HKT48が6月5日(日)に北九州市で行われた(宗像市ではない)「THINK ECO KITAKYU 2022 宗像フェス」に出演した
当日のタイムテーブルがこちら↓
HKT48は土日の2日間のフェスの大トリとして20:20~という深い時間の最終出演が予定されていた。
前日の6/4(土)にみーおん生誕祭が行われて直前に福岡へ渡るスケジュールを少々変更してバタバタしたものの
一緒にフェスに行く福岡住みの友人を頼って前乗り
当日は車で会場となる 響灘緑地(北九州グリーンパーク) へ向かうことにしていたが
フェスを一日楽しむというよりはHKT48を見られれば良いとコンセンサスが取れていたので
午前中はゆっくりして、福岡市内で昼食をとって昼過ぎに北九州へ向けて出発
当日の天気は西から大きな雨雲が九州全体~西日本にやってきていて
朝から夜にかけてどんどん天気が悪くなっていく予報だった
雨に加えて風が強くなっていくのが問題で、最悪、フェスの中止も考えられただけに移動中心配は尽きなかった
道中、カッパやサンダルなど雨に降られてもいいように買い出しをして高速に乗った
午後4時半過ぎのこと
古賀SAで小休止していると、「荒天により一時中断」という情報が回ってきた…
これはマズい…
天気はここから悪くなる一方で回復する望みは薄かった
しかしここで諦めて引き返すなんて有り得ない、車は北九州へ向けて走り続けた
今回の宗像フェスはサンシャインステージと呼ばれるサブステージでも、メインステージと並行してライブが行われていたのだが
そこは屋根があって風雨の影響をかなり減らせるステージで、メインステージ中断中もサブステージはスケジュール通りライブが行われていた
であればそのサブステージでライブが出来るのではないか…なんて考えていたら
午後6時前に「サブステージで再開」の報が入ってきた
30分ほど遅れて公式でも「中断したメインステージのライブを18:45から再開」という情報が出た!
中断によってメインステージでのライブが出来なかったアーティストはHKT48を含めて3組
元々サブステージでライブを行う予定だったアイドルさんも含めて6組ぐらいのアーティストが
出演時間を短縮し、ステージ転換も予定より短くして21時までに収まるようにリスケがなされたらしい。
午後7時ごろに会場に到着
カッパを着込み荷物をゴミ袋に包んで会場入り
チケットをリストバンドに引き換えてサブステージへ
リスケによって[ライブ20分・転換15分]で回していき
最後のHKT48の出演は20:35~20:55の20分間という予定になっていた
扇形で傾斜のある客席は前方をSゾーン、後方をAゾーンと急造で設定
その判別はリストバンドの色でするのだが、カッパなどの長袖と暗めの会場でそんなもんどうやって確かめんねん状態ではあったw
前のアーティストの出演が終わるとそのアーティスト目当てのお客さんが帰り、残った客がその空いた席めがけて前に詰めていく状態。
何組かのステージを見守って、ついにHKT48の順番
前方で空いた席にズレていって、恐らく前から5列目くらいに着席することに成功
カッパを脱いで応援グッズを準備(ペンライトはジッパーの中にいれて使った)
外は雨が降り続け、風は時に横から強く吹きつけ、緑は厚い雲による暗闇に包まれた。
1000人収容の会場内は最後に残ったHKT48の登場を待ちわびる観客が前半分に密集して静かな熱気を漂わせた。
マイクテストが行われる。
ステージ側からいくつかの単発の照明が強く客席を照らして作り出す明暗のコントラストで視界はチラチラしてくる。
その広いような狭いような、寒いような熱いような、異様な空間は中断のスクランブルを含めて否が応でも一体感を演出していた。
MCの呼び掛けで客席全体で呼び込みの声を出して(けっこうやってた、コロナ禍なのにいいんですか?)
メンバーが登場した
熱狂の時間がやってきた
【セットリスト】
1.最高かよ
2.突然 Do love me!
3.スキ!スキ!スキップ!
4.早送りカレンダー
5.大人列車
6.ビーサンはなぜなくなるのか?
7.メロンジュース
21時まで。ちょっと延びて25分間のライブはあっという間に終わってしまった…
冒頭の「最高かよ!」のスタートの時点で下手にてあおいたんがゼロズレでお迎えいただいて
ソッコーで十二分にレスをもらえたこともあって、気分は最高潮
MIXの掛け声も自然発生してしまって、コロナで制約されていたものの解禁が唐突にやってきてしまった
「早送りカレンダー」→「大人列車」のダンスほぼ完コピ曲で完全燃焼出来たのも最高だった
「ビーサンはなぜなくなるのか?」も初めて見たが
その新衣装によるステージは強く印象に残り、今見ても魔法のようにキラキラして見えてくる
まるでこの世の物とは思えないライブが終わった。。
車で2時間強かけて友人宅へ帰り、翌日飛行機で帰京した。
HKTが今行っているツアーなどと比べても訴求力というか集客力の少なめな
地域性の強いフェスではあったが、だからこそ感じられる一体感は期待していた所で
そこに荒天による一時中断と時間短縮などの緊急対応が特別感を演出して
とても思い出に残る遠征になった。
野外フェスは晴れて気持ちがいいのも醍醐味ではあるが
風雨によって逆に伝説になるのもまた同様に醍醐味であり
今回はそちらに振り切れた
雨対策もやれることはやっていたので、寒さや雨水による被害で気分が下がることも無かった。
総じてとても満足した遠征になった。
荒天ながらサブステージでの再開を決定・調整してくれたフェスの運営に感謝だし
何より楽しいステージを提供してくれたメンバーに大感謝である。