2014年間ベスト20 3~1位
文字数が多すぎて細かくなってすいません
これで最後です
3.Morrissey / World Peace Is None of Your Business
僕がTeenage Fanclub以外では最も愛するバンドでThe Smithsのボーカルであり世界で最も愛するソロシンガーであるモリッシーの帰還を世界に告げた傑作です
モリッシーというとスミスやViva Hateのソロの初期しか聴いた事がないという人も多いでしょうが21世紀以降のモリッシーもコンスタントに傑作を出し続けてくれていますがなかなかレコード会社との契約もまとまらないことも多くモリッシーはレコード会社との契約がないままジャパンツアーも行っています
モリッシーは過激な発言をすることでも有名であり大手からは危険人物と見られているのかも知れません
そんな中でモリッシーが2010年代に最初のアルバムを今年出してくれました
それだけで本当は年間ベストにしたいししても良いとぐらいだと思います
とにかく今作もこれはモリッシーだーーーー!!!帰ってきたぞーーーー!!っていう曲が満載でモリッシーのソロを愛してやまない方の期待を裏切ることはないと思います
スミスとは違いますが是非ともスミスは好きだけどモリッシーのソロはよく知らないなあ…という人に聴いてもらいですしUK ROCKという呪縛から逃れることができない皆さんにも聴いて欲しい作品です
今作は今までと異なる点にフラメンコのようなラテン系のサウンドを多く取り入れている点があります
これは日本のモリッシー識者の方のブログにモリッシーは最近ラテンの人たちの中で人気が高くその影響ではないか?と書かれていました
私はラテンのリズムで踊りまくるモリッシーが観たいのです
再来日を待ってます
モリッシー帰ってきてくれてありがとう
そして、モリッシーはガンであることも告白しました
それでもツアーを続けているモリッシー
元気な姿で再び日本に帰って来てください
2.Ed Sheeran / X
他の上位の作品ははっきり言えば僕の思い入れ加点だらけです笑
なので思い入れ加点を排除すれば僕はこの作品を年間ベストに選ぶでしょう
前作の素晴らしかったのですがエドシーランは多くのミュージシャン、バンドがコケる二作目で前作を遥かに超える作品を出して来てくれた
これでエドシーランは今度もいい作品をコンスタントに出してくれるミュージシャンになることが確定したと言っても良いでしょう
米英をはじめ世界中のチャートで一位、グラミー賞の最優秀アルバム賞ノミネート
まさに世界中で愛された一枚だと思います
マイナーな物のが良いというピッチフォーク的な謎の考えた方がこの世には存在しますが多くの人の心に届く作品には理由がある
この作品を聴けばそれが理解できると思います
とにかく曲が純粋に素晴らしいです
誰が聴いても「あっ、いい曲だなあ」と思える曲が詰まってます
僕はそんな作品が大好きですし歌物のそういう作品が大好きです
でも、エドシーランの凄いのはただそういうジェイムスブラント的な物のだけでなくソウル、HIP HOP、ファンクなどのブラックミュージックの要素をにくいまでに自然に歌物に取り入れている
それが素晴らしいです
多分今年一番聴いた作品です
1.D'Angelo and the Vanguard / Black Messiah
今年の年間ベストはこれしかないでしょう
我々は何年彼に出る出る詐欺に騙され続けたんでしょうか
ディアンジェロが新譜出したら本気出す!
なんてジョークがありましたが本当に出てしまってみなさん本気出してるのでしょうか
とにかくディアンジェロが新譜を出す
その時点で事件であり年間ベストにふさわしいのです
ディアンジェロが新譜を出す
それだけで十分で内容なんて二の次、三の次
マスターズリーグで往年の名選手がグラウンドをコートをピッチをフィールドを駆け回る
それで皆大喜び
それで良かったですよ
ディアンジェロの新譜なんて
でも、聴いて驚きました
確かにVoodooには劣るかも知れませんが15年間待って良かったと心から思えれるようなそんな作品でした
とにかく皆が待ってたディアンジェロの音なんですよ
クールなのにファンキーでとにかくかっこいい
ディアンジェロは世界の音楽をVoodooで変えてしまいディアンジェロ擬きみたいな音楽がたくさん生まれましたがやはりディアンジェロは別格でしたね
とにかく曲も演奏もかっこいい
ベースの音がたまらないんですよ
今年の最後にこんな作品に出会えて幸せでした
ディアンジェロ偉大なる復活
という訳でこちらが今年の私の年間ベストでした
今年もありがとうござました
2014年間ベスト20 5~4位
いよいよラストです
文字数が多すぎて細かくなってすいません
5.Cloud Nothings / Here And Nowhere Else
クラナシは元々大好きなバンドなんですが今作は彼らの最高傑作だと思います
1stの初期衝動満載のガレージパンク的な音と2ndの大人になったクラナシの音
その二つが究極とも言えるバランスで混ざり合ってるんです
本当に素晴らしい
もうすこし世界的にも評価されても良いと僕は思います
4.Embrace / Embrace
多分この作品を年間ベストの上位してる人、メディアはまずいないのではかと思います
ブリットポップという狂想曲のムーブメントが90年代の英国に存在していたことは多くの人がご存知だと思いますがそのブリットポップはオアシスとブラーという英国が同時代に奇跡のバンドを産んでしまったことに対する歓喜であり悲劇によって最高潮を迎えますがその中でアフターブリットポップとかポストブリットポップと呼ばれるようなオアシスやブラーみたいなバンドはとにかく契約しろ
そしたらデビューさせろ
売れるから
というハイエナのようなムーブメントが起こります
その中でメンズウェアやノーザンアップロアーなどUK ROCK好きには名前を聞くだけで笑えてくるようなバンドが山ほどデビューして売れましたが所詮はブーム
ブームが過ぎれば皆消えて行きました
今回紹介するエンブレイスもそういうアフターブリットポップ、ポストブリットポップムーブメントの中でデビューしデビュー作から英国でアルバム一位を獲得し華々しくデビューしますがブームが去ると他のバンドと同じように売れなくなりました
そんな時にアフターブリットポップの焼け跡から2000年以降コールドプレイやMUSEなど次世代の人気バンドが生まれる訳ですが97~00ぐらいはまさに暗黒の時代
しかしそのコールドプレイのクリスマーティンがエンブレイスのファンであることを公言しクリスマーティンがエンブレイスに曲を提供
その曲をリード曲としたアルバムは再び英国で一位を獲得
まさに不死鳥のようなバンドです
その後の次作も英国のアルバムチャートで一位
順風満帆かのように思えましたがここから彼らは8年間の沈黙をすることになってしまいました
私は彼らの曲のまさに歌物の日本の歌謡曲でしょ?これって?
というようなベタベタな歌謡ソングが大好きで本当に大好きなバンドでした
毎年、毎年、エンブレイス復活しないかなあー?と叶いもしない願いを願い続けていましたがまさかの復活!
それだけ僕にとっては年間ベストで良いです
内容は何故かエレクトロサウンドによってる所がある以外はエンブレイスです
というかダニーの歌声だけで僕には満足です十分です
帰って来てくれてありがとうエンブレイス
それしかないです
でも、聴いた事ない人には勧めないです笑
冷静に考えれば大して良くないし世界中で誰も年間ベストにあげてないのも当然だと思います
もし勧めるならOut Of Nothingという1度目の奇跡の復活を届け作品を勧めますね
僕にとってそういう特別なバンドです
2014年間ベスト20 10~6位
いよいよトップ10~6です
11位があるのになぜか10位が二個ありますが選べなかっただと思ってください
10.Run The Jewels / Run The Jewels 2
本当に単純にHIP HOPとしカッコいいですね
HIP HOPを聴いたことない人に聴いてもらいです
HIP HOPとして分かりやすい素晴らしくてカッコいい作品のにしかもフリーダウンロードできるからです
こんな作品をフリーでダウンロードさせてくれるなんてその心意気にも拍手です
10.Jack White / Lazaretto
ジャックホワイトのソロ二作目の作品です
前作も良かったですが今作もまた良かったですね
ジャックホワイトの真骨頂である狂気のギターが聴けるところもあり、カントリーっぽい曲もありジャックホワイトという人の才能、音楽性の奥深さをそのままコンパイルしたかのような作品だと思います
そうだよ!ジャックホワイトにはこういう作品を出して欲しいんだよ!
と声に出して言いたい作品です
特に僕はAlone In My Homeという曲が好きです
ベストトラックに選出したいですね
9.Pharrell Williams / Girl
まさに今年の音楽界の顔
ファレルの世界的大ヒット作品です
何故かピッチフォークを代表とする世界中の自称玄人層からの評価は低いですが私からすればこれを評価しない方が分かってないなあと思ってしまいますね
とにかくノリにノッてる男が作る最高にカッコよくてファンキーで艶っぽくて最高ですよ
売れてる音楽には理由がある
まさにそれを体現化しているような傑作だと思います
8.Steven Markmas and the Jicks / Wig Out at Jagbags
あの伝説のバンドPavementのフロントマンであるスティーブンマルクマスのバンドの最新作です
Pavement解散後はなりを潜めていたPavementっぽいというかローファイっぽい感じの曲もあってPavementは好きだけど解散後のマルクマスは聴いてないなあって人にこそ聴いて欲しい作品です
Pavementよ永遠に…
7.The New Mendicants / Into the Lime
私が世界で最も愛するバンドTeenageFanclubのフロントマンであるノーマンブレイクがジョーパニスと組んだニューバンドのフルアルバムです
とにかくノーマン節というかノーマンが作った美メロが満載で僕にはたまらないんですよ
TFC以外のノーマンの作品で一番好きですしノーマン節を聴いただけで無条件幸福です僕は
聴いてて暖かくなるような作品です
6.The War On Drugs / Lost In The Dream
世界中のメディアの大絶賛されて年間ベストにも多く顔を出している今作
僕は本当にこれは相当聴きました
1日で10ループぐらい聴いた人もありました
牧歌的な暖かいアコースティックサウンドです
と言ってしまえばそれだけなんですし過大評価されすぎじゃねえ?
という人はそういうことで地味な作品だなと思ってると思いますが曲の力が素晴らしいですしただの耳触りの良いアコースティックサウンドとは違う魅力がこの作品には溢れています
僕に心がなくなりただ音楽だけで選ぶならこの作品を年間ベストにしたと思いますし私の年間ベストはこの作品だと言っても差し障りないです
20
今年の僕のテーマは「歌ものと偉大なる復活」です
年間ベスト2014
まずは20~11位
EPやん!!!
って突っ込みもあるかと思いますが
僕が勝手に決めてるものなんでランキングに入れます
とにかく今年の個人的な一番の出会いはサマソニでの彼らでした
これはアクモン越えるかも知れない・・・
そんな予感がしたんです
それぐらいの衝撃でした
まだアルバムは2015年発売だけどアルバムで「あーあハイプだったな笑」って可能性も高そうなんでどうしても今年何からの形でランキング入れたかったのでいれました
本当に僕が今高校生なら彼らに夢中になってたと思います
本当に期待してるのでどうか本物であってください笑
スペインの女性シンガーソングライターであるルルデスエルナンデスことロシアンレッドの世界デビュー二作目の作品です
愛してやまないblurのデーモンさんの初のソロ名義の作品です
全く知らなかったんですが信頼できる音楽好きな方が絶賛されていたのでチェックしてみたら凄く良くてかなりハマりました
WEEZERの新譜って…
14.Pink Floyd / The Endless River
ピンクフロイドのまさかの新譜です
最初ピンクフロイドの新譜?
音源集みたいなもの?
インスト?
13.Sam Smith / In The Lonely Hours
もうこの作品は完全にサムスミスの声の力がものを言ってますね
これほどの声に力を持っているシンガーはそうそういないですね
ジェフバックリーを初めて聴いた時のような感動がありました
11.Flying Loutus / You're Dead!
天才の名を欲しいままにしているロータスの新譜です
2014年間ベスト20(に惜しくも漏れたけど良かった作品)
Nico & Vinz / Black Star Elephant
今年は歌物を聴きたいという自分の中のモードような物があってまず歌物として本当によく出来てて素晴らしいと思うんですけど、そこにアフリカンビートを入れたりただのR&Bじゃない良さがあって良く聴いてました
歌物の作品として凄く良かったです
David Guetta / Listen