タラコまん -3ページ目

Happy Holidays

クリスマスがやって来ると
いつも思う不思議なこと。

日本では「メリークリスマス」と
何の考えも無く言っているけど、
アメリカなど、外国に行くと
「ハッピーホリデイズ」
の方をよく耳にする。


これは、クリスマスってのは
キリスト教のお祭りなので、
他の宗教の人たちや、無宗教の人たちが
それを言うのはおかしいって言い出したので、
それじゃあホリデイズ(連休)って事にしよう
となったから。


日本人には、どっちだって良いような物でも、
外国ではそういう事に神経質な人たちもいるので
こういうことには注意されたい。


ということで、Happy Holidays!

和田川の主イワナ

この日は、意外な場所で、意外な大物。


事件は、仕事後の夕マズメ時に起きた。
今シーズン最大、最重量の川の主イワナが釣れてしまった!
しかも和田川の、全然水量のない場所で。

暴れて暴れて、掴むのもやっとだった。
タラコまん-ヌシイワナ

タラコまん-ぶっとい


いつものニアキス君を装備して、夕方五時半頃から
和田コミュニティセンター下から入渓。

タラコまん-ニアキス赤

今日は月曜日・・・ということは
土日で釣り荒らされてしまっている可能性大なので
全く釣果は期待していなかった。

しかも、あの辺りというのは放流魚が
チラホラいる程度で、普段は全くと言っていいほど
釣れない、行く価値の無いゾーンで有名。


その予想通り、ルアーをキャストしてもしても
全然バイトもチェイスも無く、ガッカリしまくり。

今日もダメだな・・・・と、諦めかけていたその時、
前方にイワナマンションを発見!


*イワナマンションとは、コンクリートブロックによって
人工的に作られた、いかにもイワナが潜んでいそうなポイント。

イワナマンション。
タラコまん-イワナマンション


釣れないだろうなと思い、なにげなーくキャストしたら
ほぼ着水と同時に根がかり?ビニール袋か?というような重い手ごたえ。


・・いや違う!
水面に大きな水しぶきをあげて、川の主が激しく暴れまわった。


小型魚のように陸に引き寄せようにも、リールが悲鳴を上げ、
スプールからはラインがどんどん引っ張り出される。


・・・ここって渓流だよな。
なんでこんなブラックバスみたいなヤツがいるんだよ。。。
こんチクショー!


そんなことを脳内に潜ませながら、1分程の格闘でなんとか
ランディング成功。

ニアキスも一番小型モデルで、シングルフックなので
バレてしまわないかヒヤヒヤしてた。

でもシングルフックだったからこそ、がっちりとアゴに引っかかって
主も逃げることが出来なかったみたい。


メジャーなかったから正確なサイズは
わからないけど、この写真から推定すると40センチ。
タラコまん-サイズ

タラコまん-口つかみ

タラコまん-砂だらけ


和田川で40センチ級のモンスターイワナが釣れる場所が
まだあったとはね・・・

これは全くの想定外の事故。
あれだけ釣り人が入っているのにどうして
だれも釣らなかったのだろう?
これこそ運が見方したとしか考えられない。


今日はこいつしか釣れなかったけれど、
さすがに川の主というのは
リリースしてあげないといけない。

せっかく川の主として、
この小川に長年君臨してきたのだから
ここで息の根を止められてしまうのは、
あまりにも無情。

それに、これで警戒してしまえば、今シーズン中に
釣りあげられてしまうことはないだろう。

こいつがいったいどのサイズまで
大きく成長するのか楽しみだ。

タラコまん-顔アップ

タラコまん-リリース


というわけで、これで今シーズン
釣りおさめになってしまっても十分満足な
超大物が釣れて満足満足。

やっぱニアキスだなぁ~


↓カラーリングはやっぱり赤がオススメ

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禁漁前ラストかな?扉川復帰編

本日仕事終わり、薄暗く小雨の降る中、いつもの扉川へ。
水量は少なめだったが、釣り人の陰はなく
なんだか行けそうな気がしたので一気に上のえん堤へ。

えん堤に突撃するには、カーブの近くに駐車して
ガードレールをまたいで沢へ向かって降りて行くのだが、
この辺は不法投棄がとても多い。

洗濯機やらテレビやら、家電ゴミから生活ゴミまで
ありとあらゆるゴミが土手下に投げ捨てられているので
ゴミで怪我をしないように慎重に斜面を下る。

いつものルアータックルでやってみたが、
何しろ時間は夕方の5時半過ぎなので、暗くてよく見えない。
携帯カメラで写真を撮ってみたが、暗くてよく映っていなかった。


えん堤前の100m以内で、5か所ほど良い溜まりが
あったのだが、ルアーチェイスする魚影をいくつか確認できた。
バイトもあったが、フックがバーブレスになっていたので、
3匹ほどバラしてしまった。

そして本題のえん堤へ。

えん堤の下の段は、水量が少ないため、前回のような
良い溜まりになっていなかった。

エサでねばったら岩の下のモノを釣ることも出来たかも
しれないが、ルアーだったので根がかりを嫌って
上の段へ移動。


上の大きい滝つぼでは、20投ほどやってバイトチェイスなし。
諦めようかと思ったが、それでもと思い、深めに潜らせてから
引いてみたらズドンと一撃。

25センチはあろうかというイワナをまずは一匹ゲット。

そしてその次のキャストで再びゲット。

二匹持ち上げたから、まあその辺で切り上げようということに。
六時も過ぎれば辺りはまっくら。


家に帰ってから確認。

$タラコまん-二匹

腹をかっさばいたら卵がたくさん入っていた。
もうじき産卵シーズンなので、イクラのようにプチプチしていて美味い。
とりすぎたら絶滅してしまうので自重は必要。
$タラコまん-焼き魚


この時期は朝も5時半までは薄暗いし、夕方も同じような時刻で
暗くなってしまう。
特に源流域では木陰なので、余計に暗く感じる。

もうこれで釣りおさめかもしれないと思って
粘ってやってみたが、普通はこんな時間までやらないほうが無難。

扉峠は携帯電話が通じない地域なので、遭難したら
えらいことになってしまう。


なにわともあれ、久しぶりに良い手ごたえを感じれて良かった。
あと一月で何回行けるかわからないが、稲刈りが始まったら
もう駄目だろう。

忙しくなる前にもう少しやりたいとは思う。

九死に一生SP~激闘編

この週末を前にして、恵みの雨・・・
ということは魚が出るはず。

そう思った自分はいつもの通り
ニアキス装備のタックルを持ち
仕事帰りのフライデーナイトフィーバーを
ねらって入渓したわけです。

結果、よく釣れました。
とても良く。
順調に。

タラコまん-チビ

タラコまん-景色

タラコまん-たまり

いつもは魚の姿と、イノシシやクマなどの野生動物の姿しか
みませんが、この日は巨大カエルも。
タラコまん-デカイカエル

タラコまん-拙者


えん堤下では放流魚と思われる個体が入れ食い状態。
タラコまん-放流魚か


小一時間ほど、釣り上がって、釣果は20匹。
源流ルアーにしては、上々の入れ食い状態でした。
明日からの土日で入渓しようとしていた方々はお気の毒。


さて、最後の最後にやらかしました。

えん堤から斜面を登ろうとした際、
足場の岩が急に崩れて斜面を滑落し、
全身打撲です。

いつもの感覚で岩に足をかけたのがいけなかったです。
今日は雨でぬかるんでいたせいか、
岩がどんどんとずり下がって行き、
一度斜面を滑り落ち始めた身体は
もう止まらない。

リュックをしょっていたので、
後ろが重かったせいもあり
滑落途中で後ろ向きにダイブ。

あー、やっべー。

そう思った時には覚悟を決めるしか
ありませんでした。

がけ下にあった岩に頭やら、腕やらを強打し
一瞬パキっという音が聞こえました。

あー、折れたなこれ。

生きていただけましでしたが、
ぶつけた腕の感覚がにぶく、超痛い。

フラフラになりながら、なんとか車まで戻り
そのまま帰宅。

湿布を張って様子を見ていますが
どうやら骨折は免れたようで、
ひどい打撲が数か所ありました。

今でも痛い

我ながら、頑丈な骨をしていて
良かったな~と安心しましたが
釣りやアウトドアというのは
危険と隣り合わせだということを
痛感した一日でした。

どんな時でも油断は禁物です。

今年も扉川へGO

例年この時期になると行きたくなるのが扉川。
長野県の長和町の旧和田村の山間部を流れる源流。

この扉川というのは、昨年の記事を読んでみても解るとおり
それなりに入渓者もいるものの、毎回それなりの釣果を
発揮してくれるとても貴重な沢。

この日は第一のえん堤からスタート。
山の神えん堤と呼ばれる場所。
地図に載ってるかな?
$タラコまん-えん堤下

台風により増水していたので、ルアーで勝負。
この日はニアキスの一番小さいサイズ、シングルフックを使用。
バラシは3回ほどあったが、一本釣りの要領でなかなか楽しめた。

タラコまん-ナイスワン
アップすると睨みつけられてる気がする。
タラコまん-アップ

扉には小型の魚がうようよ。
こういうのはシングルフックだとダメージを少なく
リリースできる。
タラコまん-こばっちい

こんな25センチ級の者もがっつりフィッシュ。
タラコまん-ナイスワン2

増水時のルアーフィッシングは入れ食い状態で楽しい。
タラコまん-トロバ

2時間ほど遊んだか?
最後にこの深い溜まりが三連弾であり、
各たまりごとに一匹づつゲット。
どれも手ごたえがあって、楽しいにも程があった。
タラコまん-溜まり場3連戦


最終的にヒット数25匹、バラシ3、チェイス無数。
完全な入れ食いでした。ありがとうございました。

そのうち9尾を持ち帰り、煮物にして食すことに。
塩焼きもいいが、大人数で楽しく食べるには
煮物という手段もかなりイケル。
$タラコまん-かたまり


小県郡長和町というのは、長野県民でもほとんど
知っている人がいないという認知度ゼロの
過疎の辺境地なのだが、こういう穴場をいくつも
持っている点では十分に評価できる村だ。

上小漁協の年間券を持っている小生は、
この長和町の沢に入渓する回数が一番多い。
望月や真田にも良い沢があるが、
手軽で確実なのはこちらの方。

こういう沢はいつまでも守っていかねばと思う。