ご無沙汰しております。
茨城は土浦辺りで劇団√6(げきだんるーとろく)です。
地味に活動しています。
2017年4月はつくばのお笑いライブ、笑いの劇場に参加したりしていました。

この前、稽古もしました。

2017/5/14(日)
13:00~17:00
土浦県南生涯学習センター軽運動室
参加人数:男性5人・女性1人

【稽古内容】
動きに注目してみよう、ということで色々やってみました。といいつつ、動く、よりも距離感を重視したものになっていましたが…

◆歩く
 舞台の広さを意識してみる。距離を意識してみる。
1)とりあえず適当に歩いてみる
2)速く歩いてみる、ゆっくり歩いてみる
3)上手(かみて)に歩いてみる、下手(しもて)に歩いてみる
4)バラバラの場所から指定の場所に同じタイミングで歩いてみる

◆雑談をしながらボール回し
円になって雑談しながらボールをまわす。
誰に投げても良い。
会話とボールを投げるタイミングはバラバラでよい。
慣れてきたらボールをもうひとつ増やす。
会話をしつつ、飛んでくるボールも気にする。

◆ジップザップ
ゲーム
円になる
右手で右にいる人を「ジップ」と言いつつ指す
右の人はそれを受け更に右の人を「ジップ」と言いつつ指す
『左にいる人を「ザップ」と言いつつ指す』も加える
更に『「ローリング」と言いつつサッカーのスローインのように向かいの人など左右だけでなく誰でも指せる』も加えて行う

◆ジップザップを人の名前で
上記を人の名前にして行う
初対面など名前を覚える、名前を言いやすくする

ーーーここまではコミュニケーションし易くする準備を兼ねているーーー

◆発声
あ、え、い、う、え、お、あ、お
以下50音行う

◆声の指向性を検証する
ランダムに後ろを向いた人々に声をかける
近くにいる人、遠くにいる人、声のかけ方は違ってくるはずと言うことを前提に、
後ろを向いた人の背中に所定の場所から声をかけその人が気付くか検証する

◆短い戯曲を読んでみる
今回はいとうせいこうの『幻覚カプセル』の中の1つ。
自殺した3人の人物が、渡ると生まれ変われるという輪廻橋の前にいる。一人が歩き出すが他の二人が何だかんだ後ろからチャチャを入れる。

この話を選んだのは、会話に距離感があるため。
橋を渡る前近い距離で話す
橋を渡り出した人に話しかける

距離を意識して演じてみることを心がけました。

◆エチュード
エチュード=即興劇を用いた練習、と考えて頂ければ
何もない部屋。
一人ずつドアから入ってくる。
入ってきた人はパントマイムで
その何もない部屋の何処かに何かを設定して、
その設定したものを一度使ってから部屋を出る。
最初の人が部屋を出たら、次の人がドアから入ってくる。
最初の人が設定したものを必ず使用し、
更に自分もその部屋の何処かに何かを設定して、
その設定したものを一度使ってから部屋を出る。
二番目の人が部屋を出たら三番目の人がドアから入ってくる。
一番目、二番目の人が設定したものを必ず使用し、
更に自分もその部屋の何処かに何かを設定して、
その設定したものを一度使ってから部屋をです。
以下繰り返し。

例)
★一人目
ドアから入ってくる
部屋の右手前に冷蔵庫があるとして(設定して)
その冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出して飲むパントマイム
ドアから部屋を出る

★二人目
ドアから入ってくる
一人目が設定した冷蔵庫を使って何かマイム
 ・冷蔵庫からアイスを取り出して食べる
 ・冷蔵庫のなかを覗いて何もないのでため息
 など冷蔵庫の設定を活かしてマイム。
その後、左奥に行き、本だながそこにあるとして(設定して)
本を読む。本を戻す。
ドアから部屋を出る

★三人目
一人目、二人目が設定した冷蔵庫、本だな、を活かしてマイム
その後、部屋の中央にサンドバッグがあるとして(設定して)
ハンドバッグを叩く
ドアから部屋を出る
以下繰り返し


…というような稽古内容でした