拉麺七星@京都/大宮高辻南西 | NAKUU

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チャーシュー麺 \900

 
うーん、何だろ…  妙な雰囲気のお店。
店内はキレイでモダンなんだけど、、
カウンターとキッチンとの間が
焼鳥屋のように透明の仕切りがある。
難解な訳ではないが
あまり感じたことのない空気につつまれている。
先客は一人。
小さな食券機でチャーシュー麺のチケットを買い、
テーブルで待つと店主が受け取りにくる。
そしてかなり早くラーメンを作りサーブされる。
 
見た目は最近流行りのタイプだか泡立てておらず
麺の断面もスクウェアだが平麺ではない。
このあたりが気に入っていたので伺った。
チャーシューはスモークハムのような香りの
やわらかい極薄切りのチャーシュー。
極太メンマはなぜか既製品の味がする。
細ネギの小口切りにやわらかい味付け煮玉子
それと珍しい豆苗。
スープはマイルドな豚骨のいい香りがする。
サラサラでもなく濃厚というわけでもない。
麺は弾力のある、少し太めのもの。
??
スープで味わえる美味しさを麺がたぐってこない。
太めの麺がスープをまとわないのでちぐはぐ感がある。
食べすすめていくとチャーシューの燻香と豆苗が
良くない方向に持っていってしまう。
豆苗は初めはいいがスープに浸していると
もやしのエグみが出てきてしまう。
色味は細ネギのグリーンがあるから豆苗はいらない。
食べはじめは良いのだが
途中から徐々に違和感が増す。
 
売上とラーメンの美味しさを両立させるのは必至だか
店主がそのラーメンで何をどうしたいのかがわかりにくい。
悪い店ではないのだがミステリーである。
味でお客を説き伏せるようなラーメンが出来るのなら
それが一番いいのだが現状では厳しいと思う。
 
がんばってください。