風の谷のなでしこ | ジャジャのブログ

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姫姉様たち、真っ青な異国の服を着てるの!

まるで、金色の草原を歩いているみたい!
金色のフィールド。青いユニフォーム。手には、世界の皆さんへ支援ありがとうの横断幕。
なでしこたちが示したのはあきらめないこと。価値は物質でなく信頼や絆であること。そして、復興への希望。


失われし大地との絆を結び ついに人々を青き清浄の地にみちびかん・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15060169?via=thumb_watch


しかしその希望は、手放しで喜べるものではないのかもしれません。
ナウシカは浄化の物語ではありません。汚濁と共に生きる物語です。問いは汚れた大地を愛し抱きしめることができるか?です。

「森の毒はもうそんなにジルの身体を・・・。」「はい。それが腐海のほとりに生きる者の定めとか・・・。」
「母は11人の子を産み、育ったのはわたしだけです。他の子は母の身体にたまった毒を身代わりにひきうけて死んでいきました。」
「その人達はなぜ気付かなかったのだろう。清浄と汚濁こそ生命だということに。苦しみや悲劇やおろかさは清浄な世界でもなくなりはしない。それは人間の一部だから。だからこそ苦界にあっても、喜びやかがやきもまたあるのに。」
「腐海のほとりに移り、そこで生きましょう。腐海は私達の業苦です。でも敵ではありません。」


広大な土壌、海洋、大量の食物汚染が起き、しかもまだ終息のめどは立っておらず、福島第一原発は放射能を出し続けています。この状況は、今後何年も続くと予想されています。つまり、この汚染はおそらくすでに取り返しのつかない、浄化しきれないもののように感じます。


放射能という負の遺産をこれ以上将来に残さないよう、危険なエネルギーを安易に享受することをやめる。そのために、大量に生産し消費し廃棄する現代文明を根本から見直し、不便さを楽しんで、物質でなく信頼や絆に価値を置く生き方を選択する。浄化できない汚染に対し絶望せずあきらめず、逃げずに踏みとどまり、穢れたこのふるさとを愛し、力強く、助け合って、希望を胸に生きていく。


その覚悟が自分にあるだろうか?