「そう・本当?まぁいいわ
情報ありがとね」
「ん~」
ガラガラ
刑事が出て行った瞬間緊張が解けた
「はぁ・・なんで私あんなこと言ったんだろ・・・
馬鹿だ私・・・・」
すると親がこういった
「おまえよく騙したな
もしも俺が虐待でもしてるなんて言ったらどうなるかわかってるっだろうな
ただじゃおかねぇからな」
でっかい声で怒鳴りつけた
私は涙を溢れ流しながら
「うるさい!もうやめて!
なんで虐待なんてするのよ!?
お父さんは・・・
あんたは!あんたは人の心の痛みっていうのがわからないの!?!?」
私わそう言って父を蹴り飛ばした
がしゃ~ん
「ってーなてめぇ何すんだよ!」
そう言って殴りかかってきたがそれを見事に避けて肘打ちした
「こっち来ないで!きもい!来るな!来るな!来るな!~~~~~~~~~~~~~~~」
総怒鳴りつけて
そこにあったハサミを手にとって
振りがぶった
太陽の光でハサミの刃がキラリと光る
その光で顔も見えないため表情がどうなのかわからない
「あんたがいけないのよ!あんたがあんたがいなくなれば平和になるのよ!
死ねばいいのよあんたなんて!」
ハサミを振り下ろした
ガラ!「やめろ!!!」
ビクッ!
手が止まった
恐る恐る振り返るとそこには刑事がいた
「あなた・・・やめなさいそんなことやっても
何も変わらないのよ」
「うるさいうるさいうるさい!」
私はそう怒鳴った
すると手に力強く持っていたハサミが一瞬にして奪われた
バッ!
「かえ・・・」
言う間も無く私は腹部を刺された
布団がだんだんちに滲んでいく
ポタッポタっ
ベッドから血が垂れ落ちる
それがスローもうションのように感じた
二人の刑事が走ってこちらに来るそれもまるで歩いてくるようだ
父の手に持っていた血が付いたハサミが下に落ちていく
カシャンハサミが下に落ちた
(ダメだ・・・いしきがもうな・・・ぃ)
そしてうっすら見えたのは父が確保されているとこだった
「亜美ちゃん!?
大丈夫!?」
「は・・ははは
ごめんなさい」
そして私は落ちていたハサミを拾い上げてとどめに自分の
首を刺した
そこから血がドッと噴出してきた
バタッ
一瞬にして意識がなくなった
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「亜美!」「亜美ちゃん!」
まぶたの奥で声が聞こえた
「ん・・・・・・」
ふと目を覚ました私
「え・・私・・死ねなかったの?
なんだ・・・意味ないじゃん
なんで!?なんで助けたのよ!?」
私が叫ぶと後ろから声が聞こえた
「バカ!当たり前じゃん!
うち・・亜美がいなきゃ学校つまんないよ・・・・」
その声は保育園時代からの友達佐々木彩芽だった
彩芽は小3からいじめにあっていた
それを助けるのが私の仕事だったのだ
「彩芽・・・・・・
そうだよね・・・・ごめん私 自分勝手だよねごめん」
私の目からは何か塩辛い粒が出てきた
「ありがとう・・・・私こんなにいい友達がいるなんて気づかなかった
ありがとう・・・・・・」
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だがその一週間後・・・・・・・・
「ばか!亜美!行かないで!
置いていかないでよォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」
私は息を引き取った
最後に交わした言葉は
「今までありがと・・・・・そしてごめんね・・・・・・・学校でいじめられんなよ・・・・・・・」「亜美・・・・・・ やだ・・・行かないで 私許さないから死んじゃうなんて・・・・」____________________________________
終わりです
書くのめんどくさかったけど何か楽しいなっ!
じゃぁ・・・みんな虐待されてたら周りにいる友達に相談してねぇ!
私でよければ相談にのるよっ!!