2014年間ベスト20 5~4位
いよいよラストです
文字数が多すぎて細かくなってすいません
5.Cloud Nothings / Here And Nowhere Else
クラナシは元々大好きなバンドなんですが今作は彼らの最高傑作だと思います
1stの初期衝動満載のガレージパンク的な音と2ndの大人になったクラナシの音
その二つが究極とも言えるバランスで混ざり合ってるんです
本当に素晴らしい
もうすこし世界的にも評価されても良いと僕は思います
4.Embrace / Embrace
多分この作品を年間ベストの上位してる人、メディアはまずいないのではかと思います
ブリットポップという狂想曲のムーブメントが90年代の英国に存在していたことは多くの人がご存知だと思いますがそのブリットポップはオアシスとブラーという英国が同時代に奇跡のバンドを産んでしまったことに対する歓喜であり悲劇によって最高潮を迎えますがその中でアフターブリットポップとかポストブリットポップと呼ばれるようなオアシスやブラーみたいなバンドはとにかく契約しろ
そしたらデビューさせろ
売れるから
というハイエナのようなムーブメントが起こります
その中でメンズウェアやノーザンアップロアーなどUK ROCK好きには名前を聞くだけで笑えてくるようなバンドが山ほどデビューして売れましたが所詮はブーム
ブームが過ぎれば皆消えて行きました
今回紹介するエンブレイスもそういうアフターブリットポップ、ポストブリットポップムーブメントの中でデビューしデビュー作から英国でアルバム一位を獲得し華々しくデビューしますがブームが去ると他のバンドと同じように売れなくなりました
そんな時にアフターブリットポップの焼け跡から2000年以降コールドプレイやMUSEなど次世代の人気バンドが生まれる訳ですが97~00ぐらいはまさに暗黒の時代
しかしそのコールドプレイのクリスマーティンがエンブレイスのファンであることを公言しクリスマーティンがエンブレイスに曲を提供
その曲をリード曲としたアルバムは再び英国で一位を獲得
まさに不死鳥のようなバンドです
その後の次作も英国のアルバムチャートで一位
順風満帆かのように思えましたがここから彼らは8年間の沈黙をすることになってしまいました
私は彼らの曲のまさに歌物の日本の歌謡曲でしょ?これって?
というようなベタベタな歌謡ソングが大好きで本当に大好きなバンドでした
毎年、毎年、エンブレイス復活しないかなあー?と叶いもしない願いを願い続けていましたがまさかの復活!
それだけ僕にとっては年間ベストで良いです
内容は何故かエレクトロサウンドによってる所がある以外はエンブレイスです
というかダニーの歌声だけで僕には満足です十分です
帰って来てくれてありがとうエンブレイス
それしかないです
でも、聴いた事ない人には勧めないです笑
冷静に考えれば大して良くないし世界中で誰も年間ベストにあげてないのも当然だと思います
もし勧めるならOut Of Nothingという1度目の奇跡の復活を届け作品を勧めますね
僕にとってそういう特別なバンドです