OPC 30 | 影山拓斗のブログ

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「あ~ぁ、それだったら分かりますよ」
「良かった!じゃあ場所を教えて下さい」
この時、モリーの頭の中にポイントカードの存在がよぎった。
(そう言えば、この前、大高さんが後、1つでフルだって言ってたっけ)
モリーはタクシードライバーの大高の方を見て言った。
「僕が説明するよりもタクシーで行った方がいいので、あの人に頼んできます」
モリーは大高の車に駆け寄った。
「大高さん、あの人がシーに行きたいらしいのでお願いします」
「えっ!?モリー今日は行かないの?」
「行きませんよ。幾ら僕でも毎日、通ってる訳じゃないし、何よりも今からリンちゃんの新作DVDをゲットしに行かなくちゃならないだから」
モリーは、後1つなんだからと親切心で大高に頼んでいるのだが、当の大高は浮かない顔をしている。
「モリー頼むよ。こだわりの人を乗せて行くのはキツい」
モリーは、それ以上、言えなくなり少し考えた。
自己満足を取るか?
人の為に役立つか?
して、モリーの考えた結果、シーに案内する事に決めた。
といった経緯があり、オヤジに確認の電話を入れたのだった。