8月6日
広島市への原子爆弾投下
1945年8月6日午前8時15分
8月7日
Mr.ゴジラ 中島春雄氏死去
2017年8月7日午後15時6分、肺炎のため。88歳
8月9日
長崎市への原子爆弾投下
1945年8月9日午前11時02分
自分にとってゴジラは水爆大怪獣であり、
中島春雄さんの演じたゴジラは、スーツにギミックなどさほどなくとも、あるいは理屈を前面に出さなくとも、
誰にでも判る生き物の動きで、
その活きたゴジラに自分は感情移入し魅力を感じ、
そこからドラマのリアルさを感じ、テーマに思いを馳せました。
子供の頃、ゴジラを知っていく事により、
ゴジラがなぜゴジラとなったのか・・・原子爆弾の事をいつも考えさせられました。
修学旅行で初めて広島を訪れ、
「広島平和記念資料館」で
等身大の展示物「被爆再現人形」
(残念なことに昨年4月、改装に伴う本館閉鎖で撤去)を見、原爆のもたらした本当の恐ろしさに、物凄いショックを受けました。
そしてその恐ろしさを直接知り、その悲劇を繰り返さないとの思いをも込めてゴジラを作った・携わった当時の人々の、思いは いかばかりであったろうかと─
原爆投下から73年たった今も、
放射能により体をむしばまれ、苦しんでいる人々、
被爆した建物や樹木などが実在する、存在する街・広島に今、住んで・・・
これは実際に起こったことであり、永遠に消えない出来事である事を日々、再確認します。
決して風化させてはならない事だと、
自分も含めた、人間の愚かさが産み出した悲劇だと。
広島・長崎原爆投下の日、
そしてそのあいだに、Mr.ゴジラ中島春雄さんの命日─
自分にとって切っても切れない、
忘れられない日です。