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マイ年間ベストアルバム2015

毎年恒例のマイ年間ベストアルバムですが今回は文字数制限や画像の貼りやすさからこちらで公開しました
よろしくお願いします




星野源 YELLOW DANCER全曲レビュー #YELLOWDANCER

星野源の新譜 『YELLOW DANCER 』


このアルバムについて語りたいことが多すぎるのでブログを書きます


このアルバムの評価について何と言えば良いか考えすぎて気付けば既に20ループぐらいはしている



現在大ヒットしていて一週目での10万枚は超えそうなこのアルバム



発売前から各媒体で名盤だ名盤だと言われていた


MUSICA誌ではあまりにも良すぎて表紙を急遽二号連続で星野源にしたというぐらい


しかし、私は半信半疑であった


最近の星野源の楽曲は大衆にまで受けるようなポップなシングルが続いていたが私が好き星野源は『ばかのうた』や『エピソード』の頃の星野源であり良い曲だとは思いながらも何か違うような気がしていたからだ


しかし、『YELLOW DANCER 』を聴いて感服した


最近の星野源のポップ路線は大正解だったのだ


本気で小沢健二の『LIFE』並の名盤だと思う


ということで一曲ずつ語っていきます



1. 時よ


アルバムの幕開けを告げるこの曲

「ああ、これはもう名盤だなあ」と思わせるぐらい純粋に疾走感に溢れてポップで素晴らしい

みんなが待ってる(紅白歌手の)星野源ってという感じ

最近星野源を好きになった人の期待通りの曲で本当に見事



2. Week End


すでにめざまし土曜日のテーマソングとしてお馴染みのこの曲

星野源流のモータウンサウンドというか古いアメリカンポップスの名曲のような雰囲気がある

特に間奏のホーンの音が心地良くて土曜の朝にぴったりの爽やかな楽曲


3. SUN


紅白でもこの曲を歌うのでは?と言われている

世間的にも星野源の曲で一番浸透してる曲ではないだろうか?


本当にポップソングとして完璧で誰が聴いても良いと思えるような大衆受けする曲なんだけど妙に粘っこいグルーヴが星野源がただ大衆受けするだけ歌手と違う所だろう


4. ミスユー


この曲は過去の星野源の路線でもないし最近のポップ路線とも違う新しい星野源の一面を見せている思う

ボズスギャッグスのようなAOR的な星野源

これも哀愁溢れて流石


5. Soul


タイトルの通り星野源のソウルミュージックへの愛が感じられる曲

でも、黒人的なソウルミュージックをそのままやってるわけではない

白人のソウルミュージックをブルー・アイド・ソウルと呼ぶが日本人的なソウルミュージックへのアプローチでまさに、『YELLOW DANCER 』というタイトルはこういう意味かと思わせる



6. 口づけ


まさに初期からのファンは待ってました!!の『ばかのうた』や『エピソード』の頃の星野源の楽曲です

この二枚に入ってても全く違和感がない


この路線の曲を捨てずに入れてくれたことが本当に嬉しい


7. 地獄でなぜ悪い


同名の映画の主題歌であるこの曲


最近の星野源の音楽の路線はこの曲とこの前のシングルの『ギャグ』から始まったと言ってもいいのではないだろうか?

そういう意味ではこのシングルがこのアルバムに収録される意味がある


8. Nerd Strut



唐突に流れる短いインスト曲


この曲の意味を考えたを色々考えたが私の考えとしてはこの曲は解散した自身のインストバンドSAKEROCKへの星野源からのレクイエムではないだろうか


ソロ初期路線の『口づけ』とSAKEROCK的な『Nerd Strut』


この 『YELLOW DANCER 』は星野源の音楽人生の集大成という位置づけのあるだろうからこの二曲は必要だったんだと思う


9. 桜の森


7thシングルのこの曲


多分この曲が『YELLOW DANCER 』というアルバムを出すにいたって指針となった曲だと思う

王道ポップなのに粘っこいブラックミュージック愛に溢れる粘っこいグルーヴ

まさに今の星野源であり『YELLOW DANCER 』のコンセプト通りで本当に素晴らしい曲だ


10. Crazy Crazy


こちらも7thシングル


鍵盤の音がフューチャーされてていて本当に聴いていて気持ちいい


こちらも『桜の森』同様『YELLOW DANCER 』というアルバムを出すにいたって指針となった曲だと思う

この両A面シングルは星野源にとって路線変更の大きなターニングポイントになったシングルだと思う


11.  Snow Men


CMソングとしても流れていた曲だがこちらも星野源のブラックミュージックへの愛を感じる楽曲

ディアンジェロ的な音楽をそれに近い形で今年日本で出した名盤がceroのObucure Rideだとしたらこの曲は日本人に大衆に受けやすいようにディアンジェロ的なソウルを引き継いでいる


そういえばSAKEROCKもceroもカクバリズムだ


12. Down Town



イイキョク!!!!


の一声で終えたいぐらいいい曲です


こんな曲がアルバムの一曲とは凄い

スティーリーダンを思わせるような素敵なシティポップ


13. 夜



一聴すると初期の星野源っぽいけどピアノの音がメインで入っててそれが今までの楽曲とは違う雰囲気を出している

この感じの星野源は逆に新しい


歌い方も全編ファルセット気味に歌っててそれも珍しい



14. Friend Ship


最初のキーボードの音だけで名曲だと分かる

名曲は一音聴けば分かるのだと説の実証みたいな曲


本当に、最後にこんな曲が控えていたなんて初めて聴いた時に驚いた


『ばかのうた』『エピソード』の星野源が好きな私だがこの曲が星野源の曲で一番好きかも知れないぐらい好き


聴いていると目の前が開けていくようなそんな感じがする





以上、このアルバムについて語りたくてしょうがなかったので語りつくしました


本当に星野源の集大成であり最高傑作であり将来も邦楽の名盤として語られるべき作品だと思います

『ばかのうた』や『エピソード』路線の星野源が好きな私でも認めるしかない今の路線の星野源が素晴らしすぎます

松本隆トリビュート・カバーアルバム『風街であひませう』全曲雑感集

松本隆先生の作詞活動45周年念記念トリビュート・カバーアルバム『風街であひませう』が本当に素晴らしいのでたくさんの人に聴いて欲しいと思います


ので、全曲レビューなんて言うとおこがましいので


全曲雑感集という名前で書きます



Disc1 「風街でうたう」


手嶌葵 / 「風の谷のナウシカ」(原曲 安田成美)


ジブリ作品の「風の谷のナウシカ」をジブリのゲド戦記のテルーの唄の手嶌葵が歌うといジブリファンならぜひ聴いて欲しい一曲

曲の独特な雰囲気にあの独特な歌唱が凄くあってる




草野マサムネ(スピッツ) / 「水中メガネ」(原曲 Chappie)


スピッツの草野マサムネ作曲の水中メガネのセルフカバー

スピッツファンの間では正式音源が待たれていたが本当に素晴らしいセルフカバーで今作の目玉の一つでしょう。完全にスピッツクラシック

スピッツを愛する人なら絶対聴いた方が良いです



クラムボン / 「星間飛行」(原曲 ランカリー(中島愛)


こちらも凄く評判の良いカバーですね

マクロスに私は思い入れがないのですがそれでも原田さんの声と曲が凄くあっててこんなにキャラソンとクラムボンという一瞬あわなそうな物があうのかという驚きがありますが凄くあってて良いです



斉藤和義 / 「白いパラソル」(原曲 松田聖子)


私も大好きな聖子ちゃん(私は敬意を込めて聖子さんのことはちゃん付けで呼びます)の白いパラソルを斉藤和義が歌うとこんな感じになるんだ!というカバー=意外性の妙

の見本みたいな曲ですね

完全に斉藤和義節になってて知らない若い子が聴いたら斉藤和義の新曲だと思うぐらいだと思います



やくしまるえつこ / 「はいからはくち」(原曲 はっぴいえんど)


相対性理論のまるえつのカバー

一番原曲から離れてるんですけど原曲からいかに違う感じでやるかがカバーの妙の一つでもありますのでこれはこれで良いかと思います

でも、はっぴいえんどへの、まるえつのはいからはくちへの愛は凄く感じました



YUKI / 「卒業」(原曲:斉藤由貴)


個人的に今回のアルバムで一番好きかも知れません

もともと松本先生の歌詞で私が一番好きな曲だからということもあるでしょうが

YUKIがカバーというとだいぶ変えてくるのかな?と思いましたが原曲の良さを守って基本的には忠実にカバーしてるのが凄く良いです

歌詞をかみしめるように歌うYUKI素晴らしいです



ハナレグミ / 「Tシャツに口紅」(原曲 ラッツ&スター)


松本隆Xハナレグミ

個人的にはとてもとても思い入れがあります

何故なら私が松本先生の歌詞を好きになったきっかけだからです

かつてCSのスペースシャワーTVでMUJICAという番組を当時スーパーバタードッグだったハナレグミの永積タカシさんと池ちゃんと音楽評論家の萩原健太氏がやっていたのですがその番組が本当に大好きで毎週欠かさずに観てました

しかし、残念ながら最終回を迎え・・・

その時に三人でカバーしたのが斉藤由貴さんの卒業でした

もちろんたまに懐かしの歌みたいな番組で聴いたことはありましたが特に深く考えたこともありませんでした

でも、この時初めて歌詞をじっくり聴いた時に余りの素晴らしさに感動し松本先生の歌詞の世界にはまっていきました

そんな思い出の

松本隆Xハナレグミ

がまたこうして聴けただけで私は幸せです



中納良恵(EGO-WRAPPIN') / 「探偵物語」(原曲 薬師丸ひろ子)


このカバーはエゴのよっちゃんが流石によっちゃんの曲?って思わせるような歌の力を感じるカバーですね

原曲の薬師丸ひろ子さんの歌い方によせてないんですけどそれが逆に良いです



安藤裕子 / 「ないものねだりのI Want You」(原曲 C-C-B)


こちらもこれってC-C-Bの曲って???

感じで安藤裕子さんの曲みたいになってる感じですね



小山田壮平&イエロートレイン / 「SWEET MEMORIES」(原曲 松田聖子)


日本のピートドハーティこと(素行が)元andymoriの小山田君の聖子ちゃんのカバー

最初聴いたときにこれ誰???が歌ってるの?


って思ったんですがクレジット見ると小山田君でビックリしたぐらい歌い方かえてますね

女性曲のカバーだからでしょうか?

歌詞を丁寧に歌ってる感じが良いですね



細野晴臣 / 「驟雨の街」



こちらはカバーではなく松本先生の未発表曲の初音源になります

はっぴいえんどの新曲と言っても良いって雑誌などに書かれたりしてますけど大瀧先生が参加してないのでそうは個人的には言いたくないですがこれが発表されたのは素晴らしいことだと思いますし純粋にはっぴいえんど時代を思わせる凄くいい曲です



こちらは有名俳優、女優による朗読CDです



Disc2.「風街でよむ」」(ポエトリーリーディングアルバム)


斎藤工 / 「キャンディ」

セクシーな男ナンバー1と言われる斉藤工に「誰も君の髪さわられたくない 死ぬまで僕のものさ」

と耳元で言われるような感覚に聞いてるとなりますので斉藤工さんのファンは聴くべきです


宮﨑あおい / 「夏色のおもいで」

さわやかなあおいちゃんの朗読流石に上手いです


東出昌大 / 「言葉」

吉田拓郎大先生の名曲ですね

こちらもなかなか上手い朗読です


夏帆 / 「蒼いフォトグラフ」

これは夏帆ちゃんのファンなら絶対聴いて欲しいです

凄く切ない感じが最高です

聖子ちゃんが歌うのと夏帆ちゃんが朗読するの同じ歌詞なのに凄く印象が違います


山田孝之 / 「はーばーらいと」

いい意味で男臭いのが良いです


井浦新 / 「瑠璃色の地球」

こちらも聖子ちゃんの名曲ですが流石に歌詞が良く伝わる上手い朗読です


加瀬亮 / 「夏なんです」

これも加瀬亮ファンなら聞いた方が良いと思いますしはっぴえんどの歌詞に声が凄くあってて歌詞を堪能したい人にもおすすめです


有村架純 / 「魔女」

小泉今日子さんの曲をあまちゃんで演じる小泉今日子さんの春子の若いころを演じた有村架純ちゃんが朗読するというあまちゃんファン必聴です

ああジェラシーと何度も繰り返す有村架純ちゃん凄く良いですし悪女を演じている感じが凄く良いと思います


広瀬すず / 「初戀」

これは朗読CDの中で一番のおすすめです

松本先生の歌詞を広瀬すずちゃんが感情込めて朗読してるだけで最高です

初戀の淡い感じにドキドキ、キュンキュンします

すずちゃんに「好きよ 好きです 愛しています」(実際に続くのは否定語ですが)

って言われたい方は絶対聴くべきです


中川翔子 / 「レモネードの夏」

以前から聖子ちゃんファンを明言しているしょこたんの聖子ちゃんの曲の朗読です

これも聖子ちゃんが歌う歌詞のイメージと実際に朗読してる感じではだいぶ違うと思います


太田裕美 / 「外は白い雪の夜」

吉田拓郎大先生の大名曲

拓郎先生が歌ってる感じよりかなり歌詞の本当に意味が伝わりやすいと感じました

歌詞は男性目線と女性目線が交互に来る独特な歌詞ですが男性の声と女性の声とでここまで印象が変わるのかと

拓郎ファンは一度聴くべき朗読ですね


永山絢斗 / 「空いろのくれよん」

こちらもはっぴいえんどの曲ですが歌として聴く印象と朗読で聴く印象と歌詞の印象が変わるなあと思いました


小泉今日子 / 「哀しみのボート」

聖子ちゃんの歌詞をキョンキョンが朗読する

それだけで価値がある朗読だと思います


斉藤由貴 / 「卒業」

これは本当に今回の朗読CDで一番聴くべき朗読です

斉藤由貴さんの名曲「卒業」をご本人が朗読している

これは本当に松本先生の歌詞を愛する物としてこれ以上聴きたかった朗読はないです

最高の一言です


リリー・フランキー / 「瞳はダイアモンド」

聖子ちゃんの名曲をリリー・フランキー氏が朗読

男性の声で聴くとやはり印象が変わりますがリリー氏の声が渋くて羨ましいです


薬師丸ひろ子/「あなたを・もっと・知りたくて」

薬師丸ひろ子さんの曲をご自身が朗読してます


原曲にも「もしもし、私、誰だかわかる?」というセリフがありますがそれが全編セリフになった感じですね

女優としての薬師丸ひろ子さんを愛する方に聞いて欲しいです


松本隆 / 「風をあつめて」


はっぴいえんどの名曲中の名曲を松本隆先生ご本人が朗読されています

本当に資料的な価値も含めて後世に伝えていく必要がある朗読だと思います

先生の歌詞をご本人が朗読されている

松本先生の歌詞を愛するすべての人に届いて欲しい朗読です




以上、

Disc1 「風街でうたう」とDisc2.「風街でよむ」の全曲雑感でした

松本先生の歌詞を愛するすべての方に聴いて欲しい松本隆先生の作詞活動45周年念記念トリビュート・カバーアルバム『風街であひませう』です







奥仲麻琴さんと私

先日、奥仲麻琴さん主演のフライングパイレーツ~ネバーランド漂流記 を観てました


奥仲麻琴さんは今年の元旦にPASSPO☆を卒業されて女優の道を歩みだし初主演舞台です


とても楽しい舞台でしたが今日は舞台のことではなく


奥仲さんと私のことを書きます


ちゃんと書きたくなったからです


奥仲麻琴さんとはこのブログの初期の頃を読んで頂ければ分かるかと思いますが少女飛行、VIVI夏のころはかなりのガチな感じで推しておりました


初めて奥仲さんを新宿の屋上で見たときに世の中にはこんなかわいい子がいるのか・・・


と衝撃を覚え、推すしか・・・


そう思いました



アイドルで病むって意味を人生で唯一教えてくれた方です


今思えば完全に頭がおかしかったとしか思えませんが、奥仲さんのことが好きで好きで・・・


そんな日々でした


奥仲さんの言葉で喜び、病み…


当時のぱすぽ☆はガチ恋現場の象徴みたいなもので推し被りの人にネットで叩かれたり、現場で睨まれたり(これは私の心の闇がそう見せていたのかも知れませんが)とアイドルを推すということの負の部分を経験した日々でした


そんな感じでガチで推していましたがある日、最初の亀裂が走ります


奥仲さんの初の写真集のイベントが金曜日だったのです


地方民の私には平日のイベントには行けません


当時すべての奥仲さんの重要なイベントに参加することが当たり前だった私には張りつめていた糸が切れてしまったような気分でした


緊張していた糸が切れた私にはすべてのことが大きな痛みのように感じるようになってしました


その中で迎えた次のキーポイントはむっしゅの卒業でした


当時の10人のぱすぽ☆が好きだった私には大きな痛手でした


大阪、名古屋、東京のZEPPツアーでしたが行く気もおきずただ悶々とした気分だけが私を支配している状況でした


しかし、ケジメもありむっちゅのラストフライトには足を運びました


とても感動的なフライトで笑顔でむっちゅを送ることができた私は来年も奥仲さんのことを推していこうと思った次第でしたが


とても大きな事件が翌年に起きます


ぱすぽ☆のメンバー総選挙です


現paletメンバーを中心とした候補生と現クルーによる総選挙で上位10人が新しいぱすぽ☆になる・・・


本当に怒りに震えました


私が好きなぱすぽ☆はどこに行ってしまうんだと


結局、パッセンジャーの反発が多く新メンバーを一人選ぶ、もしくは入れないを選ぶ選挙になりましたが(結果は誰も選ばれず、候補生の多くは数か月後にpaletに)


完全に私の中の全てが切れました・・・


もうぱすぽ☆の名前を聞くのも嫌だ


そんな気持ちになり他界することにしました


実は、奥仲さんの云々ではなくそういう自分の中の許せない物がたまりたまってのことでした


奥仲さんのことを嫌いになったわけでもないのです


それから、自分の中で奥仲麻琴さんという十字架を背負って生きていく(勝手な自分の思い込みですが)日々でした


ずっと応援するって奥仲さんにそういったのに運営の反発があるとは言え奥仲さんには何の関係もないことで奥仲さんを裏切ってしまったからです



それからはずっといつか謝りたい、また一から応援したいって気持ちがずっとありました



あの日から奥仲さんにあったのは三度だけで一度目は豊橋のイベントで「ちょっと忙しくて~ 東京に行くお金がなくて~」

とただ自己弁護をして終わりました・・・



二度目は難波ハッチでのとあるイベントで勇気を出して「一から応援するから」って言ったら鼻で笑われてしまいました・・・

恥ずかしさから冗談半分で言った私が悪いのですが


三度目はツアーでサイン会に参加したんですが名前も言ってないのに宛名を書いてくれて覚えててくれたんだと嬉しくなりましたが、そんな状況でも自責の念に押しつぶされてしまう自分がいました



その後はアイドルフェスなので握手会をしている前を通る時でも目も合わせないようにして逃げていました…


そんなことをしてる内に奥仲さんのPASSOPO☆の卒業が発表されました


でも、一度も会いに行くこともできずに卒業されていきました


結局、逃げたまま終わってしまったのです



これを機に私は女優としての奥仲さんのブログに毎回コメントを再開しました

読んでないかもしれないけどそれでも良いと思いました


なんで毎回コメントしてるのかわかりませんでしたが自分を慰めているような物だったのかも知れません


会う機会ということがないということが逆に救いでした


そんな中で今回のフライングパイレーツ~ネバーランド漂流記 の主演が発表されました


出演者の中に今応援させて貰っている奥仲さんと同じ事務所の神沢有紗ちゃんの出演も発表されました


「主演は関係ない。これはありちゃんの舞台を観に行くんだ。」

そう思うと絶対に顔を合わせたくないと思っていた奥仲さんの前に立つ勇気が出ました


有紗ちゃんには本当に感謝しています


きっと彼女が出てなければ行くことはなかったでしょう


そしてこのGWに舞台を観に行かせて貰いました


本人に聞いていないので思い込みかも知れませんが比較的近い席だったこともあり奥仲さんも気付いてくれたと思います


オープニングのダンスのシーンで奥仲さんと目があった瞬間、ずっと心の中にあった奥仲さんに対する申し訳なさや恥ずかしさなどの感情がスッと溶けて消えていくような晴れ晴れとした気持ちになりました


きっと、奥仲さんはいなくなったヲタクのことなどなんとも思ってなかったと思いますしただの自意識過剰なだけの本当に恥ずかしいことだと思います


私自身の問題です


でも、その私自身の問題がようやく溶けてなくなった瞬間でした


自分自身にかかっていた鎖が取れた感覚でした



本当に何を言ってるんだ?頭おかしいのか?

と言われると思いますし自分でも思ってます


本当に私自身の心の問題です


でも、それがようやく終わったんです


これからは純粋にあの日裏切ってしまった心残りの分まで影ながら女優 奥仲麻琴さんを応援していきたいと思っています



SEKAI NO OWARI / Tree 全曲レビュー

先週のオリコンアルバムチャートで驚異的な記録が出た

セカオワことSEKAI NO OWARIのニューアルバム『Tree』が初週の売り上げ枚数が約25万枚を記録したのだ

このCDの売れない時代に驚異的な数字である

しかも握手会もなしで


米ビルボードチャートでもダウンロード含めても20万でも近年はなかなか数字ではない



今、『セカオワ』という現象から背を向けることはできないだろう


セカオワの支持層は圧倒的に十代から大学生ぐらいの若い子である

大人は彼らの音楽や言動に眉を顰める人も多いだろう


でも、良く考えて欲しい

尾崎豊、ブルーハーツ

など大人は眉を顰めて十代は熱狂する


こんなことは音楽の歴史の上で何度も繰り返し起こってきた

もっと言えばビートルズもエルヴィスプレスリーだってそうだ


でも、どうだろう?

尾崎豊もブルーハーツもビートルズもエルヴィスも「歴史」が正しかったことを証明した


セカオワの評価が本当に分かるのは十年後、二十年後になることだろう

そんな彼らの作品に今こそ逃げずに向き合う必要性を感じたので全曲レビューをします



1.the bell


ベルである


ただのベルである


なぜこの音が入ってるいるのか?

それがポイントだ

これはかつてロッキングオン社のBUZZ誌でDaft Punkの「One More Time」を『新たな時代の希望の鐘』と評したことがあるがそれへのオマージュではないかと想像する

そうこれはセカオワが音楽の新時代の到来を告げる『希望の鐘』なのだ



2. 炎と森のカーニバル


昨年の四月にリリースされたシングルを収録している。

セカオワの代表曲の一つと言えるだろう


山梨で開催されたイベントと同名でもありセカオワを象徴する曲ともいえるだろう

曲はブラスバンドを取り入れており売れ線になって以降のCHICAGOのようである

しかし、シカゴと違うのはアコーディオンを入れる事で幻想的な感じにしており歌詞の通り

セカオワらしい寓話的な作品

後半の展開はMercury Revを彷彿とさせ幻想的でドラマティック




3.スノーマジックファンタジー


こちらも先行シングルの収録である

セカオワ初のオリコン一位曲

セカオワ時代を告げる曲と言えるだろう

雪の妖精をテーマとしたセカオワらしいファンタジックな曲


BUMPのスノースマイル以来の邦楽ロックの界の冬の名曲だと言えるだろう

こちらもブラスバンドを取り入れているが後半のコーラスを重ねる感じは10CCの I m Not In Loveを思わせる



4.ムーンライトステーション


こちらはバンジョーぽい音を取り入れてちょっとカントリーっぽい感じを出しているのはTaylor Swiftへの回答かも知れない


列車の音が入ってるのは多分NaSのIllmaticへの回答だし

銀河列車と言っているのはGOING STEADYの銀河鉄道の夜への回答だ、きっと



5.アースチャイルド


タイトルからしてKing Crimson の MOONCHILDへの回答だし

冒頭の1950年代のアメリカの音楽番組っぽい感じはSUPERCARのLuckyのPVへの回答だと思う


セカオワの曲しては珍しく疾走感があるのが特徴的な曲


歌詞の中の大人への不信感が溢れているのは尾崎豊へのオマージュと考えるのが当然だろう


途中の鍵盤の感じはTHE ROLLING STONESの『SHE'S A RAINBOW』を思わせるしニッキーホプキンスへの追悼の意味が込められてるのかも知れない



6. マーメイドラプソディー


今度は人魚である

どこまで幻想的なんだろうか・・・

多分、NOKKOの名曲『人魚』へのオマージュだと思われる


曲は21世紀前半のradioheadを思わせるようなエレクトロニカ的な作品である

ライブで披露すればradioheadのさいたまスーパーアリーナライブのような会場がダンスフロアと化すであろう


7. ピエロ


今度はピエロである

セカオワと言えばピエロことDJ LOVEである

まさにセカオワに何故ピエロがいるのか

この曲を聴けば分かる


この世界はピエロという存在が必要である

そしてピエロの仕事を受けるすべての人への応援歌だと思う


曲中に動物の声が入っているのはPink Floydの『ANIMALS』へのオマージュだと思われる



8. 銀河街の悪夢


セカオワのフロントマンFukase自身の過去のことを歌ったと思うこちらの曲

精神安定剤を服用していたというFukaseと同じ境遇の若者への彼からのメッセージかも知れない


曲はセカオワってこんなにアコーディオン使うんだってぐらいまた登場である


後半の展開はやはりMercury Revを彷彿とさせる

セカオワはMercury Revの正式な後継者なのかも知れない



9. Death Disco


これは否定のしようがないPublic Image Ltd.の「Death Disco」へのオマージュである

それしかありえない


普通はあの名曲と同じタイトルを使うなんて世界でセカオワだけに許されることだろう


Public Image Ltd.の「Death Disco」はチャイコフスキーの白鳥の湖のフレーズを使用しているがセカオワは使わない


曲としてはEDMっぽいがこれはアフリカンビートっぽさもあるので実はJUNO REACTORへのオマージュなのではないだろうか



10. broken bone


全体的に長いセカオワの曲の中で3分以下でアルバムの中で逆に存在感がある


ハウスっぽいと言えばそれまでだがそれ以上に曲といいオートチューン、ボーコーダーの使い方がPerfumeが中田ヤスタカと手を組みポリリズムでブレイクする前夜のあの感じある


11. PLAY


これは12.のRPGと組曲になっている曲だろう

全体的にRPGのゲームミュージックっぽい感じでセカオワはこんな音まで出すのかという素直な驚きがある


人生は魔法が使えないハードモードのゲームであり、リセットはできないが何度もトライできるという

ゲーム世代送るFukaseからの応援歌だ


12. RPG


フルオーケストラの壮大な曲である

なのにFukaseのボーカルは加工してある

この違和感がThe Flaming Lipsのようなサイケデリックドリーミングポップ感を出している


まさに21世紀のRace For The Prizeである


13. Dragon Night


Avicii へのオマージュとしか言えないよドラゲナイ ドラゲナイ







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