ギャラクティカにサブイボ立ちまくり。 | ジャジャのブログ

ジャジャのブログ

ブログの説明を入力します。

自宅療養中につきツタヤ三昧。
「ギャラクティカ」シーズン1まで見ました。

ようやく目的地の1つを目前にしたのに、軍と政府が対立、主要メンバーは離散、船団は崩壊、艦長は瀕死という、物語を混乱と無秩序のピークに放り込んでのシーズン1終了でした。これからどうなるんだー!

ギャラクティカ あらすじ

人類と長い戦争を続けてきた人工知能「サイロン」は、40年間の休戦状態を破り、突然侵攻を再開。軍のネットワークにやすやすと侵入し、防衛網を麻痺させ、12の植民星全てに熱核攻撃を加えた。軍は潰滅。人類は滅亡。奇しくもこの日、退役記念式典を行っていた老朽艦・宇宙空母ギャラクティカは、ネットワークにつないでいなかったため機能停止を免れ、人類唯一の戦力として残された。難を免れた200隻の民間宇宙船を集め、そのわずか5万人の生き残りを率いて、ギャラクティカはサイロンからの逃避行へと旅立つ。目指すは、伝説の惑星「地球」。

銀色のロボット型のサイロンとは別に、寸分違わぬ人間のコピーが存在し、しかもすでに船団内に多数紛れ込んでいることが発覚して、人々はお互いに疑心暗鬼になります。しかもこの進化したサイロンは人間と生殖も可能!恋愛も成立します。これで、映画「ブレードランナー」的な要素が加わり、登場人物たちは、人間とは?命とは?魂とは?愛とは?神とは?という哲学的命題について、考えます。また、エロスもテーマの1つで、時々そういうシーンが入るのでお子様には見せられません(^_^)。

全編、旧作への愛に貫かれ、オマージュがちりばめられていて、ファンはたまらない。リチャード・ハッチ(旧作の主人公のひとりを演じていた俳優)

http://www.richardhatch.com/battlestar_galactica/bsgtsc.html

が登場したときには、サブイボが立ちましたもん。(もちろん旧作を知らなくても十分楽しめます。)悲壮感漂う設定と哲学的命題から、全体的に暗い話になりがちですが、ちゃんと3話に1回はVFXを駆使した宇宙戦闘活劇も見られます。また旧作ではただの裏切り者だったバルターが、新作では実にコミカルで魅力的なキャラクターになっていて、笑いを作ります。惑星コボルという人類発祥の地の神々の神話と、それへの信仰が根底にあり、物語に深みを与えています。さらに、音楽が打楽器を中心とした、和太鼓ともアフリカンともサンバとも聞こえる無国籍なもので、緊迫感を盛り上げていて、これも大きな魅力です。

シーズン1の予想外の展開から、今後の思いもよらない物語を期待しています。だってまだまだあとシーズン4まであるんだよ!