4thシングル表題曲不協和音のMVが公開されましたー!

オープニングのポーズを見ての通り、闘う気満々の欅のみなさんです。
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デビュー曲のサイマジョが、物言わぬ群衆に「NOと言いなよ」と客体的に促した曲であれば、この不協和音は「僕はYESと言わない」と立ち上がる主体的な曲になっています。

なので、この闘いをイメージさせる作りになるのは当然の流れといったところでしょう。

Aメロは平手率いるメンバーが、チェストポップをしながら行軍します。
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この動きは、ニュージーランドラグビー代表が国際戦前に舞う伝統舞ハカのような気概を感じます。あと、アメリカの貧困層地帯でギャングになるしかなかった子どもたちが、衝動を殺し合いではなく、ダンスに昇華したkrumpというダンスがあるのですが、その基本的な動きにチェストポップがあります。

つまり、この振り付けは闘いのダンスであり、闘志や想いが強くあることをイメージしているのだと思われます。

Bメロでは守屋率いるメンバーが、武道の型のような動きをして行軍します。
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サビ前は、メンバーが立ち上がり、ある方向に向かい走るシーン。

そしてサビ。
平手が「僕は嫌だ」というセリフでジャンピングパンチをかました後、キックステップ。
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このステップは音を裏どりしており、かつかなり速いステップなので難関でしょう。このあと、豪快なアームスィングをしたり、

身体全体を大きく見せるパフォーマンスをします。
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通して全力で闘っているMVとなっております。

リップシンクも入っており、平手の眼力はこれまで同様すごいです。
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そしてMVPはこの方、守屋さんです。
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リップシンクシーンはフロントメンバーが務めることが多かったのですが、2列目センターの守屋さんはなんと2シーンもソロカットがあります。

しかもそのソロカットで平手に負けないとても良い表情をしています。

ソロカットシーンで表現という分野を研究してきなという印象…とても頼もしく思えました。


サイマジョでついた反逆のアイドル欅坂46のイメージをさらにアップデートしたようなMVです。


しかし、気になることが。
前作二人セゾンのカップリング曲に「大人は信じてくれない」というものがあります。

その曲のMVも反抗し闘うイメージで作られました。
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不協和音ほどではないですが、それぞれに想いをこめた強いソロダンスもあります。
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「大人は信じてくれない」は、サイマジョに似た、群衆の中でもがく若者を描いた作品なので、それから立ち上がって闘う「不協和音」に繋がるというストーリーもあります。

しかし、闘うというパフォーマンス一辺倒だと、表現の幅が狭くならないかという…。

ちょっとした不安でした。

不協和音MVはエネルギー溢れる作品となっています。
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