舞台「4月の回帰」 (2024年4月27日) | てらひろの徒然日記

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乃木坂46やテレビ番組、舞台、本など自分の趣味について自由に、というか、つれづれと書かせていただきます。
特に永島聖羅さん、寺田蘭世さん、金川紗耶さん、河内美里さん中心にDD風を吹かせてますがご容赦くださいww。

みさとんが座長さんの舞台「4月の回帰」を観てきました!




これは「月の終わりと始まりはシアター」の公演で毎月その月にちなんだ演目の舞台を行っているようです。
「ようです」というのも今回初めて知ったので(^-^;。


会場は小田急線の千歳船橋から徒歩3分程度の「APOCシアター」。
最大60席の会場ですが、今回は40名程度でしょうか。

会場の真ん中にステージがあるのですが、これが客席の目と鼻の先!
手を伸ばせばキャストさんに触れられるレベルでした。

自由席で入場順に好きな席に座れるのアですが、18番だった自分は舞台正面の1列目が空いていたのでありがたく座らせていただき拝見しました!



 


「変わっても、変わらない。」


 かつては温泉街として人気を博した観光地・「明日葉町(あしたばちょう)」だったが、現在では殆どの店舗が店を閉めてしまい、今やシャッター街となりつつある「まるめろ商店街」。

 最後の生き残りとして営業を続ける和菓子屋「あさくら」の若女将・苗田 春風(なえだ はるか)。幼い頃から春風に叶いそうもない恋心を寄せているのは商店街の会長も務める茶葉屋若緑園(じゃくろくえん)の大将・熊谷 竹明(くまがや たけあき)。そこへ街のイメージを一新するべく商店街を取り壊し、商業施設を兼ねた巨大サウナ施設を建立しようと計画するエイプリルコーポレーション代表 西行光(さいぎょうひかる)が現れる。

 容姿端麗、頭脳明晰な光に魅了され、あっという間に増えていく計画賛成派の町人たち。生まれ育った町の情緒を守ろうと奮闘する春風たちだったが、時代と共に移り変わる価値観を否という程感じ始めているのは事実だ。

 そろそろ自分たちも、大きな変化を求められる順番が回ってきたのかも知れない。


 月シア一周年にあたる4月公演は、観光地のニュー・スタンダードを描いた人情ドラマ。どうぞご期待ください。

※LivePocket INFORMATIONページより


物語がハートフルなのは勿論ですが、圧巻だったのは女性陣の演技力。




みさとんは若女将としての強さ、故郷への愛情、周りの人々への慈しみを強烈に印象つけました。
そのライバル?的存在の伊藤千由季さんは、感情の起伏による姉への愛情、回想シーンでの幼少時の姿など全く説明なくてもシーンが理解できました。
伊藤さんのお姉さん役の野口紗世子さんは障害者という役柄から会話での表現がほぼできないにも関わらずお姉さんを感情が伝わって来ました。

みさとんと伊藤さんの迫真のぶつかり合い、そして言葉では語られませんでしたが、その後の大団円。
それが人と人の繋がりだし生きていく、という事なんだな、と思います。



個人的に刺さったのが、、、、「5年って(長いか短いか)どっちか難しい」というセリフ。
人が変わるには十分な時間ですが、経ってみればあっという間なのも事実。

自分にとってもこの5年間は色々なことがあり価値感や存在意義を揺さぶられた年月でした。
選択の時は近い。
そんな風にも思います。


公演は残り2日間4公演。
最後まで全員で完走されることを願います。