放牧開始した。

半年ぶりの放牧なので例年大騒ぎ。

幸い牛も人も怪我なく無事に放牧、そして午後牛舎に戻ってきて、何とか全頭繋ぐ事ができた。

慣れている牛は問題ないが、初めて放牧した 若い牛はつなぐのに苦労する。
徐々に放牧頻度を上げていき、6月1日ころから昼も夜も放牧する。


毎年7月の中下旬だけ見られる。

地面近くの草むらで光ってるのも、木の上をゆっくり舞うのもいる。

肉眼では見えてもスマホで撮影は難しい。

かろうじて一匹の点滅がとれた。

別海町で生まれ育った人でも蛍をみたことない人がいる。

街路灯を含めて一切の明かりがないこと、近くに蛍の幼虫の餌となるカワニナ(巻き貝)が住むきれいな小川があること、が蛍を見れる条件である。

各地で観光名所にすべく蛍を人工的に増やす試みをしてる。

これは純粋に野生の蛍である。

万葉集の時代から日本で愛されてきた実に繊細な美しさ 蛍





たまには古典作品を。
金閣寺の若い修行僧が金閣寺で修行中に徐々に破壊衝動が大きくなり放火した物語。
ちなみに放火は実話である。
そのような異常心理の描き方がどこまで事実にそってるのかは不明、むしろ三島由紀夫の創作の部分が大きいだろう。

修行僧同士の会話のレベルが仏教とは離れた哲学的で難しすぎる。ネチネチとしつこく考え続けたり、上から目線の考え方が特徴。
東大法学部をでた作者の教養の自慢と思えなくもない。

たまにはこう言う重い作品もいい。