すべての調和へむかって...(ハウプト物語:パート8)
パート8 : タタカッテシネ
7月29日
リキッドワンマンが終わってちょうど一週間後に、なんと珠乃チャンが舞台デビューしました。
それが、『タタカッテシネ』というカンパニーの舞台。
タタカッテシネ第3回公演『I・D・O ~みんなみんなタタカッテるんだトモダチなんだ~』
まあ、アイドルの客演なんて、普通、いてもいなくてもいいような役をやってお茶を濁すものですが、
珠乃チャンは、しっかり演じてましたよ。
箱の人にアドバイスをもらい、最前下手側に座る。
舞台が始まった。
私、アングラ演劇とか大好きなんで、いい感じ(にボロいw)箱や舞台装置(でも頭使ってたw)や衣装でたのしみました。(褒めてます) しばらくすると珠乃チャン登場。ADかなんかの役だったな。でも、セリフもしっかりあって、たくさんのお客さんの前でしっかり演技してた(箱は満席)
いつ稽古したんだ? ワンマンもあったのに。
その後はストーリーのほうに引き込まれていって、普通に楽しんでしまいました。
終了後は、劇団員(アイドル的なものもやっているらしい)と一緒に物販させてもらえることに。
数人の珠乃ヲタとともに列に並ぶ。
『あ!来てくれたんですか? ありがとう。』
...... 珠乃チャンはやさしい
....... 少なくともアイドルとして物販に立っているときは。
私個人についてそう思っているか、アイドルじゃないときもそう思ってくれているか、は甚だ怪しいけど、それを言っちゃどうしようもない。
アイドルは虚構だ。
でも、そのアイドルを好きな気持ちは、虚構ではない。
これからの、彼女の【女優】としての可能性について考えたくなった一夜でした。
タタカッテシネ 2016.7.29 寺田珠乃客演公演(写真は別の時のもの)
すべての調和へむかって...(闇2)
『....... 〇〇が辞めさせられたのはあいつのせいだ』
『でも、あいつとくっついてる◇◇もおんなじだ』
『◇◇は許せない』
『ゆるせない』
もちろんほかにも理由はたくさんある。
あの時のディレクションや、
あの時の言い草。
私はハウプトのことをこれだけ思って毎日やってるのに
あいつらは何もやってないで文句だけ言う
最近、ひどいこと、無理なこと、病むことばかり言われるようになった。
........ ワタシをつぶす気?
すべての調和へむかって...(闇1)
『なんでこんなこともできないんだ!』
『音程があってない』
『ダンスがバラバラだ!』
『やる気がないんだろ』
『もっと曲に入り込め!!』
『陶酔が足りないんだよ、話にならない』
『そんなお遊びなら、やめちまえ!』
〇〇がまたくっついたよ...
これで何度目? 何人目??
〇〇のことでXXさんにばれて、もう続けられないところまで来ている。
『....... 落としどころを決めておかないと』
上のほうにも話が行ってしまうと、それこそ終わりだ。
『...... 闇から闇に葬るしかない』
『卒業、だな』
『この件については、俺からのアナウンス以外、一切口にしてはいけない。わかったな!』
......... はい。