昨日は午後に研究会があり、夜から出張だったので、大きな出張荷物を抱えて電車に乗り込みました。すると心斎橋で大量の人が乗り込んで来て満員になりました。いつもは閑散としている長堀鶴見緑地線なのに、一体何事！？　何人かはおそろいのＴシャツを着ていて「東方神起」と書いてある。そうか、大阪ドームでコンサートなのね。僕は心斎橋の次の駅で降りなければならなかったので、大きな荷物でヒンシュク買いながら「すみません、降ります、すみません」と言いながら、やっと降りることができました。

ほとんど女性でしたが、中には若い男性のグループや、結構お年を召したオジサンもおられ、ふーん、こんなオジサンでも東方神起好きなんだーとチラ見しておりました。

それで思い出したのが３月１５日の夜のこと。国立競技場でのももクロのコンサートを終えて、僕は友だち何人かと、ももクロのハッピを着たまま、新宿歌舞伎町の飲み会の会場に向かっていました。ライブで興奮冷めやらぬ状態の私たちは、すれ違う人々の視線も気になりません。「あ、今日ももクロ国立だったよね」とささやく人や、握手を求めてきて、「今日国立だったんですよね！？俺試験で行けなかったんですよ！良かったですか？良かったですか！ああー俺も行きたかったー！」と嘆く若者もいました。中には酔っぱらいのお兄さんが僕らを指さして、「ああぁ～モノノフだあー！」とまで言われましたが、こちらは気が大きくなっているので「そうですけど何か？」むしろ胸張って誇りに思っているような(^_^;)。

東方神起のオジサンを見て、そっか、この歳でももクロを好きな自分も、まわりからはきっとこんな風に思われているのだなと、とても理解することができました。

研究会を終えて、新大阪に向かうと、再び東方神起の一団と出くわして大混雑。そうかーどおりで東京行きの新幹線が最終４本ぐらい満員だったわけだ。行きも帰りも東方神起とかぶってしまった日でした。