こんなにも有安杏果という存在が前面に押し出された期間は,Zになって以降はじめてだったと思うので,なんだかそれだけで胸がいっぱいになって。
彼女は,ももクロファンの間でも,比較的好き嫌いが分かれるタイプだと思いますが,ブログ記事・ライブのコメント・雑誌等でのインタビュー等,どれをとってもファンへの心配りに溢れていますし,お知らせも普段から細目にしてくれるなど,加入以来,首尾一貫して丁寧に向き合ってくれていることは,多くの人がわかっているはず。パフォーマンスのカッコ良さ・可愛らしさはもちろん,苦手ジャンルは極端に弱かったりするポンコツな一面が垣間見えるところも魅力です。常にファンを大切にしてくれる彼女を思うと,スポットライトが頻繁に当たる最近の展開に戸惑いを覚えつつも,やっと来てくれたという喜びがひとしおで,感無量です。
昨日のライブ・ビューイングは,広島の会場で観ていました。
ライブ中のトークから推察するに,セットリストは杏果ちゃんが考えたっぽい感じですね(^^)
1曲目の「ありがとうのプレゼント」,これまでのどのステージよりも優しく,包み込むような歌声。彼女の温かさが感じられて心地よく,穏やかな気持ちで聴くことができました。
ライブのセットリストや大まかな様子は芸能ニュース等で報道されているので割愛しますが,そこからメンバー一人ひとりを順番に呼び込んでいって,いつものももクロライブがスタートしました。いつもと違うのは,overtureの最初からメンバーがステージ上にいること。カウントダウンのコールも杏果ちゃんの掛け声で一緒にやって,会場が一気に盛り上がりました。
今回の会場はライブハウスだったということで,ステージと観客の距離がとにかく近い!なにしろ,歌の途中で最前列のファンとタッチしたり,時折声をかけたりしていて,それがまた臨場感を盛り立てている感じでした。それと,曲名の紹介が少なかったことも新鮮な印象を受けました。
あと,今回はいつにも増して,メンバーの表情が良かった気がします。ワクワクしているような表情。とくに玉井さん,
途中,会場特典の抽選会とフジテレビの収録が入ったときは,ライブ・ビューイング会場で観ている身としては結構長い時間に感じられましたが,トークやめざまし時計への録音はとても楽しかったです。くじを引くまでの段取りとか,トークのない時間がもう少し短かったら,なお良かったと思います。
全編を通して,杏果ちゃんはいつになく饒舌で,メンバーの振りから,お約束の「吉祥寺」をやってくれたりもしました。反省会と称したライブ後のトーク会は,内容は反省会ではありませんでしたが,彼女が披露した小さい人の「あるある」ネタをメンバーが拡げて茶番につなげたりと,観ていてとてもうれしく充実した時間を過ごせました。メンバーみんなの,このサービス精神にはホント頭が下がります。
来年から始まるAE限定「月刊TAKAHASHI」も,時間は短い(60分)ですが,こんな感じになるのかなぁ?と思いました。地方在住なもので,どこまで参戦できるかわかりませんが,事情なんて乗り越えてなんとか会いに行きたい・・・彼女たちのライブを観た後は,いつもそんな気持ちになります。