昨日、日曜日。稽古でした。
ところで皆さん風邪ひいたりされてませんか?
大丈夫ですか?
健康は大事だなと思いました。
うっかりサイトの方、情報更新してなかったくらい風邪ひいてまして。言い訳ですけど…すいませんでした…
ですが、この日も、体験でいらした方が3名。
ありがとうございます。
【参加者】
7名
男性4名
女性3名
【稽古内容】
◆ボール回しで…
ボール回しで名前を行っていく
ボール回しで好きな食べ物
ボール回しで好きな色を言っていく。
前の人の色+自分の好きな色
例)
A「緑」ボールをBさんへ
B「緑、紫」ボールをCさんへ
C「緑、紫、赤」ボールをDさんへ
D「緑、紫、赤、白」ボールをAさんへ
更にもう一周ここから好きな食べ物など
どんどん増やしていく
◆名前鬼
鬼ごっこ。
1人鬼を決め、鬼から逃げる。
鬼にタッチされたらタッチされた人が鬼。
この通常の鬼ごっこにルール追加。
タッチされそうになっている人は、
他の人の名前を言うことで、
その人を鬼にすることが出来る。
例)
鬼→A
タッチされたらAは鬼になってしまう
鬼→A<「B!」
タッチされる前にBの名前を呼ぶと、
Bが鬼になる。
ここら辺まではアイスブレイク(人と交わる抵抗感を無くす)、名前を覚える、などの目的で行ったつもりです。
◆発声練習
内容割愛
◆部屋に物を作っていく
舞台を何もない部屋と設定する
入口(上手)と出口(下手)はある。
この部屋に1人ずつ入って、
部屋に何かしら物を作って出ていく。
次に入ってきた人は前の人が作ったものを
必ず使用して、自分も何か作って出ていく。
例)
A部屋に入る。
部屋の端で蛇口をひねり手を洗うパントマイム
部屋を出る。
B部屋に入る。
部屋の端にAが洗面所を設定しているので
蛇口をひねり、水を汲み飲む。
その後、部屋の奥へ行き、
本棚から本を取りだし読むパントマイム
部屋を出る。
C部屋に入る。
部屋の奥の本棚から本を取りだし読んで本をしまう。
部屋の端で手を洗う。
その後、部屋の真ん中で電話の受話器を取り、
電話するパントマイム。
※口頭でそれが何であるかの説明などはない。
Aが洗面所のつもりでも
受け手のBがその通り受け取らない場合もある。
認識のズレがあってもBが認識した通りにしてよい
※前の人が作ったもの、作った場所を
踏襲するのはとても難しい。
◆エチュード
場所を設定して2人で即興劇を行う。3分。
例)
「スーパーの裏手、従業員の休憩所」
上記の設定で3分間即興で演技する。
AがBに
「店長!」
と呼び掛ければBは店長となる
「おう新入りどうした」
とAがBに答えればBは新入りとなる
B「レジが壊れて大変なんです!」
などと会話を続けていく。
※少なくともうちのエチュードで基本としたいのは
★相手の言ったことを否定しない。乗っかる。
★舞台から居なくならない。居続ける。
の2点。
今回はオチは求めなかった。
制限時間までその場に
登場人物として居続けられる事を第一とした。
ただ、人と人の交流にならない、
人物像が見えてこないと思った場合、
注文をつけた。
例)
AがBを失敗で責められている。
責められる一方でそのやりとりに終始している。
「AとBの立場を逆にして」
Bの立場を強くAの立場を弱くするよう
会話を持っていくように仕向ける。
立場が変わることで変化が生まれドラマチックになる。
みたいな事を今回はやりました。
ザックリとですが、こんな感じの事を。
エチュードについては、何故エチュードを練習に取り入れるのか分からないと言う話も聞けて新鮮でした。
確かに台本を元に芝居をするなら台本を用いて稽古した方が良いのではないか、と考えると、なるほど頷ける話です。
筆者は高校の演劇部時代からエチュードを芝居の練習方法として認識していてそこに何の疑問も持っていませんでした。
色んな考え方があります。
芝居をやっていると本当に色んな考え方、認識の違い。人と人は本当に違うのだという事に気付かされます。
そして、言葉を尽くし説明をし、理解の糸の端を捕らえようと人の話に耳を傾けます。
芝居はコミュニケーションそのもので、日常のコミュニケーションから更に踏み込んで行くこともあります。
たまにそれはスリリングでドキドキします。
それでも尚我々はその先へ進んでいこうともがくのでした。