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墨東綺譚 (1)

ラビラント




今年の夏の初め、東向島に行った。



きっかけは去年の暮れの事、飲んでいる時にある人から文庫本を借りた。

墨東綺譚』 だった。


昔、フランスに憧れていた頃、『ふらんす物語』 を読み始めたが途中で挫折した事がある。

それ以来の作者永井荷風との出会いだった。


二十年程前、新藤兼人監督が 『墨東綺譚』 を映画化した。

新藤監督は好きな監督なのだが、何故か当時は敬遠して観なかった記憶がある・・・・・。



昭和十一年頃の東向島、私娼窟の並ぶ玉の井を舞台にした話である。

玉の井の存在はなんとなく知ってはいたが、読み終えて胸がいっぱいになった。

その時代を知るよしもないのに何故かなつかしく、いとおしい気持になった。


迷路のように入り組んだ細い路地。

蚊柱の立つどぶ川。

立ち並ぶ銘酒屋。

窓の中から客を引く娼婦たち。


そんなはずは無いのに、いつか見たような経験したような不思議な感覚・・・・・。



東向島に行ってみたいと思った。

玉の井の私娼窟があった路地を歩いてみたいと思った。

今はもうほとんど当時の面影は残っていないけれど、それでも行ってみたいと思った。



そしてようやく・・・


今年の夏の初め、東向島に行った。


                            つづく





☆東向島への入り口、浅草に立つ☆

青騎士のブログ-あさくさ

















海の仙人

映画化



前に糸山秋子さんの 『海の仙人』 を映画化したら、配役は誰にしたいかというような事を書いた。

(※糸山さんのいとの漢字は糸が二つ並んだいと

それを発表してみたいと思う。

あくまでも読了後すぐの私的印象である。



○ 河野勝男   大泉 洋


○ 片桐妙子   竹内結子


○ 中村かりん  木村多江


○ 澤田      荒川良々


○ 石原      星野真里


○ 河野の兄   香川照之


○ 河野の姉   寺島しのぶ


○ 村井      原田芳雄


○ ファンタジー  豊川悦司



今ならまた違う配役が出来るかもしれないが、まんざら悪くないと思う。


演出は矢崎仁司監督



どなたか心ある方はぜひ映画化してほしい。




すべて暇人のたわごとである・・・・・。






☆庭の仙人☆


青騎士のブログ-せんにんたち



ニュー・シネマ・パラダイス

神様お許しを・・・・・



水曜日の朝、映画を観に行こうか少々迷った。

前日、仕事のため寝るのが遅かったのだ。


観たい映画をやっている映画館は水曜日が1000円均一なのだ。

来週の水曜日にしようかとも考えたが、その日は仕事が入っている。


結局、映画を観に出掛けた。



上映前、予告編が15分程あるとアナウンスがあった。

むむ、な、長すぎる 。


場内が暗くなる・・・・・・・・・



あ・・・・・・・気づいたら、すでに本編が始まっていた!!叫び叫び叫び



寝ていたぐぅぐぅ!!!!!!!ガーン



開始から1分は経っていない様子なので観始める。

面白い。

これなら寝ないですみそうだ・・・・・・・



また、寝ていたぐぅぐぅ!!!!!!!ガーン



再び、観始める。

やはり、面白い。

もう、寝ないぞ・・・・・・・



また、また、寝ていたぐぅぐぅ!!!!!!!ガーン




こんな感じで最後まで観終えた。




映画は面白かった。

切れ切れにしか観ていなのに、こんなことを言うのは無責任かもしれないが・・・・・。


ああ、人間は睡魔に勝てないのか。

映画だって体調を整えて観ないとダメだなと、改めて反省する。





映画の神様、お許しを・・・・・。




『乱暴と待機』


必ずリベンジに行くから待ってろよ!!!!!




☆夏の日に☆


青騎士のブログ-かみさま

















さんかく

ビギナー



何をかくそう、AKB48のファンである。

6月の終わり頃からなので、まだまだ初心者だ。



7月にメンバーの小野恵令奈が出演した映画 『さんかく』 を観た。

やばい !!! 叫び

キラキラパワー!!!全開キラキラキラキラキラキラ

見事にえれぴょん推しになってしまった ラブラブ!



そこには15才の少女、小野恵令奈そのままがスクリーンの中で

キラキラと輝いていた。



小野はこの映画に出演したことをきっかけに女優になる決心をし、

AKB48を卒業した。

勉強のため留学するそうだが、いつか素敵な女優さんになって帰ってくることを願っている。

もう、AKB48の小野恵令奈は見られないが、これからも応援していこうと思う。




昨日はAKB48のイベントに行って来た。

握手会は誰と握手しようか迷った。

現在の推しメンが握手会にいないのだ。



実は、前回も握手会に行ったのだが、誰とも握手せずに帰って来てしまった。

後でちょっと後悔。

今回はせっかく行くんだから誰かと握手しようと決心していた。

そして、あのメンバーと握手をした (誰かは秘密)



ところで、今の推しメンとは?



それは・・・・・      








しゃれおつラブラブな、ひとである ニコニコ




☆ しゃれおつ?な街の夕景 ☆

青騎士のブログ























スケアクロウ

何処へ行こうとしているのか・・・?



前回のブログで書いた「キャタピラー」の主役、寺島しのぶさんが高い評価を受けた「ヴァイブレータ」。

その監督、広木隆一監督が次に撮ったのが「柔らかい生活」である。

糸山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」が原作だ。


前作につづいて寺島さんが主役を務めた。

広木監督は桐野夏生さんの「天使に見捨てられた夜」も監督している。



今、映画化してほしいのは糸山秋子さんの「海の仙人」だ。

秋山さんの文章は難しい言葉や表現がなく、鮮明で清い。

その情景が映像として浮かぶ。


「海の仙人」を読み終えた後、すぐに登場人物たちの配役が頭に浮かんだ。

演出は矢崎仁司監督。

風たちの午後」から好きな監督だ。


思い浮かべた俳優さんたちや、矢崎監督、広木監督の事は次の機会に書こうと思う・・・・・。




久しぶりに新宿に出掛けた。

目的があった訳ではない、ただの暇つぶしである。

人の群れをあてもなく歩いた。


日々を無意味に過ごす事は罪だ。





☆11月5日。公園にて☆


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