさえ思う。

犬は人を見抜く力に長けてるからね。

そんな犬を良く平気で捨てたり出来るよな?

犬に限らないか?猫だって、ペットとして飼われてる動物全てだ!飼うなら捨てるなよ。

オレは肉を食らう。ほぼ毎日食らう。牛、豚、鳥、羊、その他。

食わないとオレも死ぬからな。生きる為に犠牲は必要だから、だから食うコトが供養だとも思って割り切ってる。

オレは肉を食らった分は、生きてやろうと思う。その犠牲の分だけ生きてやろうってな。

それじゃあ、捨てられて、そして殺される動物は?目的があって殺されてるのか?

それだけの代価は?

命の代価は命じゃないと、逝った奴らも浮ばれないだろ?

命の重さは皆同じ?オレからしたら動物の方が重い時もあるね。

前に挙げた糞みたいな人間なんかいくら死んでもオレはなんとも思わないしな。むしろ、ありがとう、くらいの勢いだ。

ただ、飼ってる動物が死んだらそうとう悲しいな。

オレにとってどんな存在か、だけなんだけどね。

実際、何が重くて何が軽いかなんてわかんないけどね。

関係ないけど、子供の頃、犬を捨てるヤツらが許せなくて、オレが野良犬とか野犬を引き連れて人間に復讐しにいこうとか本気で考えてたな。