『2006年のウドー・ミュージック・フェスティバルのキッスのDVDを見ていたら、キャノンのCMが一緒に入っていました。
キッスのメイクをしたゴジラです。』
と、先週、ブログ仲間の新潟─にいがたさんから、こんな↑画像とメールが送られてきました。
ご自分のネタにすればいいのに、わざわざ
『ゴジラといえばロイさんと思いまして、、、』と送ってきてくださって・・・
本当にありがとうございます。
というコトで、前回6月より久しぶりの
『特撮ウイークエンド』のコーナーです。
さて、このゴジラ。
なんか話しには聞いたことあったんですが、目にしたのは初めてかな?
これ、2006年、Canonの『EOS Kiss』というカメラのCMです。
キッスとは、アメリカのロックバンド
KISS(キッス) 。
今でこそ子供たちの愛するキャラクターみたいだったり、
最近(2015)日本のアイドルグループ『ももいろクローバーZ』とコラボして、
イマドキのコたちにも親しまれている大御所バンド♪
自分が子供の頃は その出で立ち、メンバーのジーン・シモンズが火を吹いたり血糊を吐いたり。。。
怪獣映画を見るような気分でワクワクしながら見てました(いや、曲も良いです♪)
さて、このCM、
当のKISSは出演してませんが、
子供たちのメイク、
そして歌ってる曲は
1979年に発表されたKISSのシングル曲、
「ラヴィン・ユー・ベイビー」(I Was Made For Lovin' You)の替え歌です。
「EOS Kiss」 という
世の若いママさんが、赤ちゃんを優しくキスするような気持ちで撮影するというコンセプトで作られたカメラのCMで、
親御さん世代に人気があったベテランロックバンド KISSとのコラボとなったんでしょうか?
しかしそれに何故ゴジラ?
まあ、以前の記事にも書きましたが、
KISSのメンバーのゴジラ好きは有名で。
なお、このCanonのKISSメイクゴジラの元は
CMの2年前、2004年12月に東宝で製作・公開された
『ゴジラ FINAL WARS』─ゴジラシリーズの第28作で、第3期ゴジラ(ミレニアム)シリーズの第6作、当時ゴジラシリーズの最終作に出演したゴジラスーツで、
「FWゴジラ」と
─ごく一部では、顔がなんだか猫みたいで、
猫ゴジラと呼ぶ人たちもいるけど(笑)
スーツアクターは当時の喜多川 2tom(きたがわ つとむ)さんが再び演じてらっしゃいます。
こうした、ちょっと特別な扱いのゴジラでしたが、話題性抜群であるにもかかわらず、あくまで売りはKISSの方で(当人たちが出てないのにw)
そのマーケティング戦略を、キヤノンのマーケティングの方にインタビューした
『読売ADリポートojo』という記事も読んだんですが、
上に掲載したゴジラの出てくる新聞広告の画像が載っているにもかかわらず、
インタビューには「ゴジラのゴの字」も出ない
という・・・ここでまた「ゴジラ出てるんですよ」と言っちゃうと、別途ゴジラを宣伝に使ったと追加使用料発生するとか?
今、ネットで話題の、とあるジャニアイドルさん目当てでa■a■電子書籍を購入したら、写真ページ全部グレー塗り潰し(爆)
・・・みたいな大人の事情なんでしょうか?(笑)
個人的には、正規でKISSとゴジラの共演を見たいです。
それでは皆さん、よい週末になりますよう・・・