A PLACE IN THE SUN.

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陽の当たる場所を探して・・・りっきーブログ。STAR LIGHT CLUB since1988’

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2016年の1月から時間が止まったままでしたね

アメブロ上では4年半もの時間をタイムリープしたような気分です。

色々と環境も変わり良い事も悪い事もありましたがそれなりに何とか生きています。

ピグ友の皆さんは元気してますか?

時には想い出に寄り添う夜もいいものです。



先日、母にCT検査でガンが発見された。

築地のがんセンターで診察してもらったところすい臓がんでステージ4だと言われ

余命は1年前後、持っても二年だと宣告された。

11月に父が他界したばかりで、やっと諸々のことが落ち着いて一息つけたところだった。

父の生前は散々振り回されて、最後は痴呆症で苦労させられてきて

やっとこれから自分の人生を謳歌できると思っていた矢先の出来事。

告知されても驚くでもなく、慌てるでも巻くいつもどおりの母。

内心はどんな思いでいるのだろう?

それから数日は夜になると昔のことを思い出し、自分は何をして来れたのだろうか?

そんな虚しさに押しつぶされそうになっていました。

せめて80・・・いや85くらいまでは生きてて欲しいと思っていた。

なのに75歳で命の期限を切られてしまった。








はみだしもの達の遠い夏の伝説が

廃車置場で錆び付いら

灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて

あなたに会いに行けたらな

思い出す 月明かりに濡れた

人気のない 操車場で

それぞれの痛みを抱いたまま

僕等、必死でわかり合おうとしてた

歯軋りをしながら・・・

あなたの言葉がまるで旋律のように

頭の中で鳴っている

TOO MACH PAIN


詰め込まれてきたねイミのないガラクタだけ

情熱を感傷に置き換え

思い出に寄りかかるあなたを見たくはないよ

打ちのめされた横顔を

忘れない あなたの白い肩

触れたらもう崩れそうな

今だけさ明日はわからない

そして風が言葉もなく吹き抜けた

僕等の手の中を

あなたの唇 動くスローモーションで

僕は耳を塞いでる

TOO MACH PAINN



もう一度まだ間に合うはずさ

まだ今なら遅くない

もう二度と戻ることはないよ

僕はまた一歩踏み出そうとしてる

少し怖いけれど

あなたの言葉は遠くもう聞き取れない

何かがはじけ飛び散った

TOO MACH PAIN

答えはわかっているはずなのに

受け止める勇気がないから

目をそらしているのかい?

全てを忘れさせてくれる出来事なんて

そうは見つからないよ

扉を開けて

その一歩を踏む出さなければ

一人ぼっちじゃないから

ただ今は見えていないだけ

正しいことなんて何もないけど

間違ったこともないんだ

全ては自分次第

街に出よう

木々は芽吹き

花は咲き乱れているよ



私事で恐縮ですが今月5日に父が他界しました。

4年ほど前に痴呆症が始まり、意味不明なことを言い出したり

夜中になると徘徊したりで当初は困惑したものです。

夜中に風呂場で転んで、頭から血を流して倒れていたこともありました。

家を抜け出して警察に捜索願を出すことも・・・・・

年老いた母と私で、気の休まる時がないほどに大変な思いをしたものです。

デイケアーに通うようになりいくらか負担は軽減されたものの

昼間はまともで夜中になるとおかしくなるという状態が続き

睡眠不足の日々は相変わらず続いたものです。

特別老人擁護施設に入れることとなりましたが、地方だったので見舞いに行くのも一苦労

そんな中、家の近くに入所できるようになり、かなり負担はなくなったのですが

日毎に壊れてゆく父親の姿を見るのはなんとも切ないものです。

体調が良くないということで病院に入院することとなりましたが、

その頃にはまともに口も聞けない状態で 何かを伝えようとするのですが、

全く聞き取れない・・・・

寡黙でいつもニコニコして、背も高くあれほど大きかった父の姿が

いつの間にかこんなにもやせ細ってしまったのかと切ない想いを抱いたものです。

80歳と5ヶ月の人生を終え、明日火葬されます。

不思議と悲しい気持ちはなく、思い出すのはまだ若く元気でいた頃の父の姿。

自分が子供の頃の父と同じ年代になり、自分は父に追いつけただろうか?

俺の年にはどんな事を思い考えていたのだろうか?と

安らかな死に顔に思い残すことなく、天寿を全うしたのだと信じたいです。

若き日々の夢と共に、今、肉体の束縛から解き放たれて

痛みも苦しみも悲しみもない世界へと旅立って行ったのでしょう。

子供の頃見ていた、太陽の元へ・・・・・・