奥仲麻琴さんと私
先日、奥仲麻琴さん主演のフライングパイレーツ~ネバーランド漂流記 を観てました
奥仲麻琴さんは今年の元旦にPASSPO☆を卒業されて女優の道を歩みだし初主演舞台です
とても楽しい舞台でしたが今日は舞台のことではなく
奥仲さんと私のことを書きます
ちゃんと書きたくなったからです
奥仲麻琴さんとはこのブログの初期の頃を読んで頂ければ分かるかと思いますが少女飛行、VIVI夏のころはかなりのガチな感じで推しておりました
初めて奥仲さんを新宿の屋上で見たときに世の中にはこんなかわいい子がいるのか・・・
と衝撃を覚え、推すしか・・・
そう思いました
アイドルで病むって意味を人生で唯一教えてくれた方です
今思えば完全に頭がおかしかったとしか思えませんが、奥仲さんのことが好きで好きで・・・
そんな日々でした
奥仲さんの言葉で喜び、病み…
当時のぱすぽ☆はガチ恋現場の象徴みたいなもので推し被りの人にネットで叩かれたり、現場で睨まれたり(これは私の心の闇がそう見せていたのかも知れませんが)とアイドルを推すということの負の部分を経験した日々でした
そんな感じでガチで推していましたがある日、最初の亀裂が走ります
奥仲さんの初の写真集のイベントが金曜日だったのです
地方民の私には平日のイベントには行けません
当時すべての奥仲さんの重要なイベントに参加することが当たり前だった私には張りつめていた糸が切れてしまったような気分でした
緊張していた糸が切れた私にはすべてのことが大きな痛みのように感じるようになってしました
その中で迎えた次のキーポイントはむっしゅの卒業でした
当時の10人のぱすぽ☆が好きだった私には大きな痛手でした
大阪、名古屋、東京のZEPPツアーでしたが行く気もおきずただ悶々とした気分だけが私を支配している状況でした
しかし、ケジメもありむっちゅのラストフライトには足を運びました
とても感動的なフライトで笑顔でむっちゅを送ることができた私は来年も奥仲さんのことを推していこうと思った次第でしたが
とても大きな事件が翌年に起きます
ぱすぽ☆のメンバー総選挙です
現paletメンバーを中心とした候補生と現クルーによる総選挙で上位10人が新しいぱすぽ☆になる・・・
本当に怒りに震えました
私が好きなぱすぽ☆はどこに行ってしまうんだと
結局、パッセンジャーの反発が多く新メンバーを一人選ぶ、もしくは入れないを選ぶ選挙になりましたが(結果は誰も選ばれず、候補生の多くは数か月後にpaletに)
完全に私の中の全てが切れました・・・
もうぱすぽ☆の名前を聞くのも嫌だ
そんな気持ちになり他界することにしました
実は、奥仲さんの云々ではなくそういう自分の中の許せない物がたまりたまってのことでした
奥仲さんのことを嫌いになったわけでもないのです
それから、自分の中で奥仲麻琴さんという十字架を背負って生きていく(勝手な自分の思い込みですが)日々でした
ずっと応援するって奥仲さんにそういったのに運営の反発があるとは言え奥仲さんには何の関係もないことで奥仲さんを裏切ってしまったからです
それからはずっといつか謝りたい、また一から応援したいって気持ちがずっとありました
あの日から奥仲さんにあったのは三度だけで一度目は豊橋のイベントで「ちょっと忙しくて~ 東京に行くお金がなくて~」
とただ自己弁護をして終わりました・・・
二度目は難波ハッチでのとあるイベントで勇気を出して「一から応援するから」って言ったら鼻で笑われてしまいました・・・
恥ずかしさから冗談半分で言った私が悪いのですが
三度目はツアーでサイン会に参加したんですが名前も言ってないのに宛名を書いてくれて覚えててくれたんだと嬉しくなりましたが、そんな状況でも自責の念に押しつぶされてしまう自分がいました
その後はアイドルフェスなので握手会をしている前を通る時でも目も合わせないようにして逃げていました…
そんなことをしてる内に奥仲さんのPASSOPO☆の卒業が発表されました
でも、一度も会いに行くこともできずに卒業されていきました
結局、逃げたまま終わってしまったのです
これを機に私は女優としての奥仲さんのブログに毎回コメントを再開しました
読んでないかもしれないけどそれでも良いと思いました
なんで毎回コメントしてるのかわかりませんでしたが自分を慰めているような物だったのかも知れません
会う機会ということがないということが逆に救いでした
そんな中で今回のフライングパイレーツ~ネバーランド漂流記 の主演が発表されました
出演者の中に今応援させて貰っている奥仲さんと同じ事務所の神沢有紗ちゃんの出演も発表されました
「主演は関係ない。これはありちゃんの舞台を観に行くんだ。」
そう思うと絶対に顔を合わせたくないと思っていた奥仲さんの前に立つ勇気が出ました
有紗ちゃんには本当に感謝しています
きっと彼女が出てなければ行くことはなかったでしょう
そしてこのGWに舞台を観に行かせて貰いました
本人に聞いていないので思い込みかも知れませんが比較的近い席だったこともあり奥仲さんも気付いてくれたと思います
オープニングのダンスのシーンで奥仲さんと目があった瞬間、ずっと心の中にあった奥仲さんに対する申し訳なさや恥ずかしさなどの感情がスッと溶けて消えていくような晴れ晴れとした気持ちになりました
きっと、奥仲さんはいなくなったヲタクのことなどなんとも思ってなかったと思いますしただの自意識過剰なだけの本当に恥ずかしいことだと思います
私自身の問題です
でも、その私自身の問題がようやく溶けてなくなった瞬間でした
自分自身にかかっていた鎖が取れた感覚でした
本当に何を言ってるんだ?頭おかしいのか?
と言われると思いますし自分でも思ってます
本当に私自身の心の問題です
でも、それがようやく終わったんです
これからは純粋にあの日裏切ってしまった心残りの分まで影ながら女優 奥仲麻琴さんを応援していきたいと思っています