小林リズムさん(ミスiDファイナリスト、エッセイスト)の授業を受けてきました | takachan's blog

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9月26日日大芸術学部江古田校舎にて、小林リズムさんをゲストに迎えた授業に
もぐって来ました。

これから少々下品な言葉も使わなければならないので、そういう言葉が苦手な方は
ブラウザバックを。


小林リズムさんとは、日芸卒のエッセイストでエッセイの宣伝のために
ミスiD(http://www.transit-web.com/miss-id/)というアイドルオーディションに
応募された方で、選考のファイナルまで残られた方です。
入社した広告代理店がブラック会社で8日でやめた話がエッセイになっていたり、
自意識過剰で生きづらいこととか、あとは陰毛の話をエッセイにされています。


個人的にエッセイを拝読して、オーディション中は特に陰毛ネタを売りにされていた
のですが、あまり下品にならずになんかほっこりするまとまりのエッセイだなと。
毎晩仕事から帰ってきて読んでクスッと笑ってという感じでだんだんリズムさんにハマりました。
性悪エッセイストというコピーをつけられていたのですが、逆にほっこりするような
文章ばっかり。自分はそういうのが好きですね。
ちなみにオーディション動画は全然ひっかかりませんでした。



小林リズムさん
twitter https://twitter.com/rizuko21
blog http://ameblo.jp/nanto-kana/
アマテラス掲示板(ミスiDオーディション用掲示板)http://p-amateras.com/project/155/bbs/1493

エッセイは日芸教授の清水正氏のブログに毎日一本上がりますので是非
ご覧ください。(今日で184本目!!)

清水正ブログ http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/

その小林リズムさんが、彼女の母校にゲスト講師で呼ばれるということで、
ツイッターで告知されていたので、仕事の休みを取って授業受けてきました。

内容としては、卒業生がどういう仕事をしているか先輩に講義してもらうという
「ようこそ先輩」的な内容。

リズムさんが新卒で就職、ブラック企業で退職、そしてエッセイを書き始める
という流れのエピソードについて。
そして、自身のエッセイの知名度の向上のためミスiDオーディションを受け、オーディション
で努力したこと、苦労したこと、学んだこと、そしてちょっとの裏話。
そして、最後に質疑応答。
という内容でした。

この授業について当初ブログを書くつもりなかったので、全然授業のメモなど
取らなかったし、配られる資料もなかったので記憶があまりないのですが(失礼)、
憶えていることを書きたいと思います。

ブラック企業であったこと、エッセイを書き始めるというのは彼女のエッセイに
書かれているのでそちらを参照してください。
ただ、授業ではもっとブラック企業について詳しい資料とかあったけど公開でき
ないので秘密。

ミスiDのオーディション中、性悪キャラから下品キャラにに変更したこと。
掲示板などで友人などにサクラになってもらっていたこと。
家族にばれた後、相談して家族にまでサクラになってもらっていたこと(笑)
など、面白い話が聞けました。(これはもう終わったやつだからいいですよね?)


また、他の候補者で個性的だった人(ひのあゆみさん、細川唯さん、藤井さやかさん)の紹介
がありました。
ひのさんは腋毛が写ってる写真、細川さんは運営にバストトップを修正して消された
写真、藤井さんは体にガムテープ??を巻きつけているセクシーな写真をスクリーン
に大映しにしてました。
ひのさんの腋毛はかなり学生にもインパクトがあった模様。

細川さんはツイッターでのやり取りで「しね」とリズムさんにツイートされた話。
でも、最終審査で誰がグランプリにふさわしいかとリズムさんが審査員に質問された時
「細川唯」と答えたという話。

藤井さんは、注目を受けるためにこれしかないとグラビア、それもかなりのセクシー
路線でアピールして、このオーディションのためにアナウンサー事務所までやめて
望むほど人生かけてオーディションに来ていた話。
彼女の鬼気迫るツイートを紹介されていました。


あとは文芸枠ということで、文月悠光さん、宗香里さんの紹介。

文月さんは最年少で中原中也賞取った詩人で、有名で持っているものがあるからこそ
大変な思いをしていただろうこと。
「身近な人がアンチに変わる」という体験をしていたというツイートの紹介も。

宗香里さんは大手広告代理店に就職が決まっているにも関わらずこのオーディションを
受けていたという話。

あとはオーディション動画が面白い人を紹介しようとしたのですが、教室でネットが
繋がらず断念。あとから、ツイート等見ていたら木村仁美さんの動画を紹介したかった
模様です。

その後、リズムさん自身がツイッターで叩かれたのを紹介していました。
それも、ツイートをそのままスクリーンに映し出してツイートしたアカウントも
そのまま映していたあたりはやっぱり若干性悪かもですねw。

ただ、叩かれたこともネタにしたいらしいので、叩く時は是非エゴサーチに引っかかるよう
フルネームで「小林リズム」というワードをいれてツイートしてくださいとのこと。
(あとで、個人的に「叩かれるのとか大丈夫なタイプですか?」と聞いたら、「叩かれるの
大嫌い」って笑いながら答えられたのがこの日一番可愛いリズムさんでしたw。)


まとめとして、「人生は壮大なネタである」(←あってます?)という結論で終わり。
いつかは人は死ぬわけで、人生をネタとして捉えて生きようというリズムさんの哲学で
おしまい。


あ、途中でリズムさんが影響を受けたおススメの本3冊紹介がありました。
でも、2冊しか憶えていない・・・。
林真理子の「野心のすすめ」、家入一真の「もっと自由に働きたい」。

個人的にこの2冊に関しては、超苦手なタイプの人たちで自分がなりたくない
人の代表みたいな2人なので、ひょえーっと思いましたw。


最後に質疑応答で学生の質問にリズムさんが何でも答えるというコーナー。
「エッセイを毎日書き続ける原動力は?」などと真面目なものから、
「あなたにとって陰毛とは?」とか、処女と公言しているリズムさんに
「やらせろといわれたらどうしますか?」とか下品な質問もありw。

個人的に一番面白かった質問は、ユッキーさん(リズムさんの後輩で清水正さんの
ブログで彼女もエッセイを書いています)の質問で、
「あなたは自分のことをどれくらい可愛いとおもっていますか?」
というもの。

リズムさん確かにとてもかわいいんですよ。で、それを自意識としてどんな風に
感じているかって一番気になるところで。
謙遜されてもつまらないし、開き直ってカワイイってのをギャグみたいに自認
されてもつまらないし。

結局リズムさんはちゃんとした答えでは答えなかったんですが、どうやら
オーディション前はかなりかわいいと思っていたけど、オーディション受けたら
周りの人がもっと可愛かった的な答えだったかな?

これは質問が面白くて、回答は面白くなかったですw。
質疑応答はあまり面白いところなかったかなあ?うん。

あ、あとはあかちゃんの時の自分が不細工だっていって写メを大映しにして公開
してるのは受けていました。あれどっかでみれるのかな?

質問がない学生には逆にリズムさんが質問するというルールになっていたのですが、
リズムさんからの質問は日本語として意味がわからない質問でひどいなあと思いましたw。

リズムさんは会話のやりとりより文章で面白さや賢さを見せてくれる方のようです。
本当文章大好きですよ!ほんと!
授業の内容は以上。


最後に配られていたエッセイのためのアンケートに記入して終了でした。
その、ひどいアンケートがコチラ!


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授業はとても楽しかったです。
物事を人生単位で大きく捉えるというのは最近自分もちょっと心がけていたところで
そのあたりの感じ方とかは似ているかなあと。

また、大学の教授や講師、弟さんなどが授業を見に集まっていて、大学ぐるみ、家族ぐるみ
で応援されている、リズムさんの愛されるキャラクターにも触れることが出来ました。
リズムさんは今バイトの収入で生活しながらエッセイを書いているのですが、これから
エッセイで食べられるようになるのか応援しつつ見守りたいと思います。

そして、自分も頑張らなくてはと。