「飛びっきりをご馳走するぜ」
「じゃあ頼むは、腹減ってるし」
「果歩さん、キッチン借りますよ」
ボンは意気揚々とキッチンに入った。
すると、ボンは重大な事に気付く、食材はシーにしかない事を。
ボンは内心、焦っていたが平穏を装った。
「か、果歩さん、食材ってやっぱ隣に行かなきゃないっすか？こっちでは料理作らないですもんね。うわ～どうしよう」
だが、誰の目から見てもボンの行動は追い込まれている奴にしか見えなかった。「ボン、何よ慌てて。ここにはないけど倉庫の中の冷蔵庫に入ってるから自由に使っていいわよ」
「はい！了解です」
ボンは、その場から逃げるように走って倉庫に向かった。