takaのブログ

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サッカー中心でやっていくつもりです。
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南アフリカW杯を終えて、サッカーフィーバーを迎える中、自分は新たな四年間に向けて1人の選手に注目することにしました。その選手とはW杯で活躍した本田や長友ではなく、当時サポートメンバーだった香川真司でした。
W杯の余韻の中、早くも真司は動き出していました。

小さな小さなヨーロッパのスタジアム。
ドルトムントでの初めての対外試合でした。ポジションは期待を伺わせるトップ下。手前サイトで奮闘する25番の個性的なヘアースタイルのオボモイエラも印象的でした。
その試合の前半終了間際、右利きの真司は左足で力みのない左足ボレーを見せました。

いい選手だとは知っていましたが、ゴール前で脅威になれる選手。逆足を利き足並に使いこなせる選手。加えて自分がサッカーに心を奪われた理由というのが、ドイツW杯でのマキシロドリゲスの左足ボレーシュートということ。その事が自分が4年間この選手に注目しようと思ったきっかけです。

真司は常に結果を出し続けました。最初に見たプレシーズンマッチではゴールを奪えませんでしたが、それ以降の試合でゴールを奪い、ドルトムントでの地位を築いて行きました。ザッケローニ体制となった日本代表でも、10番を背負うなど、欠かせない選手となりました。

1番思い入れの深いドルトムントでの2シーズンは語る事が多好きで書くことが難しいですが、個人的な事で、真司やドルトムントを応援する事によってたくさんのフォロワーさんと出会い、その中でも1人の女性と仲良くなれたので、有る意味で真司に感謝してます(笑)

話を戻します。
アジアカップ以降の半シーズンを棒に振ったのは惜しいですが、その後の1年を見れば爆発的に真司が成長しているかは分かるはずです。
中でもゴール前への侵入の仕方やパスのアイディアに磨きがかかっていました。

マンチェスターUに移籍する事になりましたが、その時には、ドルトムントの香川真司からブンデスリーガの香川真司と周知されていました。
得点力とアシスト能力を兼ね揃えた選手というイメージと共に。
プレミアリーグでの2年間は厳しさが伴いました。

クラブの目指すサッカーがドルトムントや日本代表と異なる事や、山森順平さんという素晴らしい通訳と別れた事が理由の大部分だと感じています。
真司のブンデスでのプレイをイングランドの地でそのまま披露することができず、チームメイトもそれを引き出すまでに至りませんでした。

しかし自分はこの移籍を失敗だと思っていません。ブンデス時代より明らかにフィジカル面が改善されています。
メンタルも強くなっていると思います。
自分は文系で好きな社会を勉強するのは楽しく、グングン点数が伸びるのですが、苦手な数学は集中できないしイライラするし点数は伸びませんでした。
誰しも長所を伸ばそうとするより短所を改善する方が難しいはずです。
真司もフィジカルという越えなければならない壁を乗り越える必要性を感じていたのでしょう。
ファン目線では苦しそうに見えるこの2年間は、真司の未来をプラスに変えてくれると確信しています。

1点も奪えなかったプレミアでの2シーズン目を終えて、W杯制覇を目指す日本代表に合流し、もう直ぐそこに念願のW杯初戦が迫っています。
その表情や言葉から、0ゴールという事実を気にしてないように見て取れます。
それは単なる開き直りではないから、その表情が言葉が出てくるのでしょう。

自分が香川真司を追いかけた4年間はとても幸せでした。W杯がどんな結果になろうとも、その後のサッカー人生が楽しみです。残念ながら自分はギリシャ戦とコロンビア戦をリアルタイムで見ることが出来ませんが、遠いアフリカのウガンダから、香川真司の、そしてサムライブルーの躍進を祈っています。


頑張れ日本!!!