『週刊少年ジャンプ』で自信をつけ
『ケータイ大喜利』の生投稿に参加するも
６回連続で不採用
ただ、自分の作品には自信を持っていたので
(「タウンページ」が
ＮＨＫ的にＮＧなのかも？)と思い
「今日だけはペンネームを、●●か✖✖に
しようと思います」と呟いたところ
「『シーズン・イン・ザ(さん)』名義で
読まれた時の
ＭＣ３人のリアクションが見たい」と
レジェンド秒読みだったＫさんから要望され
第１５８回 ２０１３年の元旦だけは
「シーズン・イン・ザ(さん)」
名義で参加する流れになり
ついにその瞬間を迎えることになります
ゲストは、パンクブーブー
菜々緒さん、芹那さん
声のゲストが、"ミスターお正月"阿藤快さん
ＮＨＫのキャラ・ななみちゃんです
千原ジュニア「ルーキーの、広島県
シーズン・イン・ザ(さん)の作品です」
と紹介したとき
(あの曲だ)と気付き、スタッフに微笑む
続けて、今田耕司さんも気付きます
元旦スペシャルでスタジオ観覧もあったので
お客さんとゲストの笑い声も聞こえます
お題は
【阿藤快さんがしゃべるカーナビが登場！
「余計なこと言うなあ･･･」何と言った？】
２０１５年１１月１５日、６９歳の若さで
惜しまれつつその生涯を閉じた
俳優・阿藤快さんが
僕の作品を力強く味わいある調子で読み上げ
場内は笑いで包まれる
阿藤さんは深夜の生放送だろうが全力投球！
時々、スタッフさんから「少し抑えて」と
指示が飛ぶほど番組を盛り上げたことから
「ミスターお正月」という
めでたい異名があったくらいです
菜々緒「ヤダ―、もう無理!!
ボロボロになっちゃう!!」
芹那さんも首や手をブンブン振り
(それダメダメ)と意思表示
今田「海までのところ入れたら
これ出てきますね」
板尾「もう、やかましいくらい
これ聞くからね」
(再び笑いが起こる)
今田「さあ板尾さん、判定は!?」
板尾「はい、これもいいと思います！」
(迷わず３本判定の札を上げる)
(女性ゲスト「あー面白い」の声も聞こえる)
板尾「この雑々な感じがいいですね」
今「でもこうじゃなきゃね、このカーナビ」
板尾「そうですね。ある意味ね
こうじゃないと、阿藤快さんのカーナビ
じゃないからね。お願いした意味がない！」
今田「そりゃそうです！」
板尾創路審査委員長の判定には
圏外
アンテナ１本
〃２本
〃３本
があり、ルーキーからは
アンテナ１本以上で初段に
初段以上はアンテナ３本時だけの昇格に
なるので昇格は楽ではありません
そもそも、卓越したセンスのオオギリ―ガ―
たちから送られる膨大な回答群から
言葉のプロというべき
放送作家さんたちの１次審査を通過し
生放送で千原ジュニアさんに認められ
板尾審査委員長まで納得させないといけない
いま書きながら(凄いことやってたんだなぁ)
と冷や汗をかきそうになりました
ジュニアさんのＰＣに上げてもらった時点で
充分に誇らしいといえますね
放送後、面倒見がいいオオギリ―ガ―さんに
今後の流れを教わってから布団に入りますが
その夜は興奮して眠れませんでした
『週刊少年ジャンプ』での採用も
ページを開く瞬間の緊張と興奮は
日常生活で滅多に味わえない程でしたが
テレビの生放送で尊敬する芸人さんたちに
選んで読んでもらい
トーク後に判定してもらえることは
"人生最高の瞬間"と言っても
過言ではありませんでした
投稿者は多くの国と地域が対象なので
もちろん、競争率はえげつない
「2年～4年不採用」なんて声はザラでしたが
それでも、この感動と興奮を味わうと
"週末を大喜利に捧げる"と形容される
熱心な投稿者に変わっていきます
こうして、阿藤快さんの声で産声をあげ
７回目の投稿で"メジャーオオギリ―ガ―"
入りを果たします
※なぜか横向きに表示されるから
両端を少しトリミングしてます