椅子張りヲタの皆様、お久しぶりです・・・。
かなりの放置プレイでしたが、たまには書いておくかと。
毎日忙しく、数日前の仕事を思い出せないくらい
色んな現場行ったり、作ったり張り替えたりしまくりでしたが、
先日のカフェ1週間改装の現場が無事終わり、
今はこまごました仕事を片付けています。
先日お施主さんより直接持ち込まれた、プレジャーボートの座席やクッションシート。
ボートのシートは縫製のパーツが多く、複雑で正直面倒・・・
でもやらなきゃイカンのです!
運転席類
船首部分の内装クッションシートを並べてみたところ(まだ途中)
こういうプレジャーボートのシート張替は今まで何度かした事あって、
今回も運転席は同じタイプの物でしたが毎回、背と座のクッションの、
ファスナーをどうやって縫製してるのか謎な部分があって、
ミシンテーブル上でこねくり回して無理やり仕上げています。
何か方法があるのかも知れないし、違うタイプのミシンが必要なのかもしれない。
今後の課題です。
運転席は汎用タイプだけど、その他のシートは毎回色んなパターンがあります。
元々張ってあった生地をよく見てみると、型がピッタリ合ってないとか、
帳尻合わせしてる様な個所があったりして、製作した職人の苦労の跡が伺えます。
やはり、家庭用の椅子の様に大量生産では無いだろうから、
舟艇によって形状やレイアウトも違うだろうシートを、新しい舟が出来る度に
曲線の多い壁を型取って、それに合わせて生地のパターンを起こすのだろうと思います。
なのでボートのシートは、張替え後の方が少し修正されたりして
職人にもよると思いますが、キッチリ出来てるかもしれません。
運転席(左)とテーブル席1(右)。
テーブル席2。