4月からの就職、新しい自分スタート!ヾ(≧∇≦) | しあわせの空☆

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まったりと、しあわせの1日や、小説を報告します。
休憩中の暇つぶしに、いかがですか?( ´艸`)
また、何かしら、面白い情報(各地各国の最新グルメ、流行ファッションなど)ありましたら、よろしくお願いします!(^_^)/

翌朝、セクラビ事務所。
桜 杏花のマンションから、杏花の運転する車に乗りセクラビ事務所に、着く。
杏花「行きましょう!」
れに「は、はい。」
杏花は、れにを連れセクラビ事務所に入る。

昨日、紫 ヒカル、あかりが、亡くなった為、パープルペガサス事務所は、副社長 紫 れにが、継ぐはずだったが、事実上、経営していたのは、紫 ヒカルだった。
経営未経験者の紫 れにが、当然、パープルペガサス事務所を、経営していく事が、無理なことは、誰から見ても、明らかだった。
紫れに「これから、どうしょう。私、一人では、パープルペガサス事務所を、倒産させてしまう。」
れにが、悩んでいると、
杏花「れにちゃん、これからどうするの?

れに「杏花さん、私、どうすれば!」
杏花に、涙目で話す、れに。
杏花「れにちゃん。あなた、一人だと思ってるでしょ、そうじゃないわ。」
れに「えっ?私、兄弟いないし。」
訳が、わからない。
杏花「あのね、私がこれから、話すこと、落ち着いて聞いて。アナタの父親、コジマ社長は、あかりと、結婚する前は、私と、結婚していたの。コジマ社長と、私の間に、産まれたのが、まだ、赤子だった、かなこ。その時、まだ、お腹の中に妊娠していたのが、しおり。
つまり、れにちゃん、かなこ、しおりは、あなたの腹違いの姉妹なの。だから、ひとりじゃないのよ。」
れには、父が、バツイチとは、聞かされていたが、相手を知らなかった。
れには、その話しを、聞き、信じられない様子だった。
れに「嘘よ!信じられないわ…。」
杏花「普通、驚くわよね。かなこに、聞いてみて。」
れには、かなこのいる控え室に駆け込む。
かなこ「れ、れに!大丈夫、あんな悲しい事があって、心配したんだから。」
れに「かなこ、杏花さんが、私と、あなたと、しおり。腹違いの姉妹って事、本当なの?」
かなこ「れに………。お母さんが話したんだね。真実だよ。」
れに「何で、知ってて、黙ってたのよ!」
かなこ「ごめん。実はね、れにに、言い出せなかったの。」
れに「何でよ!」
かなこ「じ、じつは、お父さんのコジマ社長が、ひき逃げで亡くなった事は、私を、庇ったせいなの。私を、突き飛ばして、お父さんは、亡くなったの。本当に、ごめんなさい。」
泣き謝る、かなこ。
れに「そ、そんな……‥。」
その場に、しゃがみこみ泣くれに。
ふたりは、しばらく泣いていた。
やがて、れにが、口を開く。
れに「私も、謝らなければならないわ。」
かなこ「なぜ?」
れに「実は、まだ、セクラビにいた頃、コジマ社長、父に、ブラックキュートに移籍するように、あらゆる悪徳手段で、追い込まれ、結局、移籍させられたの。わたしは、かなこと、セクラビ事務所が、大好きだった。ずっと、一緒に女優を、目指したかった。
さらに、父は、かなこを、移籍させるか、つぶすかを、考えていたの。
結局、かなこをつぶす事で、セクラビ事務所をつぶそうと考え、私に、かなこを、つぶすように、言われたの。私が、断れば、大好きな武藤さんを殺すと、脅されてて、あの時、冷たい態度、言葉を言ってしまって、本当に、ごめんなさい。」
かなこ「れに、あなた……‥。(武藤さんの事、好きだたんだ。同じ人好きなんだ、どうしょう。)私こそ、お父さんの事。」
れに「お父さんの事、気にしないで、あんな悪徳な父だったけど、最後に、実の娘のあなたを、庇って、死んだ。最後の最後に、人間らしく死んだんだから。」
かなこ「れに………。」
れに「それに、私達、腹違いの姉妹じゃないの。私、今、とても、嬉しいんだ。
だって、ひとりじゃない!」
かなこ「うん、私達は、姉妹なんだよ!ひとりじゃない!」
ふたりは、抱き合い、とても喜ぶ。

「ちょっと!私だけ、置き去りなわけ~!2人とも、私に、ごめんなさいの、キスしなさい!」
部屋の前で、二人の話しを、聞いていた、しおりが、部屋に、入ってきた。

三人は、姉妹である事が、とても、嬉しかった。
さっきまで、暗かった部屋が、いっきに、明るくなった。

続く。!(^^)!


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