皆さんはこれが何に見えますか!?
ゲーム?3DS?
違うんです。これはハンター3人の遺影です。
はあぁぁぁ!?ってなってしまった方、ちょっと俺の話を聞いて下さい。
俺のブログを読んで戴いた方(詳しくはモンスターハンター。有安宏樹をご参照。)はご存知かと思いますが、俺が馬鹿過ぎるが故に3DSをこれまで2回程、嫁に取り上げられてます。3人の遺影がある。
という事はお察しですが、まあ話を聞いて下さい。
宏樹はその日、焦っていた。何故なら会社のバッグを忘れている事に気が付いたからだ。
「不味いな…。」
会社のバッグを忘れた。という事自体は問題ではない。問題はバッグの中身である。
昨日、夜な夜な嫁に内緒でやっていたモンスターハンターのソフトと3DSが入っていたからだ。
「ヤバい。また見付かったらまた没取だ。。」
「戻るんだ宏樹!!」
「いや、待て宏樹。今から戻るとミーティングに間に合わない。今日は半年休を取っているだろう?遅刻は出来ないだろ?」
「そうだぞ。宏樹。冷静に考えろ。流石に二台目取り上げられてから3週間足らずだし、そもそもその時も会社のカバン中からだから、流石に嫁も警戒してないだろ?」
「ですよね?宏樹。ここは己の感覚を信じて会社に向かえ!!」
「そんな馬鹿げた状況など起こり得ない!!」
宏樹は考えた挙げ句、会社に向かった。独身当時の彼ならば真っ先に家に戻る。という選択をしたであろう。
「俺も社蓄に成り下がったもんだ…。」
私用が有るため淡々と業務をこなす宏樹。業務を終えて早目の帰路につく。
「あれ、何か忘れてないか?そうだ!モンスターがバッグに捕らえられている。」
「嫁の顔色見ればすぐわかるよな?もしばれてたらわかるだろうし。おすし。」
宏樹「ただいま~。」
嫁「おかえりなさい!!ゴメンね。用件お願いね。!!」
宏樹「ああ。じゃあ行ってくるわ。」
(神様神様~!ありがと~♪バレてないよ!!だってバレてたら真っ先に触れて来るでしょうし。おすし。)
安堵の思いが彼を安心させる。そして鼻歌を口ずさむ宏樹。曲は「ありがとうのプレゼント」。名曲である。
用件も無事に終えて、家に着いた宏樹。
宏樹「ただいま~。」
嫁「ありがとう~!ゴメンね。会社切り上げて貰っちゃって♪」
宏樹「ああ。別に構わねえよ~。」
(そうですよ×2。むしろゴメンね。はこっちですし♪おすし。)
嫁「コーヒー飲む?」
宏樹「おお。ありがとな。」
(コーヒー!!?コーヒー!!?犯罪者にコーヒーですか!!お前はホントにいいこだね。俺の嫁だね。)
コーヒーを飲む宏樹。嫁と地震速報を観ているが、見てはいない。彼が見ているのはバッグの行方である。
嫁「どうしたの??」
宏樹「ああ。会社の書類整理したいから、バッグ探してるんだが。なかった??」
嫁「会社のバッグなんてないよ~。」
宏樹「ん~。マジか。車かな。」
(!!!?マジか!!車かな。)
車を見てもやはり見付からない。再び家に戻る宏樹。
宏樹「やっぱりねえわ!」
嫁「本当!?何探してるんだっけ!?」
宏樹「だから~。会社のバッグだよ~。」
嫁「会社のバッグなんてなかったけど、ゲームバッグはあったよ。」
、、。宏樹。詰む。と同時に思考停止。
宏樹「はあぁぁぁ?何それ?」
嫁「だから~。3DS入ってたから没取したよ~。何回も言ったよね?次見つけたら没取するって。」
宏樹「ああ。それは謝るよ。けど、それは俺のじゃねえんだわ。。だから返して貰わないと持ち主が困る。」
嫁「何で駄目なもの借りてまで持ち歩いてるの?意味わかんない。」
宏樹「会社の後輩がクリア出来ないから俺にやって欲しいんだと。俺だって断ったわ。けどそういう理由。」
嫁「ふ~ん。わかった~。」
宏樹「わかった?じゃあ返せよ!!」
嫁「返したら今からやるでしょ?だから駄目。明日後輩に返すなら朝に返すよ。」
宏樹「ああ。わかったよ。。」
嫁「うち、今3DSが3台あるよww馬鹿だねw」
宏樹「はあぁぁぁ!!!?2台の筈だろ!!1台目本当に知らないっつっただろ!?」
嫁「知らない訳ないじゃんw見る!?」
宏樹「うん。見る!!」
嫁「はい!!凄いねえ~w」
宏樹「……」
嫁「じゃあしまうね!!」
宏樹「………………。」
嫁「どうしたの??」
宏樹「一つだけ頼みがある。」
嫁「何?」
宏樹「写メ撮らせてくれ。」
嫁「何で!?意味わかんない。」
宏樹「だって…。面白いじゃん。」
嫁「何それwwいいよ~。」
宏樹「……………………………………。カシャッ!!」
宏樹「………………。満喫行ってくるわ。」
嫁「はいよ~!気を付けてね♪」
宏樹「………ありがとな。」
俺は今、満喫に居ます。
サヨナラ。歴代のハンター(英雄)達。
1台目 Death(♂HR154)
2台目 松岡修造(♂HR447)
3台目 もも(♀HR34)