作詞:buzzG
作曲:buzzG
編曲:buzzG



彷徨える亡骸に 縋り泣く陰に気付けば
おまえの声に抱かれて 東雲を遠ざけてくれないか

離れれば十六夜を 目印にして会えばいい
いつ出逢える 今日か 明日か
憂いを帯びた目 怯えていた

夕立が容赦なく降る 降る

雨がざあざあ 濡れた横顔が綺麗で
傘を差し出してくれる誰かと会えるまで
居てくれないか まだ

秘密の話をしよう おまえの気が休まるまで
もう途切れたんだ 夢を見てたの
どうか移ろわないでくれないか

萩の咲く音がする 別れの言葉を

風がざわざわ 揺れた言の葉が乱れて
剥がれ落ちてく 夜の帳に焦らされて背を向けた
月がゆらゆら 照らした横顔が綺麗で
次の誰かのためにこの場所を譲れば
それでいいんだ 今
作詞:DECO*27
作曲:DECO*27
編曲:DECO*27・kous



あれやこれや言いますが どうか探してみせて
ウソと本音の間 上手く隠しといたんで

一人じゃダメな同士で 二人になればハッピー
そのうち二人が嫌で 「一人がいい」とか言って

固定のしようもない感情の 行き着く先はどこでしょう
溺れそうになった代償に また酸素を見つけちゃうんだ

弱虫だね 堕ちることが 心地よくてさ

アイマイにしたいのさ
好きでいたって 歪んでく内声(ないしょう)
アイマイにしたいのさ
嫌いになってしまえたら 大成功

一人じゃダメな同士で 二人になればハッピー
そのうち二人が嫌で 「一人がいい」とか言って

どうせなら僕がもう一人 いたならそれはそれでハッピーだ
今日は僕が女の子 演じ合ってバカみたいにさ

エゴママだと知りながらも ヤメラレナイのさ

アイマイにしたいのさ
好きでいたって 歪んでく内声
アイマイにしたいのさ
嫌いになってしまえたら成功

バイバイをしたいのさ
僕でいたって 楽しくないんだ
大概にしたいのさ
もう… もう… もう…

あれやこれや言いました どうか探してみせて
ウソと本音の間 上手く隠しといたんで
作詞:蝶々P
作曲:蝶々P
編曲:蝶々P



ねぇ、もしも全て投げ捨てられたら
笑って生きることが楽になるの?
また胸が痛くなるから
もう何も言わないでよ

ねぇ、もしも全て忘れられたなら
泣かないで生きることも楽になるの?
でもそんな事出来ないから
もう何も見せないでよ

君にどれだけ近づいても
僕の心臓は一つだけ

酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても
まだ君は僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ

ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら
君と同じものが欲しいんだ
でも僕には存在しないから
じゃあせめて此処に来てよ

君にどれだけ愛されても
僕の心臓は一つだけ

やめてよ やめてよ、優しくしないでよ
どうしても僕には理解ができないよ
痛いよ 痛いよ、言葉で教えてよ
こんなの知らないよ 独りにしないで

酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても
まだ君は僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ

ねぇ、もしも僕に心があるなら
どうやってそれを見つければいいの?
少し微笑んで君が言う
「それはね、ここにあるよ」
作詞:ナブナ
作曲:ナブナ
編曲:ナブナ



愛想がつきたようなんだ 僕に
廃頽十九の傘に灯がついてる 今日も

十二時過ぎのアスファルトに
落ちた君の 小さな命の重ね火を そっと

雨が途切れたら朝に藍がかかる
蛍光色の羽と濡れた君の手に縋った

夏蝉 空の果て
褪せた唄は耳に溶けたまま

君の声が響く 夏の隅を
街に泳ぐさかなのように

エンドロールにしがみついてる 今日も
一人何かにすがって息をする 明日も

誰かの声が重なっても僕ら
席を立つことも忘れてしまってるようで

夏の花束は風鈴の影に
水に溺れてる君の言葉が歪むんだって

夕凪の片隅
君の影は空に揺れたまま

空蝉の形を傘の下に
いつか消えた蝉時雨と

カラスが鳴くからうちに帰ろう
陽の落ちる街にさざめいた夕焼けに泣かないように

蛍火 空の暮れ
夏が終わる 君の声がただ

少しかすれてゆく 薄れてゆく
茜を背に

夕闇 空の果て
褪せた夢は君を染めて

今蝉の唄が止まる かすれてまま
カラスの鳴く鳥居の下

君が笑う 夏の隅で
作詞:ゴム・使徒(HoneyWorks)
作曲:コム(HoneyWorks)
編曲:HoneyWorks



拝啓、未来の人
手紙をよろしくね
何年先でも構わないよ
生きていた証彼女へ

見せた切符は片道で
痩せたほっぺでおめでとう
嗚呼 名誉も嫌よも二の次で行って参ります

君ヲ想フ 蒼空デ
銀色ノ矢ト紛フ
君ガ空コソカナシケレ
雲泳グ 最初ノ恋

拝啓、愛しき人
手紙で許してね
何年先でも帰れないよ
泣いていないか心配です

徒然見た向日葵の並んで咲いた笑顔に
嗚呼 お家も身分も二の次で
初恋に落ちる

君ヲ想フ 夕暮レデ
銀色ノ矢ト詠フ
君ガ海コソカナシケレ
水面染メル 恋紅

薄汚れた箱から大事そうな手紙
数十年を超えて君に辿り着く

貴方を想う今日の日も
向日葵、花畑
貴方はこの景色を見て笑ってくれますか?

君ヲ想フ 蒼空デ
銀色ノ矢ト紛フ
君ガ空コソカナシケレ
共ニ想フ 最後ノ恋