『山田玲司のヤングサンデー』の今週分の会員放送を見たら、
アニメとアイドルに詳しい39歳のフリーの作家「ねりな」さんと言う方が出ていて、2000年前後のアイドル界隈の話しをしてました。
AKB48=秋元康氏が与えたアイドル界隈、アイドルファンへの功績、
ももいろクローバーのアイドル界隈への功績、
BiSが与えたメジャー・アイドル界隈、“地下”系アイドル界隈への功績
でんぱ組.incのアイドル界隈への功績
「俺のと違うな~ぁ」という部分がありましたが、意見が分かれるのは当然でしょう。
BiSとでんぱ組.incを書いてなかったので、一応書きます(^_^)
BiSの登場は衝撃的でした。アイドルヲタを自認するなら“生”でBiSを見て、その存在を認めないと半端者だ、くらいの圧がBiSの運営にもBiSのファンにもありました。
初期・中期に、メンバー全員全裸のPVを作ったり、ライブハウスに作ったステージセットや立てたスピーカーを蹴飛ばしたり、投げたりする姿がネットでLIVE映像として流れたりしました。
ももクロがロックっぽいモノ、BABYMETALがヘビーメタルのようなモノを取り込みたいとしているのだから、
BiSはパンクロック的なアプローチを計算して取り込もうとしているんだろうなー、とわたしはみていました。
プロデューサーの渡辺氏、松隈氏がたぶん「アナーキー」や「ザ・スターリン」などが好きなパンクロック少年だったんだろうなー、と。
わたしは、何て言うか『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市』などの出演時間などで“抗争”?していた当時のパンクがちょっと苦手だったので、Hi-STANDARDやルースターズ、ラフィンノーズ、ブルーハーツの方が好きだったので、別の方向のパンクバンド的な表現は最初から勘弁して欲しくてBiSにはまったく触れませんでした。
でんぱ組.incは、最初「ももクロっぽい」と見てました。
ねりなさんを含め、他のアイドルヲタに方が当時をどう感じていたか詳しく分かりませんが、当時のメジャーアイドルグループ、“地下”系アイドルはハロプロとAkB48の活動が基準だったり、フォーマットが基準でした。楽曲もつんく♂氏がプロデュースする曲、秋元康氏がプロデュースする曲、両氏の楽曲がアイドルの憧れでもあったと思います。
ゲーム音楽ぽい、転調の多い楽曲、赤、青、黄色…などの担当カラーの衣装を着た6人組がパフォーマンスする姿は少なかったように思います。(増えつつはありましたけどw)
ディアステージのアイドルさんは他にも数組あったので、ももクロっぽいグループを1つ作ったのかなという印象でした。(特別ももクロを意識した活動も、マネをした活動もしてませんでしたけど。わたしの印象です)
ももクロとの違いは腐男塾のメンバーのように何かしらの“ガチ”オタクであることをアピールしていたことでしょう。
あと、わたしのイメージですが「ぱすぽ☆」とファン同士が比べていた印象があります。ももクロとは絡まなかったので「対バン」という雰囲気で比べられることもなかったので。これはももクロにとっても、でんぱ組.incにとっても良かったことだろうとおもいます。
現在のでんぱ組.incも、相変わらず独自路線を行っている印象です。
もうももクロっぽいとか、“地下”系アイドルで一番成功したグループの感じとかではなく、誰のマネもしていない、誰もマネできない、マネして成功したいと言われる訳でもない、「でんぱ組.inc」という存在のような気がします。