おおさか東線は新大阪久宝寺間ではない? | まりん

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先日、おおさか東線のJR長瀬新加美駅間にできる新駅の駅名が発表されました。

駅名は「衣摺加美北」駅で、駅所在地の衣摺と隣接する加美北の地名を合わせたものであり、新たな難読駅名の誕生となります。

衣摺加美北駅の開業は来年2018年春、あと5ヶ月ほどで開業です。

春のダイヤ改正で開業になるのかと思います。

 

そしてその一年後の2019年春、おおさか東線の北区間と言われるところの放出新大阪駅間が開業します。

新駅として開業するのは、野江駅都島駅淡路駅西吹田駅でいずれも仮称です。放出駅を出ると現在工事中で2面4線となる鴫野駅を通り、神崎川付近で左に折れて新大阪駅に至ります。

この時点になると、おおさか東線は久宝寺新大阪駅間での運転を開始します。

快速運転の案も出ていますが、おおさか東線内に待避設備がなく、おそらく難しいかと思われます。

車両に関してですが、全駅が8両対応のホームであることから現在は奈良電車区の103系、201系6両編成での運転から、同電車区の221系での運転もなされるのではないかと考えています。奈良電車区の221系では、大和路線快速の全車8両化をすすめているので共通運用も可能になるのではと考えています。

森ノ宮電車区から徐々に移動している201系がそのまま8両で運転されるのではと考えたこともありますが、6両化された編成が先日公開されたことでその可能性はかなり低くなったといえます。

 

 

さて、本題のおおさか東線は新大阪久宝寺間ではない、です。

路線自体は新大阪久宝寺間で間違いは無いのですが、ここで来年2018年3月から使用開始されるJR西日本の駅ナンバリングに関する資料を見てみると、新大阪のおおさか東線での駅ナンバリングはJR-F02となっています。近鉄のように他路線と合わせるために番号をずらすなどの措置をJRは行わないので、JR-F01の駅もどこかに存在するはずです。

そこで一番に考えられるのが、2023年開業予定の北梅田駅です。

梅田界隈に東海道線からやってくる関空特急はるかや南紀方面の特急くろしおが停車することで大きな話題になったほか、2031年ごろの開業を見込んでいるなにわ筋線、更には阪急ものりいれる可能性も出ており一大拠点駅になる駅です。なにわ筋線に関しては別記事で取り上げますが、この北梅田駅に最終的におおさか東線の列車が乗り入れるのではと考えています。

つまりまとめると、

新大阪までの開業で新大阪久宝寺駅間でピストン運転、北梅田駅までの開業で北梅田から新大阪経由久宝寺駅間でピストン運転が行われる、ということになります。

 

北梅田駅は島式ホームの2面4線であることから、特急とおおさか東線の列車を十分にさばくことができそうです。

ここからさらにゆめ咲線方面へ延伸すると更に便利になりますが、車両運用や単線という路線状況、西九条駅手前で大阪環状線をまたがないといけないことも考えるとそこまで増発もできず実現は難しそうです。

 

来年3月頃にはJR西日本の中期経営計画2022も発表されそうなので、それまでおとなしく待つことにしましょう。