2017年上半期 デジタルカメラ最新ラインナップ | まりん

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カメラ、鉄道ファンのブログです

2017年もまもなく5月に突入しようとしています。

 

2017年4月30日現在の、国内のデジタルカメラの最新ラインナップを各社ごとに紹介していきたいと思います!

コンパクトカメラなどがスマホなどの台頭で売上が伸び悩む中、各社生き残りをかけた戦いが始まっています。

 

以下、独断と偏見で似たような性能のモデルを比較しているので、その比較はおかしいなどといたご指摘があるかと思いますがご了承ください。

 

フラグシップモデル

まず、先日ソニーから発表されたα9が属するであろうフラグシップ。

従来までこの位置はNikonとCanonの二台メーカーが独占していましたが、今回のSONYの発表で大きくかわっていきそうな予感です。

 

Nikon

D5(2016年発売)、約70万円

2082万画素、常用ISO100-102400(最大3280000)、最大12fps(ミラーアップで14fps)、4K UHD 30p動画、153点AF、1/8000-30

主に4年に一度の間隔(オリンピックに合わせて(?))で発売されるモデルで、その最新機種。

高感度耐性が飛躍的に向上し、153点ものフォーカルポイントを備えたもので、当時かなり大きな話題に。

 

Canon

EOS-1DX markII(2016年発売)、約70万円

2020万画素、常用ISO100-51200(最大409600)、最大16fps、4K UHD 60p動画、61点AF、1/8000-30

こちらも主に4年周期で発売されるモデルで、その最新機種。超高速連写とAFで話題に。

 

SONY

α9(2017年5月発売予定)、約50万円

2420万画素、常用ISO100-51200(最大204800)、最大20fps、4K UHD 30p、693点AF(位相差)、1/32000-30

先日ついに発売されたSONYの最新フラグシップ機。α99IIのようなボディで発売されると予想されていたが、α7のようなボディでのデビュー。従来の「ミラーレスで動体は無理」と言われた時代は完全に終わり、新たな時代の幕開けを感じました。同時に100-400mmの超望遠ズームレンズも発表され、SONYのカメラ業界での今後の動きに目が離せません。

 

高画素モデル

D810、5D4を始めとする高画素モデルです。

 

Nikon

D810(2014年発売)、約35万円

3635万画素、常用ISO64-12800(最大51200)、最大6fps

発売からすでに3年ということで、後述のD7500同様そろそろ後継機の発表が噂されるモデルです。天体撮影に特化したD810Aもあり、Nikonにおける高画素最上位モデルとして君臨しています。今後、連射性能の向上、4K動画などが主に求められています。

 

Canon

EOS 5D mark IV(2016年発売)、約40万円

3040万画素、常用ISO100-32000(最大102400)、最大7fps

当時40万円超えの発表で話題になりました。現在では価格はさがってきていますが、人気は衰えていないようです。1Dxmk2と同等のDIGIC 6+が採用されており、かなり完成されたものだと思います。

 

SONY

α7R II(2015年発売)、約30万円

4240万画素、常用ISO100-25600(最大102400)、最大5fps、位相差399点、5軸ボディ内手ぶれ補正

ミラーレスの強みを活かして小型ボディ、5軸ボディ内手ぶれ補正、位相差399点AFとα9同様、ミラーレス業界の新たな幕開けとなった機種だと思います。

 

α99 II(2016年発売)、約38万円

4240万画素、常用ISO100-25600(最大102400)、最大12fps、位相差399点、5軸ボディ内手ぶれ補正

SONYフラグシップ機の「9」が使用されており、α9と並ぶモデル。高画素かつ超高速連写かつ5軸ボディ内手ぶれ補正と、多くの性能を兼ね備えておりこちらも今後のカメラ業界での新たな幕開けとなりそうです。

 

 

高速連写に重点を置いたモデル

D500や7D2を始めとしたモデルです。

 

Nikon

D500(2016年発売)、約20万円

2088万画素、常用ISO100-51200(最大1640000)、最大10fps、153点AF

D300sの発売以降長らく発売されなかったnikon DXフォーマットの最上位モデルです。サプライズでの発表で驚いたのを覚えています。超高感度撮影も可能で、これまでの動体撮影の可能生を大きく覆しました。軽量ボディでD5と同等のAFシステム、そしてSnapBridgeで今後のミラーレス市場に立ち向かってくれることを望みます。

 

Canon

EOS 7D mark II(2014年発売)、約15万円

2020万画素、常用ISO100-16000(最大51200)、最大10fps、65点AF

従来動体撮影はnikonのD7000、D300シリーズやcanonの7D、70Dなどが主でしたが、2014年の登場以来、比較的安価な価格と性能から爆発的に売れ、とり鉄などでは多く見受けられるようになった大ヒットモデルともいえます。

 

SONY

α6500(2016年発売)、約13万円

2420万画素、常用IS100-25600(最大51200)、最大11fps、425点位相差AF、5軸ボディ内手ぶれ補正

小型ボディで低価格で、ミラーレスの強みである手ぶれ補正と多くのAFポイント。D500の発売で153点AFを聞いた時と同じような驚きでした。今後レンズラインナップがすすんでくるとNikon、Canonにとって大きな脅威となるでしょう。

 

OLYMPUS

OM-D E-M1 mark II(2016年発売)、約20万円

2037万画素、常用ISO64-6400(最大25600)、最大60fps、121点クロスタイプ位相差AF、5軸ボディ内手ぶれ補正

60fpsというもはや動画と同じ超高速連写かつ、クロスタイプ位相差AFで完璧なAFを生み出したOLYMPUSの最上位モデル。ミラーレス市場でナンバーワンを占めるOLYMPUSもついにこの市場に参入してきたかという印象で、これまでのミラーレスの常識を大きく覆すものになりました。

 

Panasonic

LUMIX DC-GH5(2017年発売)、約23万円

2033万画素、常用200-25600(最小100)、最大12fps、255点AF、1/16000-60、4K60p

静止画というよりは動画がメインとなるモデルで、YouTuberの方で使用されている方も多いのかと思います。

 

中級機

 

 

Nikon 

D7500(2017年発売)、約15万円

2088万画素、常用100-51200(最大1640000)、最大8ps、51点AF

D500の発売で長らくDXフォーマットの最上位の呪縛(?)から解放されたD7000シリーズの最新モデル。D7200のダブルスロットをシングルスロットに変えるなどしたいっぽう、標準で8fpsに上がるなどセンサーはD500と同じものを搭載し、間隔としてはD300sとD90のような関係でしょうか。D7200の正統進化出ないことは確かです。

ところで、ISO感度の最大がNikonは今後もインフレしていくんでしょうか...??

 

Canon

EOS 80D(2016年発売)、約10万円

2420万画素、常用100-16000(最大25600)、最大7fps、45点AF

CanonのカメラはNikonと比べて5万ほど安いイメージで、私がD500を買った際も7D2が約5万ほど安く羨ましいなと思うことがありました。比較的安価で買いやすいことからアマチュア層にはかなり受けているようです。

 

 

OLYMPUS

OM-D E-M5 MarkII(2015年発売)、約8万円

1605万画素、常用100-1600(最大25600)、最大10fps、81点AF、5軸ボディ内手ぶれ補正

気軽に持ち運べる大きさでこれほどまで性能がよく、ミラーレス市場を支える大きな柱になっていると思います。扱いも難しくないですし、メカニカルな見た目から特に若い男性陣からの人気は

大きいようです。

 

Panasonic

LUMIX DMC-GX8-S(2015年発売)、約8万円

2030万画素、常用ISO200-25600(最小100)、最大40fps、49点AF

小型で気軽に4K動画が撮影でき、見た目もクラシックなことから日頃のストリートフォトには最適化と思います。

 

エントリーモデル

ライトユーザー層にも気軽に手が届きやすく、カメラへの入口になっているのではないかと思います。

スマホとの連携もBluetoothで行え、対スマホ戦線の最前線でもあります。

 

Nikon

D5600(2016年発売)、約7万円

2416万画素、常用ISO100-25600、最大5fps、39点AF

D5500からのマイナーチェンジとなりましたが、D5300、D5500と並んで3種類でラインナップがなされているモデルの最新機種。SnapBridge、様々なモード、可動式モニタなどミラーレスに近い存在ではないかと思います。家族向けモデルとしての位置づけです。

 

D3400(2016年発売)、約5万円

2416万画素、常用ISO100-25600、最大5fps、11点AF

D3300からのマイナーチェンジで、小型軽量化、SnapBridge搭載、初心者モードや超軽量レンズシリーズのAF-PシリーズとのレンズキットなどNikonの一眼レフ新規顧客開拓事業の要とも言えるのではないかなと思います。

 

 

Canon

EOS 9000D(2017年発売)、約10万円

2420万画素、常用ISO100-25600(最大51200)、最大6fps、45点AF

canonのエントリー機ではkissシリーズが有名かと思いますが、この機種との大きな違いは上部モニタの有無です。

小型軽量でNikonと同様新規顧客開拓事業の要ではあるかと思います。

 

EOS kiss X9i(2017年発売)、約7万円

2420万画素、常用ISO100-25600(最大51200)、最大6fps、45点AF

家族向けモデルで、kissシリーズ最新モデルです。最新のDIGIC7を搭載してエントリー機ながら高速連写ができ、小型軽量化が図られています。

 

SONY

α5100(2014年発売)、約4万円

2430万画素、常用ISO100-25600、最大6fps、179点位相差AF

小型軽量でミラーレスの特徴を活かしつつも、高性能を凝縮したモデル。多彩な撮影機能を備え、優れたオート機能で家族向けモデルでもあります。

 

OLYMPUS

OM-D E-N10 MarkII(2015年発売)、約6万円

1605万画素、常用ISO100-1600(最大25600)、最大8.5fps、81点エリアAF、5軸手ブレ補正内蔵

毎日使えるスタイリュッシュ一眼として、小型さと使いやすさが前面にアピールされています。連射性能は中級機並で、様々なモードも搭載されておりまさにエントリー機と言える位置づけです。

 

 

 

 

PEN E-PL8(2016年発売)、約7万円

1605万画素、常用ISO100-160(最大25600)、最大8.5fps、81点エリアAF

いわゆる「カメラ女子」を対象にしたpenシリーズの最新モデル。カメラブームにうまく乗りつつシェア拡大をしています。omdシリーズとは違い、可愛い見た目も支持を受けています。

 

 

Panasonic

LUMIX DC-GF9(2017年発売)、約7万円

1600万画素、常用ISO200-25600(最小100)、最大10fps、49点AF

こちらもいわゆるカメラ女子などを対象にしており、自撮りや小型ボディに4Kといった最新技術が詰め込まれた一品です。